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『個人的な考察〜World編〜上巻〜』

皆さん、こんにちわ。臥龍桜です。

さて今回はタイトル通り

『個人的な考察〜World編〜です』


では一緒に世界に旅立ちましょう。

しかし!

いきなり海外には行きません。

まずは国内を巡りながら海外へ行きましょう。

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皆さんは

春日神社総本社『春日大社』をご存知ですか?


八幡宮や八幡神社の総本宮

『宇佐神宮』をご存知ですか?

『春日大社』『宇佐神宮(宇佐八幡)』

個人的にここも引っかかる?感じなんです。

こちらをご覧ください。

三社託宣(さんしゃたくせん)

これは

『三社託宣』(さんしゃくたくせん)と言われるもので。

真ん中が『天照大御神』

左が『春日大神』(春日大社ご祭神)
右が『八幡大神』(八幡宮のご祭神)

この3柱(3人)で

『正直、清浄、慈悲』

を表していると言われています。

簡単に説明すると託宣とは、神さんが巫女さんなどに憑依してお告げくれる事みたいです。

という事は、先程見せた画像の意味は
天照大御神、春日大神、八幡大神が憑依して
お告げをくれる?!

そんな意味の掛け軸なんだと想います。

神儒仏三教を融合。
皇室,貴族,武士の信仰を1つにまとめて。

室町時代末期から江戸時代まで広く庶民信仰の対象として普及したようです。

(吉田神道の考え教えの様です。)

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『神儒仏(しんじゅぶつ)とは?』

神道 儒教 仏教の頭文字を一文字ずつとり、繋げた言葉です。

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儒教は『陰陽五行説』今で言う占いの元や
陰陽道の元になった儒教ですね。

あれ?道教じゃなかった?と想った貴方は正解です!道教とは1つの事を表す言葉ではなく簡単に言うと

『儒教、三教、仏教』の3つを表す言葉なんですね。

結果的に儒教の陰陽五行説などは日本に
取り入れられたけど、儒教自体は日本の考えとは、合わないという事でお断りをした儒教ですね。

結局は日本の考えと合わないとお断りした道教であり儒教も日本に仏教が入ってきた事で定着した事がこの掛け軸からも分かると想います。

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では吉田神道的には?

吉田神道の吉田家の先祖

『アマノコヤネ』によって伝えられた教えを『吉田神道』と言う様です。

アマノコヤネ=春日大神になる様です。

『ホツマツタエではアマノコヤネ=春日大神で
アマノコヤネのおじいちゃんにフツヌシさん
(石上神宮のご祭神)がいます。』

では

八幡さんは?

八幡さん=ホンダワケノミコト=

『応神天皇』と同一視されています。


八幡は『ヤハタ』

(ハチマン読みより、ヤハタ読みの方が先でハチマンが後です。)


八幡=ヤハタ=ヤハウェというお話しもありますね。

八幡と関係性が強いのは秦氏などの渡来人ですね。

応神天皇と秦氏の繋がりは?

応神天皇の時代に秦氏が日本にやって来たと言われています。西暦3世紀頃ですね。

ここまでは、ある程度正しい歴史だと想います。


『ここからは、個人的推測と呟きです(笑)』

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確か

飛騨の口碑やホツマツタエだと
日本から出て行った人達がいたって話があったなぁ。

で、日本を出て行った人達が日本以外で暮らして。

その子供達が日本に戻ってきたって話があったなぁ。

神武天皇が日本を出て行った人達を呼び戻したって話もあったなぁ。

シュメール文明の重要な都市にスーサってのがあってそこの王がスーサの王

スーサの王=スーサノオウ=スサノウになったとか話もあるんだよな、、、

月弓族とかいうのが、ツキヨミなんじゃないか?って話もあったな。

失われた10氏族のガド族がミカドになって
それが天皇家の先祖だとか話もあったけど

ん〜色々な話があるから難しいけど、、、

単純に

秦氏=渡来人

秦氏が来た時代の天皇が応神天皇

応神天皇が八幡大神と同一視されてると。

八幡大菩薩は戦の神、武士の神とも言われてるんだよなぁ

武士って言ったら

平将門さんは日本刀のプロトタイプを初めて作った人なんだよなぁ

で、八幡大菩薩の使いって言われる人から

位を貰って『新皇(しんのう)』だ。
みたいな事を言うんだよな。

それは置いといて、、、、、

八幡さん応神天皇さんの父親を辿っていくと

ホノカグツチさんにいくと。

アマノコヤネさんを辿っていくと

天照大御神さんとスサノウさんにいくと。

でも天照編でお話しした様に

稚日女尊(わかひるめ)さんがスサノウさんと
ウケイした。

天照大御神さんがスサノウさんとウケイをしたわけじゃないと。

スーサの王(男) 稚日女尊(女)

男女関係。確かにそういう話もある。

2万年前のまだ日本と中国やロシアが繋がってる時代、もしくはそれ以前

飛騨の口碑に書いてある様に
ホツマツタエに書いてある様に

原日本人が日本を出て海外に行った。
(まぁ地表が繋がってるから海外でもないだろうけど、、、(笑)県外に行ったみたいな)

約2万年前の日本(黄色い部分は陸地だった)


