webライターを始めてもnoteをやめられない理由
てっきり、webライターを始めたらnoteの記事を書かなくなるのではないかと考えていました。
webライターとして活動をはじめ、そちらの仕事量が増えてくると、だんだんnoteの記事を作成する時間が短くなっていきます。
その際私が感じたのは、誰に依頼されたわけでもないnoteを、趣味のまま続けたいということです。
仕事ではなく趣味であるから、それが私のnoteをやめられない最も大きな理由になります。
思っている以上に、私にとって仕事とnoteは別物であったようです。
同じよろこびであったとしても、仕事の記事で得られるよろこびはnoteでは得られず、その逆もしかりです。
本日は、作成時間が短くなっても書きたいと思えるnoteの記事が、どのように作られているのかをお話しします。
日々noteの更新を続けられているみなさまや、偶然この記事を読みにきてくださったみなさまに、少しでも記事を書く楽しみを共有できればうれしいです。
私のnote作成の流れ
私は
ネタをGoogleKeepに書き留めておく
書き出し部分と構成をスキマ時間に作成する
仕事に疲れたときに下書きを8割程度完成させる
事前に時間を確保し仕上げる
異なる環境で読み返して投稿する
といった流れでnoteの記事を作成しています。
一つずつ、工程の詳細をお話ししていきます。
1.ネタをGoogleKeepに書き留めておく
ネタをわざわざ探すことはなく、日々の生活にてふと気づいた点を記事にしています。
ネタが転がっているのは、本の一文であったり、会話での一言であったりと様々です。
それらをGoogleKeepに箇条書きで書き留めておきます。
あらゆる物事が記事になると知ってから、自身の感情と向き合う時間が長くなりました。
それに伴い、自身がどんな人間であるのかを以前よりも知れています。
2.書き出し部分と構成をスキマ時間に作成する
通勤や、待ち合わせ前のちょっとした時間にGoogleKeepの箇条書きを眺めています。
そこから、どのような切り口で記事を書くか検討し、書き出し部分と構成を作成しています。
いざデスクに向かって記事を書く際にまとめて構成を作成するよりも、このように事前に準備をしておくと、スラスラ記事を書けるのがメリットです。
なんと言いますか、構成を頭に入れながら生活していると、無意識のうちに詳細な内容が練られている感覚があります。
大原昌人さんの「すべての仕事を2分の1の時間で終わらせる ガチ速仕事術8選」に書かれていました、大まかな方針だけ考え放置しておくと脳が無意識にその詳細を考えていてくれる、という状態に近いのかもしれません。
この手法により、趣味の記事作成に余計なストレスを感じずに済んでいます。
3.仕事に疲れたときに下書きを8割程度完成させる
無意識に練られた記事の内容を文字に起こすタイミングは、仕事の休憩時が多いです。
どうしても仕事であると、ストレスを感じてしまいます。
このストレス発生から解消までの流れは
仕事に疲れてきた
作成する記事をnoteに変更する
書く楽しさを思い出す
仕事の記事作成に戻る
といった感じです。
そのため、私のnoteの記事一覧には、中途半端な状態で保管されている下書きがたくさんあります。
好きなことを仕事にしなければ受けられない恩恵であり、この手は使わないわけにはいかないでしょう。
このような方法で、8割程度の記事にしています。
個人的には、この時間が5ステップの中で1番のお気に入りです。
4.事前に時間を確保し仕上げる
8割程度の記事を10割にする工程は、スキマ時間ではなく、休みの日の一定時間を設けて行います。
これが唯一、noteのために設けられた時間です。
「今週の土曜日の午後一はnoteの記事を書く時間にしよう」といった予定を立てておきます。
それをモチベーションに休みの日の朝に早起きして、やるべき仕事を片付けています。
楽しみを残した状態で休日に仕事を行えていることが、記事納品の締め切りと戦い続けていられる秘訣かもしれません。
本業もwebライターも好きではあるのですが、なんだかんだ最もモチベーションを上げてくれるのは、趣味なのでしょう。
5.異なる環境で読み返して投稿する
投稿する前に、出来上がった記事を読み返すようにしています。
この工程は、パソコンではなくスマホで行うことが多いです。
ストレッチ中に音読しながら内容を確認しています。
記事を見る環境をパソコンからスマホ、デスクからベッドに変えると、これまで気づかなかった文章の違和感を見つけられます。
何事においても、視座を変えることは大切なのでしょう。
この工程を経て、ようやく投稿が完了します。
まとめ
本日は、webライターを始めてもnoteをやめられない私が、どのようにnoteの記事を作成しているのかを書きました。
少しでも共感いただけた部分があればうれしいです。
同じ動作であるのに、書くことは、仕事にも趣味にもなります。
こんなにも仕事と趣味の距離が近くなったのは初めてです。
これからも両方を楽しみながら、互いの質を向上させ、まだ知らない感覚と出会えればと思います。
ではまた、次の投稿で。