0と1の大きな違い〜ライターを始めたい友人との話を通して感じたこと〜
習慣に関する本がたくさん発売されていることからも、物事を習慣化して継続することの難しさは明らかでしょう。
しかし、それ以上に、継続したいことを始める最初の一歩は難しいのかもしれません。
先日、久しぶりに中高時代の友人と会いました。
彼女はライターを始めたいと考えており、ちょうど最近ライター活動を開始した私の話をしてみました。
その会話を通して感じたのは、最初の一歩を踏み出すことの重要性です。
その詳細を記事にまとめます。
副業が当たり前になりつつある現在において、ライター活動を検討されている方、開始されたばかりの方に、私の実体験を共有できればうれしいです。
準備はほどほどに、まずは書いてみたほうがよい
準備をすることはもちろん大事です。
しかし、私は可能な限り早く一歩を踏み出したほうがよいと考えています。
その理由を2点、以下に書いていきます。
スクールに通ったり資格を取ったりすることは、実践と並行すると効率が上がる
何かを始める上で、知識や資格を有していることは自信になります。
彼女は、美容の資格を取得したり、ライターのスクールに通ったりしてからライター活動を始めたい、と言っていました。
私はこの考えに対し、ライター活動もあわせて始めてしまったほうがよいのでは、と伝えてみました。
なぜなら、資格の取得や知識の習得をすること自体が目標とならないようにするためです。
あくまでも、それらは手段でなければならないと考えています。
資格の勉強をしていると、「〇〇検定△級に受かる」ということが目標となってしまうことがないでしょうか。
「ライターとして記事を書く」という活動をしながら資格の勉強をすると、「〇〇検定△級に受かる」は常に手段であり続けると思います。
さらに、実際の記事作成においてどのように活かせるかをイメージしながら勉強できるので、学習効率が上がると考えられます。
知識があっても意外と書けない
何事もそうかもしれませんが、知識があることと、それを実践できることは別でしょう。
たとえば、スポーツの知識があっても、いきなり思い通りに身体は動かないと思います。
ライター活動においても、早めに記事を作成して発信することに慣れる時間が必要ではないでしょうか。
私にとって、noteで記事を作成していたことが、ライター活動を開始した際の負荷を減らしてくれたと思っています。
また、思わぬ恩恵が得られることもあるものです。
クラウドワークスにて、依頼者の方が私のnoteを見て、どのような文章を書くのか確認してくださっていたことがありました。
早く始めることは、積み上げられるものを1つでも増やせるという観点からも、重要と言えるでしょう。
気持ちが熱いうちに、失望と疲労を感じておいたほうがよい
物事は最初からうまくいかないことの方が多いのではないでしょうか。
そのため、目標に対して気持ちが熱いうちに、うまくいかない状態をたくさん乗り越えたほうがよいと考えています。
具体的に、私がライター活動をはじめて一ヶ月、どのような気持ちの起伏があったのか例をあげていきます。
お祈りすらしてもらえない落選の日々
クラウドワークスに登録した直後は、ひたすら案件に応募をしてチャンスをいただけるのを待ちました。
ほとんど落選することは覚悟していましたが、予想以上に気持ちが沈んだのを覚えています。
印象的であったのは、落選の際、その旨を連絡してもらえることの方が少ない、ということです。
就職活動の際ですら、落選したら企業からお祈りメールをいただいていました。
募集期間が終了し自分に連絡がない=自動的に落選、というシステムは、初心者ライターの私にとって受け入れるのにすこし時間がかかりました。
慣れないことに対する疲労度は想像以上
仕事でもnoteでも文章を作成しているはずなのに、ライターとして記事を書きはじめた頃は、何倍も疲労を感じました。
異なる環境でプレッシャーを感じながら記事を書くことは、自分が思っている以上に疲れるものです。
ライター活動をはじめたばかりで、モチベーションが高く維持されていたため疲労と向き合えましたが、時期がずれていたらやめてしまっていたかもしれません。
モチベーションには起伏がありますので、それだけで物事を乗り切り続けるのは避けるべきだと思いますが、時には利用してもよいと思います。
準備をした分だけその失望は大きく感じる
彼女のように資格の取得のような事前準備をしていなかったことが、落ち込みすぎずに済んだ理由の一つであったと感じています。
たくさん準備をして、練習をして臨んだ試験や試合で期待通りの結果が出ないと、どうしても気持ちが沈んでしまいます。
これから成長する見込みしかない、ぐらいの段階で何かを始めた方が精神的な観点からは好ましいこともあると思いました。
まとめ
初めの一歩は限りなく早く踏み出したほうがよい、という私の考えを経験とあわせて記事にさせていただきました。
経験が0か1か、は自身の行動の質に大きな影響を与えると思います。
これからどう改善したいか、の起点が自身の中で明確になっていることは非常に重要です。
何事も経験(起点)と目標を設定し、間の道にどのような要素(原因・解決手段)があるのかを考えると、プロセスも結果も納得のいくものになるでしょう。
私はライターとして0から1(もしかしたら0.1?)に踏み出しましたが、さらに成長するために、いくつもの課題と向き合うことになると思います。
先輩ライターのみなさまの記事やブログなどを見させていただきながら、自分なりの解決法を見つけていきます。
ではまた、次の投稿で。
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