息子が東京まで会いに来てくれた
三月末の日曜日、息子が東京に会いに
来てくれた。
2人息子がいるが次男の方だった。
もう年は27歳になる。
元妻と離婚協議している時に、
顔を見せたくらいで
おおよそ4年弱になる。
ずっと仕事で名古屋に勤務していたので
息子が22歳の時からあまり会うことは
無かったが
本当に久しぶりである。
とりあえず私の家に荷物を置き近くの
銭湯にいった。
そしてあまり居酒屋さんを知らない
私が以前から
息子がくるならここにしようと思っていた
焼きとんのお店に入った。
一緒に酒を呑んだ
(とはいえ私は断酒中なので
ノンアルコールビールだが)
まるで変っていない様子であった。
話を聴くとこの12月に結婚するらしい。
そして名古屋勤務の会社を辞めて
大阪の会社に転職するという事らしい。
成長したよな~。
ホンマに一人前の大人になったよな。
なんか凄く嬉しかったのだが、
月日が経つのは
誰にも平等に起こるもので、
私の27歳の時は
次男はまだ1歳の可愛い頃であった。
私の離婚後の状況と今の生活、
これからの事を
全て話した。
離婚後の財産分与も責任を持って
清算することも
はっきり伝えた。
息子は
「離婚はオカンとオトン。
どちらも悪いところがあるけど
とりあえずオトンが元気で良かった」
と言ってくれた。
全く知らない土地で初めての客人が
次男であった事が
嬉しかった。
一日目は私の狭い部屋で宿泊し、
次の日の22:50発の
夜行バスに乗って帰る予定なので
バスターミナル手前まで
見送った。
帰りの電車の中、何かふいに寂しくなり
このまま東京で生活していく事への
躊躇感がチラホラ頭の中に出てきた。
自分が決めた道。しかし自分の財産である友人が関西に住んでいる。あらたに財産である友人を増やしていこうとしたが、同時にお金が発生する。なので元の関西に戻り
もう一度転職活動するのもありかと思い出してきた。
だた
決して前の大企業を選択定年したことは間違っていない!!!
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