コロナ失業者の支援1:インドの最高頭脳集団によるジャイプール支援
本日は昨日話した支援団体の情報をまとめ、共有します。
私個人としては信頼でき、支援した分だけ人が救われると思える活動であると考えています。
英語の説明は下記にまとまっています。
https://milaap.org/…/support-shri-kushal-guru-jain-charitab…
■対象:
コロナを機に失業した日雇い労働者など。(元メイド、ベビーシッター、建設現場作業員、配達員など。)
■上記の方の課題:
失業により収入がなく、手元にお金もなく、かつ政府からの食事配給・医療サービスを受けられない。放っておくと飢えに繋がる。中には家もない人も。
■地域:ジャイプール全域
■支援の概要:
「No one Sleeps Hungry」を掲げ上記の対象者への食料およびマスク、消毒液等の配布
■支援の現状:
3/21から4/3までの活動において週あたり10,400人を支援中。サプライヤーと対象者とをつなげるコールセンターの設置。46,300の食料パッケージを提供済み。新聞に活動を掲載してもらい、電話が使えれば誰でも電話問い合わせできるようにしている。
資金集めもしているが、すでにボランティア活動をしている。地元政府との協力関係もあり、ロックダウン下でも許可を得た上で外出して活動ができている。
ボランティアの方は自分の仕事もある人たちだが、今は80%の時間をボランティア活動に割いている。
現在10,400人の手助けをしているが、全体として50,000人助けることが一旦の目標値。
-彼らが把握できている現状の対象者の数であり、増加することは必須かと思われる。
-支援期間はこの困難な状況がいつまで続くかわからないため、断定できない。
■支援活動者:100人のボランティア。IIMB卒業生らを中心に活動中。IIMBはインドで最も優秀なビジネススクール。
■活動を信頼している根拠
紹介してくれた人(=IIMBの卒業生)とコロナ前から日々コミュニケーションを取っており、信頼していること。
毎日の活動をSNSのグループで報告しており、私もその中に入れてもらっている。
例えば
「今日はこの人たちの晩御飯を提供したいのだけれど、70人分の食事を用意できているところがあるのか?」
→「できるところがあるのでつなげる」
といった具合で、サポートしあっている。
重ねて完了したかどうかの確認も連絡しあっている。
・活動内容が具体的で必要さが想像ができる
■支援方法:現在はインドルピーでの支援のみ可能。日本円しか持ち合わせていないが支援をしたいという方は個別にご連絡ください。(方法考えます)
https://milaap.org/…/support-shri-kushal-guru-jain-charitab…
■活動関係者
http://www.jainminority.com/pages?text=aWQ9MTA0
https://www.linkedin.com/in/kjainiimb/
※個人の所感
私はこの団体や個人から金銭やメリットを受け取ることはないですし、そもそも誰かの仕事を通して得たお金を個人の人件費に当てることに抵抗があります。
彼らが本当に1ルピーも懐に入れていないかどうかはわかりませんし、わかりようがありません。
とはいえ彼らにしかできないような活動をしていることを仕事と捉えて彼らの人件費として使ってもらっても何ら違和感がないとすら思っています。
基本的には現場を知らない、見たことがない活動への支援は一切しない信条なのですが、この異常時には一旦そこは抜きつつ信頼できると判断しています。
そんなの国がやればいいじゃん?では解決しないのでこういった活動は必要だと思います。役人は聖人君子ではなく、彼ら自身もロックダウンの中大変な生活だと思います。
ジャイプール以外にも、現在進行中のビハール州ガヤのスジャータ村や住んでいるハリヤナ州にも支援を必要とする人、毎日何かを食べて生き永らえるために支援が必要な人は大勢いるでしょうからいちいち一喜一憂せずに極力一次情報の事実を集めつつできることを実施していこうと思います。
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