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経営合宿→全社合宿でバリューを共創! モデラート未来合宿

こんにちは、合宿人(がっしゅくじん)です。
2023年の9月に、D2Cファッションブランド SOÉJU(ソージュ)を展開するモデラート株式会社で経営合宿を高尾のタカオネで実施しました。
その後、経営合宿にて出てきたバリュー(行動基準)を磨き上げ、
11月には全社合宿でのワークショップを合宿人で共創させていただきました。

企業における最上位の概念である、ミッション(パーパス)・ビジョン・バリュー(MVV)、美しくかっこいい言葉を掲げるだけにとどまっている会社も多いと感じておりますが、合宿人としてはそうならないよう、

  1. 経営合宿で理想の未来を描き、MVVのエッセンスを出す

  2. MVVを言語化し磨き込む

  3. 全社合宿で背景や想いと共に共有し対話する

という流れを強くおすすめしています。

というのも、
合宿人がご提供している「未来合宿」では、相互理解を深め、理想の未来を描き、実現するためのチャレンジを創出するというのが基本の流れとなりますが、この一連を体験すると、参加者のマインドは未来にシフトしてしまうため、どうしても合宿に行った人と、行かなかった人との理想の未来の解像度と熱量に差が出てしまいます。

これを放っておくと、そのギャップがミスコミュニケーションや分断となったり、日常業務に忙殺されていつの間にか元に戻ってしまうこともあり、もったいないです。

また、ミッション・ビジョン・バリューができたので、毎週の全社ミーティングで発表して。パチパチパチと終わってしまうこともありますが、これではつくった背景や想いは伝わらず、自分ごとにもならず、形骸化の一途をたどることとなってしまいます。

そうならないためにも、経営合宿で描いた未来や大事なテーマをメンバー全員に共有し、自分の価値観や目指すこととの繋がりを見出し、熱量と解像度を上げていく必要があります。

モデラートさんでは、経営合宿をやった後、主にバリュー(行動基準)の言葉を磨き込み、全社合宿で背景や想いと共に共有し、対話を通して理解と共感を踏まえ、自分の言葉になるよう探求していきました。

経営合宿の場所はおなじみのタカオネで。
1dayながら高尾山の麓、自然に囲まれた非日常な環境で話し合い、夜は焚き火を囲みながらゆったり語り合います。

自分大切にしている価値観にまつわる、人生のストーリーを語り合い、お互いにストーリーを聴いて感じたその人らしさを、フィードバック(プレゼント)していきます。
そこから、これまでの会社の歴史を語り、ここまで来れたのにモデラートが大事にしてきたことを出し合い、そこから、実現したい理想の未来を描いていきました。
そして、実現している理想の未来から見ると「私たちはどんなことを大事にしてきたのだろう?何が決めてや別れ道だったのだろう?」を出していきます。
これまでの歴史から抽出されたものも合わせ、これが理想の未来を実現するために大事にする行動基準であるバリューの素が出てきます。

このバリューの素を合宿後、経営陣を中心に言語化・磨き込んでいきました。

11月の全社合宿では、リアルで全員が集うという貴重な機会であるため、
最初、名札に「呼んで欲しい名前」と「自分が好きなこと」を書いて、会場内をぐるぐる歩き回り、出会った人と自己紹介を繰り返すという通称「みんぐる」をワイワイやっていきました。
このワークは15人以上でのアイスブレイクとしても鉄板で、最初固かった雰囲気が温まり、一気に盛り上がっていきます。

次には、経営合宿でもやった、ストーリーテリングです。
3人組で「自分の価値観」にまつわるストーリーを1人ずつ語り、聴き手の人たちから、その人がどんなことを大事にしているか?どんなことが好きで得意なのか?をポストイットに書いてプレゼントしていきます。

その後、磨き上げたバリューについて、代表の市原さんからその一つ一つを背景や意図とともに説明。合宿人のもてけんは、インタビュワーとして、
「そのバリューを現す具体的な行動はどんなものでしょうか?」
「その言葉が出てきた背景や原体験は?」
「特にこだわったところは?」
などを掘り下げ、語っていただきました。また、経営合宿に参加し、一緒にバリューをつくってきた方々からの想いも語ってもらうことで、バリューの言葉が多面的に感じられるようになっていきました。

そして、バリューの1つの言葉の理解が深まった度に、小グループに分かれて、自分が特に響いたことや、実践するとしたらどんな行動になるか?を語り合い、全体での質疑応答・対話となっていきました。

この意図としては、プレゼン+質疑応答 の形式だと、ほとんどの人が一方的に聴くだけとなってしまいます。
「質問がある人〜?」と聞かれて、質問が出てくるのは、大体肌感で全体の1割、多くても2割位と感じています。時間の限りもありますからね。

そうなるとほとんどの人たちは、聞きっぱなしで終わってしまうのです。
全社ミーティングで、誰かが一方的にしゃべって、みんなは一方的に聞いてるなんてシーンがあったら要注意です。オンラインだと聞いてるのかすら分かりません。

大事でないことであればそれでもいいかもしれませんが、ミッション・ビジョン・バリュー(MVV)なんて、会社にとって最も上位の重要なものなはずです。
そのため、各自がどれくらい理解しているのか?どんな解釈をしているのか?どこに響き、どこが自分ごとと思えているかを露わにすることは大事で、それには、プレゼンを聞いてから自分の言葉で話してみるということが有効です。
お互いに響いたポイントが違うことによる、相互理解も深まっていきます。

・経営陣+マネージャー陣の経営合宿で理想の未来を描き、MVVのエッセンスを出す
・MVVの言葉を磨き上げる
・全社合宿でMVVの背景や意図を共有し、全員の理解と解釈を揃える
・実現するためのチャレンジを創出する

この一連の流れは、20-100人位でこれから事業と組織のさらなる成長を目指すベンチャー企業では特にマッチするので、ぜひやってみていただけたらと思います。

これからのモデラートのみなさんが創り出す豊かな世界が楽しみです!


今回合宿を共創させていただいたモデラートさんが展開するファッションブランド「SOÉJU」のアイテムを試着したり、プロのスタイリストに着こなしやスタイリングの相談ができる「SOÉJU Fitting Room」が代官山にリニューアルオープンしました。オンラインで発売している人気アイテムが予約不要で試着可能です。「自分に似合うスタイルがわからない」「新しいスタイルに挑戦してみたい」という人はぜひ訪ねてみてくださいね。

SOÉJU Fitting Room
住所:東京都渋谷区猿楽町24‐1 ROOB2 2F
営業日時:火~土 11:00-17:00
※日曜日は予約制サービスのみ営業


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