仮の話で日本を出て

海外で結婚して子供も産まれて、家族が出来て村が出来て国が出来たと。

それの一つがスーサだったと考えた場合。

スーサの王=スサノウは帰国子女であり
原日本人とシュメール人(他にも可能性はある)とのハーフの可能性もあると。

Y染色体(YAP)のD系統。

日本人の40%がD系統を持ってると。

失われた10氏族の2氏族もD系統を持っていると。というよりも元々D系統やE系統を持っている。

で確か、A.B.C.DでAが1番古くて徐々に新しい年代のものだったはず。

って事は。

少なくとも、10氏族と原日本人とのハーフが居たとしてもおかしくは無いと。

で、大体シュメール文明を調べると今から約3500年前にどこからか移住して来たんではないかと言われているのが定説だ。年代的には今から約5500年前ぐらいだと。

でもざっとにしておくがシュメールの後の文明
ウバイド文明は今から約6500年前だと言われている事から約8500年前だ。

しかもシュメールの歴代の王を印てある石版には
『大洪水以前からの王の名前や在位期間が掘られている。』

例を1つあげておくと。

エリドゥ王アルリム(大洪水以前)
在位期間28800年とある。

この様な事をベースに考えた場合、日本人と10氏族の人達との関係があったって言っても言い過ぎじゃないわけか、、、

神武天皇即位が一応紀元前660年

単純計算、2682年前になると。

事実2万年前の日本は大陸と繋がっていたわけでもある。

1万年間でも今でいう九州などと大陸は繋がっていた様だ。

少なくとも今から2682年前は以外に大陸にはまだ行きやすかったのかもしれない。

尚の事『船などの事もホツマツタエなどにも書いてある事から航海技術もかなりの物があっただろう。』


この様な事からこんな事も考えられる。あくまでも個人的にだ。

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八幡さん=ホノカグツチ

春日さん=稚日女尊(ワカヒルメ) スサノウ


八幡さん=ホノカグツチ=イザナギ、イザナミさん。

春日さん=稚日女尊とスサノウの子供?

天照大御神=男性天照大御神(アラミタマ)と。

ん?

でも待てよ。

イザナギ、イザナミさん=八幡さんなら。

イザナギ、イザナミさんのどちらかが日本から
出て行く事にならないか?

八幡=ヤハウェなら、、、、、

ん?あれ?

イザナミさんが黄泉に行く。
スサノウさんが後を追うなら。

イザナミさんが海外に行く(黄泉が海外なら)
スサノウさんが後を追う。

スサノウが天照大御神さん(男性)に別れの挨拶をする為に高天原に行って疑われて

稚日女尊さんとウケイをする。
本当は子供を作ったとして。

それで暴れて高天原を追放されると。

で、八岐大蛇を倒してクシイナダヒメと結婚して出雲(黄泉の近辺に住むと)に住むと。

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イザナミさんのボーダーラインは
黄泉に行って黄泉の食べ物を食べた所が
ボーダーラインって事かな。

イザナミさんが海外に行って海外の食べ物を食べた=食べ物は神さん。海外の食べ物を食べた=海外の神さんと交わった。

とも考えられる。あくまでも個人的。

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※ボーダーラインとは?

個人的な解釈の1つです。 


ボーダーラインを超えない=日本に居る。
ボーダーラインを超える=日本から脱出。

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で、単純に考えるとキクリヒメは
新しいイザナギの奥さんか?いや、、それは無いな、、、

イザナギ、イザナミさんの喧嘩を仲裁した人がキクリヒメ(ホツマツタエではキクキリヒメ)

イザナギさんが黄泉から帰ってきて禊して
産まれたのが天照大御神、スサノウ、月詠さん。

禊ね、、、、、、

で調べると

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湯川浴み(ゆかわあみ)

川で身を清める為に水を浴びる事という意味。

それ以外に混浴で色んな人と性行為をする
意味もあるみたい、、、、、、

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って事は、イザナギさんは黄泉から帰ってきて
色んな人と混浴で性行為をした。という解釈も出来る。


で、スサノウさんのボーダーラインは。

クシイナダヒメと会った時か
出雲に住んだ時か。

大国主と会った時にはボーダーラインを超えていたと想う。

さてこの様な事から、、、もしかしたら?

『三社託宣』(さんしゃくたくせん)

天照大御神=原日本人

春日大神=原日本人と海外とのハーフ
八幡大神=原日本人と海外とのハーフ

もしくは

天照大御神=原日本人とレビ族のハーフか。

だから、生贄の文化を辞めさせる事が出来た。

こんな風に考えると。

原日本人の神さん達と
原日本人と海外の神さんとのハーフ

でハーフの神さん達が神武天皇の時代ぐらいに呼び戻される。

もしくは海外には住めない状況になり先祖から聞いていた日本を目指す、、、、、、

歴史的に見れば後者な感じがする。

だとしたら、縄文のヴィーナス=イナンナが
同一人物でも可笑しくは無いか、、、

縄文のヴィーナス
イナンナ像

YAPのD系統の話やヤハウェの話や

何故?渡来人を受け入れたとかの話がある程度、丸く収まるな(笑)


ではこの様なお話しを裏付ける様なヒントなどはないか?

あります。


ではヒントになる様なお話しを続けていきます。

皆さんは

『大天狗』をご存知ですか?

妖怪?神とされ善悪両方の面を持つ存在で
大天狗に関しては、優れた仏僧、修験者が
死後に大天狗になりかなりの神通力を持つ
天狗とされています。

さて、その中でも特に大きな神通力を持つ
大天狗さん達を

『四十八天狗』と言います。

では一覧を。

愛宕山太郎坊
比良山次郎坊
鞍馬山僧正坊
比叡山法性坊
横川覚海坊
富士山陀羅尼坊
日光山東光坊
羽黒山金光坊
妙義山日光坊
常陸筑波法印
彦山豊前坊
大原住吉剣坊
越中立山繩垂坊
天岩船檀特坊
奈良大久杉坂坊
熊野大峯菊丈坊
吉野皆杉小桜坊
那智滝本前鬼坊
高野山高林坊
新田山佐徳坊
鬼界ヶ島伽藍坊
板遠山頓鈍坊
宰府高垣高林坊
長門普明鬼宿坊
都度沖普賢坊
黒眷属金比羅坊
日向尾畑新蔵坊
醫王島光徳坊
紫黄山利久坊
伯耆大山清光坊
石鎚山法起坊
如意ヶ嶽薬師坊
天満山三萬坊
厳島三鬼坊
白髪山高積坊
秋葉山三尺坊
高雄内供奉
飯綱三郎
上野妙義坊
肥後阿闍梨
葛城高天坊
白峯相模坊
高良山筑後坊
象頭山金剛坊
笠置山大僧正
妙高山足立坊
御嶽山六石坊
浅間ヶ嶽金平坊

