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2×2=4は英語で何と言う? 算数にまつわる英語を紹介!

プラス、マイナスやイコールなど、カタカナで定着した算数にまつわる英語は知っていても、かけ算や割り算、分数や小数などの英語表現は意外と知らないという人も多いのではないでしょうか。

今回はそんな数や計算に関する英語のあれこれを紹介します!

足し算

1+1=2 を英語で言うとどうなるでしょうか。

答えは One plus one equals two. です。

+ は plus、= は equal(ここでは動詞で三単現の s がついている)なので、日本語の「1足す1は2」と同じですね。

他にも sum(合計)という語を使って 、1+2=3であれば

The sum of one and two is three.(1と2の合計は3)と表現することも出来ます。

また、少し回りくどいですが add(足す)という語を使って 

Two added to one makes three. (1に2が足されると3になる)

などという言い方もあります。

引き算

では 3-2=1 はどうでしょう。

これも足し算と同様に考えて、Three minus two equals one.  となります。
ー が minus ですね。

他にも difference(差)、between(間)という語を使って

The difference between three and two is one.(3と2の間の差は1)と言うことも出来ます。

また、subtract(引く)という語を使って

Two subtracted from three gives one.(3から2が引かれたら1になる)

などという言い方もあります。

掛け算

タイトルにも書いた 2×2=4 はどうなるでしょうか。

これは Two times two equals four. と表現します。

掛け算では × のところに times(倍)という語を使うんですね。
time(時)とは違うので、注意が必要です。

他にも product(積)という語を使って 2×3=6であれば 

The product of two and three is six.(2と3の積は6)と言うことも出来ます。

また、multiply(掛ける)という語を使って 

Two multiplied by three makes six.(2に3が掛けられたら6になる)

などという言い方もあります。


割り算

今度は 8÷4=2 を英語にしてみましょう。

これは divide(割る)という語を使って

Eight divided by four is two. (4で割られた8は2である)と表現します。

割り算だけ日本語の「8割る4は2」という感覚とはちょっと違いますね。

 他にも quotient(商)という語を使って  

The quotient of eight and four is two.(8と4の商は2)と言うことも出来ます。

また、9÷4=2…1のように余りが出るときは、remainder(余り)という語を用いて

Nine divided by four gives two with a remainder of one.(4で割られた9は1の余りを伴って2になる)

と表現します。


分数

1/3(3分の1)を英語にすると、どうなるでしょうか。

答えは one third です。

分子は one, two, three, の普通の数字(基数)で、分母は first, second, third, の順番を表す数(序数) で表します。

読む順番は日本語と反対で、分子 → 分母の順に読みます。

分子の1は one の代わりに a を用いて a third としてもOKです。

もし2/3(3分の2)のように、分子が2以上の場合は、分母の序数に複数形の-s を付けて two thirds となるので注意です。


分母が2の時は second の代わりに half(半分)の語を使います。

1/2(2分の1)なら one half または a half

5/2(2分の5)なら five halves ( halves は half の複数形)ですね。


分母が4の時は fourth の代わりに quarter を使うこともあります。

1/4(4分の1)なら one fourth, a fourth,  one quarter, a quarter どれでもOKです。

3/4(4分の3)なら three fourths または three quarters ですね。


また、口語であれば over や by を挟んで、分子も分母も基数で表すこともあります。

2/3(3分の2)なら two over three または two by three という感じです。

こっちの方が言いやすそうですね。


ちなみに分数は 英語で fraction ですが、真分数は proper(適切な) fraction、仮分数は improper(不適切な)fraction、帯分数は mixed number(混ざった数)と言います。

4/3(3分の4)のように、分母より分子の方が大きい仮分数だと「不適切」呼ばわりされるのが面白いですね。

2・1/3(2と3分の1)のような帯分数の読み方は two and one third または two and a third です。


小数

小数は分数と比べてシンプルで、小数点の部分を point と発音し、後はすべて数字を一つ一つ普通に読むだけでOKです。

例えば 1.23なら、one point two three と読みます。

正式な読み方では point の代わりに and を用いたり、小数第一位の数には tenth、小数第二位の数にはhundredth、というように、小数の最後の数字には桁を表す語を付けたりするなど、色々と細かいルールがあります。

先ほどの1.23であれば、正式に読むと one and twenty-three hundredths になります。

日常で使う分には、最初の例で書いたように point を使って普通に数字を読む方式で構いません。


まとめ

ここまで算数の計算や数にまつわる英語を色々と見てきましたが、いかがでしたでしょうか。

小学生レベルの計算でも、英語になると何だか難しく感じる気がしますね(笑)

他にも図形の面積や体積、不等式や √(ルート)の表し方など色々ご紹介したいのですが、長くなるので別の記事でまた書きたいと思います。

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