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大人になってから受験勉強した方がラクだった理由がわかりました

私は30歳になってから東大受験に挑戦したんですが、勉強しながらずっと不思議に感じていたことがありました。

「なんでこんなことが高校生の時にわからなかったんだろうな~。昔より今の方が頭良くなってる実感がすげーあるな~」と。

学生時代よりも勉強したことがなんだかスルスルと頭に入っていくのです。

高校生の頃なんて早々に大学進学しないと決めたこともあり、自宅学習した時間は3年間トータルで100時間もないぐらいですから、まあ当然っちゃ当然かもしれませんが…

もちろん一つの要因として、塾講師の仕事を始めたことで、生徒に教えるために小・中の内容を一から復習し、高校レベルの勉強に入るための基礎がガッチリ固まっていたことが大きかったと思います。

が、もう一つの理由としては、単純に大人になってからも脳が成長しているからでした。

最近仕事に関連して ↑ の本を読んだんですが、脳には視覚や聴覚、運動系など8つの番地があって、使えば使うほど、また互いに連携させればさせるほど機能が上がったり、年齢を重ねても衰えるどころか成長するということが書いてあります。

私の場合だと、塾の仕事で曲がりなりにも勉強を続けたことで、自然と脳が鍛えられていたのでした。

また、東大合格のためにはやはり大量の情報を暗記する必要があるのですが、ポジティブ感情を伴ったり、反復とアウトプットを意識することで効率よく記憶が定着するなど、私が無意識でやっていたこともほとんどそのまま書いてあって、「だからあんなに勉強がラクだったのか」と納得しました。

当時はそんなことを知らずにやっていましたが、結果的にメチャクチャ効率がいいやり方で勉強できていたんですね。

↑ の本のタイトルには「一生頭がよくなり続ける」とありますが、私の実感としては本当にそうだなあと思います。

15年前、塾講師になりたての頃に読んだ ↓ の本にも、50歳(60歳だったかな…?)になっても脳が発達し続けているロンドンのタクシー運転手の話がありました。

大人になって勉強しながら「歳をとってきて記憶力が…」とか、「やっぱり若いときみたいにガンガン勉強できないな…」と感じている人には勇気が出る内容なので、オススメです。

ちなみに私の具体的な受験勉強の記録は ↓ の記事にまとめていますので、よろしければこちらもご覧ください。

ここまでお読みいただきありがとうございました。

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