とまぁ、、、なんか、、、漢字だらけで
威圧感がありますね。

ちなみに『坊』は簡単に言うと『集団』


 
1番下の大天狗さんの名前を例にすると

浅間ヶ嶽金平(アサマガタケコンペイ)天狗集団

とこんな感じです。

集団名=大天狗個人名でもあり
名前が分からない大天狗さんもいるので
集団名=個人名になってる大天狗さんもいます。

で、その中でも

『八天狗』と言われる

大天狗さん達がこちら。

愛宕山太郎坊
比良山次郎坊
飯綱三郎
鞍馬山僧正坊
大山伯耆坊
彦山豊前坊
大峰山前鬼坊
白峰相模坊

更に、石鎚山法起坊(いしづちさんほうきぼう)さんを加えた
九人を総称して

『八天狗』と言います。

石鎚山法起坊さん(いしづちやまほうきぼう)は特別な様で

簡単に何故特別かを説明すると

石鎚山法起坊の

石鎚山(いしづちやま)

は、役行者さん、空海さんが修行した山で
霊山とされています。

この石鎚山を開山したのが役行者さんです。
開山に関して簡単に説明すると

『神社、寺などを最初に造った事』

を開山と言います。

で、石鎚山を開山した人が役行者さんです
その後に、寂仙(じゃくせん)さん、空海さんも
開山した様です。

石鎚山には石鎚の神さんが居ると言われ
イザナギ、イザナミさんの子供で

石土毘古命(いわつちひこのみこと)

が岩槌山に居ると言われています。

ざっとですが、この様な経緯がある
石槌山。

では、石槌山法起坊さんとは?

実は役行者さんそのものだと言われています。

石槌山法起坊さん=役行者さんで
石槌山法起坊さんが
石槌大権現さん=石土毘古命さんに参拝に来た
人達の願いを、石鎚山法起坊さんが聞き
石鎚大権現に伝えると言われている様です。

ちょっとゴチャゴチャしましたかね。

まぁその様な経緯があり

石鎚山法起坊さんは特殊、特別な扱いになる様です。

さて、ざっとですが

四十八天狗、八天狗の話はこんな感じです。

さて

この天狗さん達の中で個人的に気になる
大天狗さんが何人かいます。

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鞍馬山僧正坊

(くらまやまそうじょうぼう)

愛宕山太郎坊

(あたごやまたろうぼう)

秋葉山三尺坊

(あきばやまさんしゃくぼう)

吉野皆杉小桜坊

(よしのみなすぎこざくらぼう)

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この4人の方たちが個人的に気になります。

昔、色々と調べました。

その中で個人的に調べた事を書いていきますね。

まずは

以前もお話しした

鞍馬山僧正坊さんから。

鞍馬山僧正坊さん

話によると

護法魔王尊(鞍馬山魔王大僧正)
この魔王大僧正さんの配下または同一人物としてみなされました。

しかし

今言った様なお話しになったのは、、、



1949年鞍馬弘教が天台宗から独立してからです。

理由は以前お話した様に
ブラバッキーさんの『神智学』の影響ですね。

ではその前は?

これも以前お話ししましたね。

元々、鞍馬山は天台宗に色々な宗派を
混ぜた様なものでした。

ただ本来は

『毘沙門天』を安置したのが始まりです。

そして、鞍馬山は昔

暗部山(くらぶやま)

と言われていました。

1949年以降、神智学の影響をうけた鞍馬寺は

以下の3人を尊天、本尊として祀ってあります。

毘沙門天王・千手観世音菩薩・護法魔王尊

鞍馬寺の本堂の前には

巨大な六芒星があり四隅には三角が四つあります。

また、鞍馬寺は狛犬ではなく

狛虎がいます。

六芒星
狛虎さん

虎は毘沙門天の使いとされているので

狛犬では無く『虎』の様です。

またもしかしたら?虎よりも

『百足』(ムカデ)の方が古いかもしれません。

百足も毘沙門天の使いとされています。

個人的には百足の方が虎より有名なんじゃないかとも想います。

百足の像とかは無いけれど毘沙門天を本尊として祀るお寺さんの朱印とかお札とか色々な所に百足がいます。まぁ隠れミッキーみたいな(笑)

何故?百足か。

簡単に言うと縁起物の意味もありますし。
一足かけただけでも、歩行が乱れる事から
協調する事の大切さや、後ろに歩かない前だけ進む事から意志の強さなど。色々な言われがあります。

皆さんも、もし毘沙門天さんの所に行く機会があれば『隠れムカデー』を探してみるのも面白いと想いますよ(笑)

何気に百足マークのお酒は有名です。

さて。

そして以前もお話しした様に

鞍馬寺の護法魔王尊さんは

650万年前に『金星』からやって来たとされています。(1850万年前とも)

護法魔王尊さんの本名は

サナート・クマラです。

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サナート・クマラはヒンドゥー教の神話に登場する人物で

ブラフマーの精神
(魂と考えた方が分かりやすいと想います。)

魂から産まれた子供がサナート・クマラです。

サナート又はサナトは

『永遠』

クマーラ又はクマラは

『童子』と言う意味です。


サナート・クマラ

直訳は『永遠の童子、男の子』

という意味になります。

また別に

チャトゥルサナとも言われ

4人のクマーラという意味で

それぞれサナカ、サナタナ、サナンダナ、サナトという名があります。

ヒンドゥー教の最高神の1人

ヴィシュヌの化身ともされ

簡単に言うと

特別な目的の為にこの地球に降りて来たのが
ヴィシュヌの化身でもある

チャトゥルサナ

その内の1人が

サナート・クマラという事になります。

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ここは以前も書きましたが

神智学の影響を受けた鞍馬寺では
サナート・クマラを護法魔王尊として祀る様になります。

何故?魔王か?

サナート・クマラは金星からやってきました。

金星=明けの明星=ルシフェル=魔王

だからですね。

しかしこれは

当時、紀元前の学者の翻訳ミス、解釈ミスによるものがそのまま広まってしまったが故に

明けの明星=ルシフェル=魔王になってしまった訳です。

『光をもたらすもの、光り輝くもの』

それが本来のルシフェルの意味です。

さて、鞍馬山僧正坊さんに関してはこんな感じで。

ここまででも中々興味深いんじゃないでしょうか?

あれ?えっ?って想う事もありますよね。

さて次は

吉野皆杉小桜坊さんに関してです。

吉野皆杉小桜坊さんに10年ぐらい前から
多少、縁がありまして

色々調べたり、お話しを聞いたりしました。

正直、吉野皆杉小桜坊さんに関しては中々苦労しました。

情報が少ないんです。

他の四十八天狗さん達の中にも所在不明な方々もみえます。

が、時間をかけて調べて、辞めて、またふっとした事で調べての繰り返し。

で、分かった事。

それは

吉野皆杉小桜坊(集団名ですが、あえて小桜坊さんは僕の中では個人名です(^_^)大好きな天狗さんです。)

小桜坊さんは大天狗であり、更に修行を重ねる事で

秋葉山三尺坊になったという事を見つけました。

そして

秋葉山三尺坊も更に修行を重ねる事で

大日大聖不動明王になると。

吉野山に行った時に、小桜坊さんはどこに居ますか?と聞いた時に

『お不動さんはこちらですよ。』

と丁寧に教えてくれた方の意味はそういう事だったんだと納得しました。

さて。小桜坊のお話はここまでです。

次に秋葉山三尺坊さんに関して。

秋葉山三尺坊さん=小桜坊さんが修行して成長した状態の事ですね。

小桜坊さんに関しては情報は少ないんですが
秋葉山三尺坊さんに関しては色々と情報があります。

基本情報としてはこちら。

●三尺坊とは戸隠・教釈院(きょうしゃくいん)(現・岸本家)に生まれた実在の人物といわれ。

光仁天皇の宝亀(ほうき)9年(778)年、母が観音を念じて生まれたという神童でした。

一説によりますとその観音は飯綱山の三郎天狗の化身であったともいわれます。

やがて越後の栃尾で修行し、立派なお坊さまになりましたが

ある日。不動三昧(ふどうざんまい)の法を修し、満願の七日目の朝、焼香の火焔の中に鳥の如く両翼(りょうよく)が生じ右手に剣、左手に索を持つ相(飯綱権現の姿)を感得し。

自らその本尊たらんことを思って思惟(しこう)すると、煩悩生死の業が滅尽(めつじん)して飛行神通自在となり(つまり天狗になったということです)

一匹の白狐にまたがって遠州秋葉山に止まったといいます。

その百数十年後にも尾張の円通寺に現れ修行し火伏の秘法を感得したといいます。

この様な感じが秋葉山三尺坊さんの基本的情報です。

先程もお話しした様に

基本、大天狗は元は仏僧、修験者であるので

元は『人間』なんですが。

この様な話を聞くと、、、、、

はたして本当に人間なんでしょうか?

役行者さんや空海さん(空海さんは生き仏さんになってるので大天狗ではないですが。)は

沢山の伝説があります。

空を飛べた、温泉を出した、鬼を護りにつけてた、神と言われる存在と話した、病気を治したなどなど、、、、、

人間でありながら既に人間以上の力を持っている感じですね。

以前もお話ししましたが。

僕的には

神=人と考えています。

神=じん=人=じん

では『人間』は?

個人的『人間』とは

人の間 神の間と考えています。

人=人間=神

間(はざま)の存在だと考えています。

まぁ単純に

悪=人間=神


こういう表現の方が分かりやすいですかね。

でも、今回は

人=人間=神で話を進めます。

ちなみに神=善ではありませんよ。

役行者さんや空海さんは生きながらにして
人=神=人神(ひとがみ)になったと考えています。

それなら伝説的な話もあながちただの伝説では無いと想うわけです。

やりすぎ都市伝説的な話で簡単に言うと

『ヒューメリアンだった』

でも。それは安直過ぎるので

やりすぎ都市伝説でもやっていた様に

ヨガやチベット仏教などの修行で最終的に
宇宙と交信していたと言っていた様に。

その領域に達していたと考える方がベターな
気がします。

なので。

人=神(宇宙人の能力に近いものを持つ存在だったんじゃないでしょうか)

さて、話は秋葉山三尺坊に戻ります。

秋葉山三尺坊さんは

『火伏せの神』とされています。

簡単に言うと

『火を防ぐ神』とされています。

また、秋葉山三尺坊と秋葉山大権現という

似たような名前をもつものがあり。

遠州の秋葉の方は信仰を広めたので
『今の根本』

越後の秋葉は『古来の根本』

として、秋葉山三尺坊と秋葉山大権現を祀る
遠州、越後を二大霊山としました。

秋葉山大権現は

大国主(大黒天)が本体であり三尺坊とは違うと言われています。

魂は、ヒノカグツチとされています。

秋葉山三尺坊は

先程も言った様に元々人なので。
秋葉山三尺坊の魂は

観音菩薩と言われています。

どちらにせよ。

秋葉山三尺坊も秋葉山大権現

両方とも火伏せの神として今尚人気です。

そして

遠州の秋葉山には

狛虎さんがいます。


先程お話しした鞍馬山。

そこにも居ましたね狛虎さん。

そして、愛知県の鳳来山東照宮

ここにも狛虎さんがいます。

狛虎さん🐯

厳密に言うと、鳳来寺真言宗のお寺が先にあり。それとは別に東照宮があります。

まず鳳来寺を簡単に説明すると

利修仙人(りしゅうせんにん)

という方が桐生山(きりゅう)のちの鳳来山で
木の実や草などを食べて修行をしていました。
そして、霊木から薬師如来を造り祀りました。
開山ですね。

その後


利修さんは百済(くだら)に仙術や仏教を学び鳳凰に乗って帰ってきました。
そこで、3人の鬼を従えて桐生山に住んでいました。

その当時の天皇 文武天皇が病気になり
利修仙人の噂を聞きつけた天皇のお付きの人が
利修仙人に病気を治してほしいとお願いします。

そして利修仙人は鳳凰に乗り
天皇の元へ訪れ、天皇の病気を治し

お礼に桐生山に鳳来寺を造りました。

そして、桐生山が鳳来寺山に変わったわけです。

鳳来山東照宮は、徳川家光さんが造りました

ご祭神は

徳川家康(東照大権現)で『鎮守三社』と言われる

山王権現、熊野権現、白山権現さんを
一緒に祀っています。

何故ここに東照宮を造ったかと言うと

徳川家康の母親が子供が授からないので
夫婦揃って鳳来寺に篭り祈願していると
金珠(きんじゅ)を与えられる夢を見て、まもなく
家康さんを授かったとされる記録があり

それを知った家光さんが、鳳来寺の薬師堂を新たに作り直したりした中で、新たに東照宮を造ろうとなり。家光、家綱さん二代で完成させたのが

『鳳来山東照宮』です。

鳳来寺の方にはこの様な伝説があります。


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家康さんは

壬寅年寅月寅の日12月26日の寅の刻(午前5時頃)

鳳来寺では家康さん誕生と時を同じく

薬師堂の本尊である薬師如来を守護する十二神将の中の寅神でもある真達羅大将(しんだらだいしょう)の像が

忽然と姿を消し、家康さんが誕生すると
像も突然と元の場所に戻っていたと。

以来、家康は真達羅大将の化身であったと伝えられている。

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『真達羅大将』

(しんだらだいしょう)

薬師如来を護る為の十二人の将軍の1人です。

『十二神将』と言います。

真達羅大将の『魂』は簡単に言うと

普賢菩薩さんになります。

また、真達羅大将はインドの神話では

『キンナリー』と言われ上半身は人で下半身は鳥に似てると言われています。

男性もいて

『キンナラ』と言われ上半身は人で、下半身は馬、もしくは上半身が馬で、下半身が人とも言われています。

キンナリー


話は鳳来山東照宮に戻り

徳川家康さんは産まれた時から

『虎』=『寅』と関係性が深かったんですね。

虎=寅ですが、寅=今で言うライオンも含まれるかもしれませんね。


さて以前のお話しも絡めた感じで少しポイントなどをまとめてみましょう。

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ヴィシュヌ神の魂=チャトゥルサナ

チャトゥルサナ=永遠の童子(少年)

永遠の童子がヴィシュヌ神の特別な用事の為にこの世界に特例として降りる(4人いる?)

この世界に降りる=堕天(悪い意味では無い)

チャトゥルサナ堕天=サナート・クマラ=
鞍馬山僧正坊=ルシフェル

ルシフェル=金星=明けの明星

ルシフェル=魔王=護法魔王尊

毘沙門天=虎が毘沙門天の使い(ムカデも)

鞍馬山=暗部山(くらぶやま)

この様な所がポイントだと想います。

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ではこちらの話に都市伝説なお話しを絡めてみましょう。

クババ=クベーラ=キュベレー=毘沙門天

同一視されている方々ですね。

クババ
クベーラ
毘沙門天
キュベレー

今回は簡単にキュベレーのお話しをします。
(先のnoteでは詳しく話しています。)

キュベレー信仰を熱烈にする男の人達は自らの
性器(おちんちん)を切り落としていたのです。

そういう儀式がありその儀式の後、生き残れた男性は、その日から社会的に女性とみなされたのです。

毘沙門天

毘沙門天の化身とされる

『上杉謙信』

実は女性説があるのは戦国好きの方なら聞いた事があると想います。

上杉謙信を好きだった武将は

織田信長、徳川家康、武田信玄などきっと
末端まで調べたらかなりの数がいたと想います。

事実、織田信長や徳川家康や武田信玄は
上杉謙信に贈り物をしています。
確かに戦国時代やそれ以前や江戸時代も
男色は当たり前の時代なんですがね。

そこは少し置いて。

なら?あれ?って想いませんか。

キュベレーって、、、、、女神、大地母神である

キュベレーの元である

クババ(正確にはク・バウ)もシュメール文明の第三王朝の唯一の王であり王女だ。

クババ(ク・バウ)

しかし、、、もしかしたら、、、、男性か
完璧な両生具有かもしれない。

何故?熱烈な信者は自らの性器を切り落とし
女性になるんですかね?

そもそも始まりの神には性別はありません。

そしてローマ神話だとキュベレーは

マグナ.マーテルと言われ

毘沙門天ではなく

荼枳尼天ではないかとも言われています。

こちらが荼枳尼天さんです。

荼枳尼天さん



では話は

『クベーラ』を簡単に

クベーラはインド神話の『富と財宝の守護神』とされています。

ローカパーラの1人で『北』の守護神でもあります。

ローカパーラとは何か?

『世界を守るもの』という意味です。

四方(東西南北)または八方のそれぞれの神の総称です。

ローカパーラは仏教の十二天の原型になったとされています。

先程書いた

十二神将とは違います。

シヴァとも仲が良かったと言われています。
それは、クベーラが北、シヴァが北東と
同じ北方を護る神だったからではないでしょうか。

ではクベーラさんを見てみましょう

1番上の石像のクベーラさんはもう毘沙門天ですね。

クベーラさん
クベーラさん
スノーライオンに乗るヴァイシュラヴァナ(クベーラ)


先程、虎=寅=ライオンも〜と書いた理由は
1番最後の画像。

この動物?聖獣は

『スノーライオン』と言われています。

雪獅子とも言われています。
僕達、日本人からしたら狛犬でしょ?となりますね(笑)

狛犬さんも犬では無く元はスノーライオンでしょうね。

話は戻ります。

仏教に取り入れられてからは

クベーラさんのもう一つの名前

『ヴァイシュラヴァナ』が

『多聞天』という名前になり

発音的なことから作った名前が

『毘沙門天』になりました。

なので

多聞天=毘沙門天は同じです。

同じ北方を守護する神です。

『十二天』とは

帝釈天 火天 焔摩天(えんまてん)

羅刹天 水天 風天

毘沙門天 伊舎那天(いざなてん)

梵天 地天 日天 月天

を十二天と言います。

東を帝釈天

南を焔摩天(えんまてん)

北を毘沙門天

西を水天

が守護します。


では

『四天王』について。

四天王は

東の持国天

西の広目天

北の多聞天

南の増長天

この四人を四天王と言います。

基本的に四天王はどの宗派にも属していません。(強いて言うなら密教系です。)

先程も書いた様に

ローカパーラ=十二天の原型なので

四天王も元々は

ヒンドゥー教、バラモン教、仏教の

インド神話が元になってると想われます。

しかし

ローカパーラ=十二天ですが
全てが同じという事ではありません。

まずローカパーラは

『ヴェーダ』という『本、聖典』に、書かれています。

ヴェーダは年代により内容が少し変わってくる様です。

また広い意味でのヴェーダは四種類

サンヒーター

ブラーフマナ

アーラニヤカ

ウパニシャッド

ウパニシャッドは奥義書と言われています。

細かい意味でのヴェーダは

サンヒーターの中の四種類

『アタルヴァ.ヴェーダ』

アタルヴァ.ヴェーダは年代により内容が少し変わります。

『リグ.ヴェーダ』

『サーマ.ヴェーダ』

『ヤジュル.ヴェーダ』

このヴェーダよりも重要だとされるのが。

『マハーバーラタ』です。

こちらも、本、聖典です。

ではマハーバーラタの四天王を紹介します。

東のインドラ

西のヴァルナ

北のクベーラ

南のヤマ

当たり前ですがここにクベーラがいますね。

という事は厳密に言ったら違うかもしれませんが。

東のインドラ=持国天

西のヴァルナ=広目天

北のクベーラ=多聞天(毘沙門天)

南のヤマ=増長天

となります。

更にこれに仏教の十二天を合わせます。
(四天王は密教系と捉えてもらえば良いです)
ローカパーラも合わせます。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

東=インドラ=持国天=帝釈天

西=ヴァルナ=広目天=水天

北=クベーラ=多聞天=毘沙門天

南=ヤマ=増長天=焔摩天

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

とこの様になります。

この中で更に気になる人達がいます。

ヤマさんです。

ヤマさんは焔摩天(えんまてん)の名前の通り

閻魔様です。

閻魔様=地蔵菩薩とも言われています。

それはヤマさんの兄弟であり奥さんに
ヤミーと言う方が居ます。

ヤマさんとヤミーさんが結婚して最初の人類が産まれたとされています。

ヤマさんが亡くなり死者を導くものになり
閻魔になり。

ヤミーさんが地蔵菩薩になった
あるいはヤマさんが2つに分かれて
閻魔さん、地蔵さんになったとあります。

個人的にはヤマさんが分かれたよりは
ヤマ=閻魔さん、ヤミー=地蔵さんの方が
納得出来ます。

アプスーとティアマト、クシティガルバと何となく辻褄が合う気がするので。

では

クシティガルバとは?簡単に説明します

クシティは『大地』ガルバは『胎内、子宮』

直訳すると

『大地の胎内、子宮』という意味になる。

皆さん、大地の胎内、子宮って言われたら
何を想い浮かべますか?

大地の胎内?大地の子宮?

大地の中?マグマ?石?地下水?

それには『ティアマトまたはナンム』の話をしなくてはいけません。

こちらも簡単にポイントだけを

バビロニア神話(沢山ある神話の1つ)始まりには

淡水のアプスーと海水のティアマトがあり

(※ティアマト 一説にはティアマトの姿は龍やウミヘビの姿で表されると言われている)

(※こちらはアプスーの中に住んでいた人物の壁画)

エンキ

淡水のアプスーは全てを産み
海水のティアマトも全てを産み出す母であり混沌であった。更にティアマトは地下世界、または北西セム語で『奈落の底』という意味もある。

アプスーとティアマトが混ざり合う事でムンムという霧の神が産まれ

更にアプスーとティアマトが混ざり合う事から『ラハム・ラフム』が産まれ

ラハム・ラフムから『アンシャル・キシャル』が産まれ

アンシャル・キシャルから、『アン(アヌ)・キ』が産まれた。

そう。アン(アヌ)とは

『アヌンナキ達、天空の神々の事だ。』

淡水と海水が混ざり合い上記の神々が産まれた。

ティアマト、ナンムは海の女神です。

(ちなみに女神ナンムと海の女神ナンムは別人物で
女神ナンムは海の女神ナンムの巫女さんの様な人です。)

旦那さんはアプスーで

淡水の神

もし。クシティガルバが大地の胎内=淡水や地下水の意味なら

クシティガルバはアプスーになりませんか?

ではクシティガルバの画像をどうぞ。

クシティガルバ
そうクシティガルバとは
地蔵菩薩さんの事だ。

お釈迦さんが入滅後

56億7000万年後に現れる
弥勒菩薩までの間
この世界の人々を救う役目を担われた
菩薩。

地蔵菩薩さんであり別名クシティガルバ。

個人的にアプスー淡水の神はクシティガルバであり、地蔵菩薩であり

『ヤミーである。そしてヤマはティアマトなんではないかと想います。』


そしてもう1人、気になる方がいます。

ヴァルナさんです。

ヴァルナさん=水天さんなんですが

水天宮に祀られている、ご祭神は

 

『アメノミナカヌシさんです。』

簡単な説明だと有馬(有間)(ありま)神社のご祭神がアメノミナカヌシであり。

戦の時に
有馬に隠れ住み。後に秀吉により有馬家は
中央に戻されました、アメノミナカヌシが与えてくれた幸運を慈悲を忘れない様に
有馬(有間)神社の社紋 三つ巴を有馬家の家紋としているそうです。

この有馬家が水天宮を造ってアメノミナカヌシさんに助けられたので

水天宮=アメノミナカヌシさんが繋がるわけです。

では、純粋に水天さんとは?

勿論、仏教の十二天の一人なんですが

水の神であり、竜を従える神さんで
インド、イラン周辺の神話のアスラ族の神で

天空と司法の神さんとされています。

『智恵ある神』とされ

火、太陽の属性を持つとされています。

また、奈良県の東大寺の盧舎那仏像

(びるしゃなぶつ)

分かりやすく言うと東大寺の大仏さんの事です(^_^)

サンスクリット語で

『ヴァイローチャナ』(仏教)

アスラ族の王の名前です。

密教の摩訶毘盧遮那仏

(まかびるしゃなぶつ)

(マハー.ヴァイローチャナ)

=大日如来です。

この様な繋がりになります。(順不同)

ヴァルナ=アメノミナカヌシ

=大日如来(摩訶毘盧遮那仏)=水天=盧舎那仏像=(奈良の大仏)

=『アフラ.マズダ』

この様になります。

毘沙門天さんも=大黒天です。

ヒンドゥー教の

『マハーカーラ』=シヴァの化身とされています。

しかし、この裏にはチベット仏教とヒンドゥー教の争いがあり。最終的にチベット仏教が勝った事などの問題もあると想います。

また、大黒天=大国主にもなります。

この様に

『天狗』または天狗に関する事を調べて行くと色々と他のものも見えてきます。


次は愛宕山太郎坊さんに関して

『愛宕山太郎坊』

滋賀県の阿賀神社、通称『太郎坊宮』や京都の愛宕山などが有名だと想います。

赤神山に(太郎坊宮)

『正哉吾勝勝速日天忍穂耳命』

(まさかあかつかちはやひあめのおしほみみのみこと)

『天忍穗耳尊』

(あめのおしほみみのみこと)

天照大御神の子をご祭神として祀っています。

何故、天忍穗耳尊を祀ってあるかと言うと
この赤神山の地名が『小脇』と言います
天照大御神が何時も天忍穗耳尊を小脇に抱えていて『此の脇の子』と可愛いがっておりました。

その為に『此の脇の子』(このわきのこ)から
『小脇 こわき』という地名になり

赤神山に天忍穗耳尊が降りてきたからと
言われています。

また

赤神山(あかかみやま)、昔は(せきしんざん)

『あか』を取り『阿賀』になりました。

また、役行者の兄弟弟子の『泰澄』(たいちょう)さんが赤神山に住んでいた太郎坊(次男、次郎坊さんは京都の愛宕山に住んでいます)

が現れ、この地(赤神山近辺)に家や社殿、僧坊などを造る様に泰澄さんに伝えて、赤神山の守護神として太郎坊さんも手助けしたと言います

後に、阿賀神社と天台宗の成願寺(じょうがんじ)が神仏習合し阿賀神社の1番高い所に

『太郎坊大権現像』を造り祀りました

後に、神仏分離で阿賀神社と成願時(じょうがんじ)は分かれてしまいます。

阿賀神社の境内には近隣の十社の神なども
祀ってあります。

その他にも

十二社神社や龍神社、赤神山(あかがみやま)不動明王などを祀っています。

では、このお話しに登場した

『太郎坊大権現』のお話しを

太郎坊大権現=愛宕権現とされています。

まずは

『愛宕権現』は

役行者さんと泰澄さんが今の京都の愛宕山に登った時に太郎坊さんの人知を超える出来事にあい愛宕山に祭壇などを造りました。

後に、唐(とう)現在の中国、厳密にはチベットだと想います。の五台山(ごだいさん)を真似て愛宕五坊を造りました。

朝日峰の愛宕権現白雲寺(はくうんじ)

大鷲峰の月輪寺(つきりんじ)

高雄山の神護寺(じんごじ)

竜上山(りゅうじょうざん)の日輪寺

賀魔蔵山(かまくらやま)の伝法寺

この五つです。

愛宕権現の白雲寺(はくうんじ)のご本尊は

『勝軍地蔵』(しょうぐん)を祀っています。

勝軍地蔵(将軍地蔵)

後に将軍地蔵とも言われ武士からも信仰があつかった様です。

また火除けの神、盗難除けの神としても有名で
愛宕山大権現守護のお札と今で言えば絵(三尊)が有名でした。

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愛宕山大権現の三尊とは

勝軍地蔵 毘沙門天 不動明王

この三人です。

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また、役行者さんや泰澄さんは修験道の開祖でもあり、他の修験者からも愛宕山での修行、
天狗信仰も人気で愛宕山に

『愛宕太郎天狗』を祀りました。

また

太郎坊大権現はカグツチが化身した姿だとも言われています。

(勝軍地蔵=将軍地蔵=愛宕権現は同じです)

この愛宕権現であり勝軍地蔵さんは
本地垂迹、簡単に言うと実態は

イザナミさんで魂は地蔵菩薩(勝軍地蔵)

だと言われています。

ここで混乱しそうですが

『愛宕権現』=『勝軍地蔵』

『太郎坊大権現』=『イザナミ』です。

でも、『太郎坊大権現』はカグツチでもあります。

神仏習合の為にごっちゃになってしまったのだと想われますが、、、

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『愛宕太郎坊権現』

『愛宕太郎坊天狗』

『愛宕山太郎坊』は

『カグツチさん』だと想います。

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『愛宕権現』『勝軍地蔵』

『太郎坊大権現』は

『イザナミさん』だと想います。

※太郎坊大権現』はカグツチのお話しは後に。

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『太郎坊大権現』が何故?イザナミさんか。

『権現』『大権現』で意味が少し違うんです

読んで字の如くなんですが。

権現より、大権現の方が簡単に言うと

『上』なんです。

だから、カグツチさんの母親のイザナミさんが
大権現で自然な流れだからです。

更に不思議なのは、いや?不思議でもない様な、、、

ある意味状況からすると当たり前か、、、

『天忍穗耳尊』はどうも、、、

八大天狗の一人

『英彦山豊前坊』

(ひこざんぶぜんぼう)になりました。

とあります。

ここにも役行者さんが絡んできます。役行者さんが英彦山豊前坊さんの山で修行していると、それを祝福して英彦山豊前坊さんが出現したとあります。

天忍穗耳尊は、ホツマツタエでは早くに亡くなられているので大天狗になる可能性もあるとは想います。大天狗になるには条件的な物が必要な様なのです。

少し天狗余談を挟みます(笑)

八大天狗の一人

『大峰山前鬼坊』

(おおみねやまぜんきぼう)

は、八大天狗の別格の天狗

石鎚山法起坊=役行者が従えていた大天狗の一人で、前鬼は夫、後鬼(こうき)は妻です。

この様な事からも役行者さんがいかに凄かったかも分かります。

さて、愛宕山太郎坊さんに関してはこの様な感じです。

実はもう一人、二人、、、、気になっている

『天狗さん』がいます。

八大天狗さんの一人

『飯綱三郎さん』

飯綱三郎さんは『飯綱権現』『飯綱明神』とも言われています。

以前お話しした三尺坊さんの所で少し出てきましたね。

この様な方です。

飯綱三郎

カラス天狗さんの様な容姿をしていて

右手に宝剣を左手に索(さく)を翼が生えていて
狐に乗ってる。

この様な容姿で描かれる事が多いです。

一般的には戦いの神として信仰されています。

その一方で『飯綱法』と言う法、まぁ簡単に言うと『術』があり。

それは、狐や天狗を呼び出し命令して動かせる
いわゆる『外法』と言われるものも授けてくれるという一面もあった様です。

しかし、東北や北関東付近では熱心に信仰されていた様で江戸時代には徳川家によって守られていた様です。

元々は戸隠(長野県)付近での縁起が良いものとして祀られていたんですが

後に『飯綱大明神』は簡単に言うと

イザナギ、イザナミさんの二世代前の夫婦神

『意富斗能地神・大斗乃弁神』

(おおとのじのかみ、おおとのべのかみ)

とされ祀られていたそうです。

魂は

『大日如来』とされていました。

また

『地蔵菩薩』『勝軍地蔵』

とも、されていたそうです。

また、飯綱権現は

荼枳尼天、ヒンドゥー教、インド仏教では

『ダーキニー』と同一視されています。

ローマ神話では

『マグナ.マーテル』であり『キュベレー』なんではないかと。

前回も出てきましたね。

ではもう一度、荼枳尼天さんをご覧ください。

荼枳尼天

次にダーキニーさんをご覧ください。

ダーキニー

天照大御神の話から読み進めて頂いてる方なら

あれ?

って想うかもしれませんね(笑)

それも正解です。

そして先程のキュベレーとマグナ・マーテルと同一視されてる荼枳尼天です。

この様に、飯綱三郎、飯綱権現、荼枳尼天、ダーキニーは同一視されていますが。

個人的には荼枳尼天=ダーキニーでも

飯綱権現、飯綱三郎=ダーキニーでは無いと想います。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

簡単にダーキニーさんの簡単なポイントをお話します。

ヒンドゥー教、インド仏教ではダーキニーさん

動物や後には人間を食べる女性とされています。

少しだけ余談を話すと

大黒天=シヴァで良いんですが
大黒天=毘沙門天さんは先程書いた様に

マハーカーラ=シヴァの化身で
日本では、毘沙門天と弁財天と大黒天が合体した
三面大黒というのがあるんです。

三重県の桑名市にあるお寺さんにも
三面大黒さんがいます。

さて、この様な事からも『毘沙門天さん』も
大黒天=毘沙門天となります。
大黒天=弁財天は成立するのか?

ある意味成立しますね。それは先程の
ダーキニーの画像を見て、あれ?って想った方なら分かると想います。

さて。話は戻ります。

その大黒天さんに心身共に良き方向へ導かれ
簡単に言うとダーキニーから荼枳尼(だきに)に
変わったという話があります。

後に辰狐王菩薩(しんこおうぼさつ)
貴狐天王(きこてんのう)

などとも呼ばれる様になり

日本の稲荷とも習合した様です。

狐に乗る荼枳尼天はどうも日本で生まれた
日本だけの文化の様です。

まぁダーキニーさんの画像を見れば何となく
納得するんですが。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

チベット密教では

ダーキニーを『カンド、カンドマ』と言い

密教の修行者を悟りに導く女神とされ
曼陀羅にも描かれるほど重要な人物になります。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

この様な事から推測すると

荼枳尼天=飯綱三郎、飯綱権現は同一視は
出来ないと想います。

日本に祀られてる荼枳尼天はどちらかというと
飯綱権現や飯綱明神さんの内容の方の色が濃いと想います。

さて。

『飯綱三郎さん』のお話しはここまでにします。

では軽く纏めの様なお話しをしたいと想います。

『秋葉山三尺坊と秋葉山大権現』

何故?秋葉山大権現さん三尺坊が気になるか。

それは秋葉山大権現さん三尺坊が祀られている場所。

厳密に言うと地域などでは無く神社など。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

秋葉山大権現さん三尺坊が本尊として祀られていない神社に祀られている、秋葉大権現さんや三尺坊さん。

どちらかと言うと三尺坊さんの方です。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

それがどうも僕的には引っかかるんです。

確かに秋葉山大権現、秋葉山三尺坊さんは
火伏せの神でもあり、東京の秋葉原の元にもなるぐらいに有名な神さんである事は分かっています。

先程も書いた様に

秋葉山大権現=カグツチ

秋葉山三尺坊=元、人です。

更に先程の話で

カグツチさんが出てきましたね。

それを当てはめます。

※今更ながら、ホノカグヅチさんとカグヅチさんは言い方が違うだけで、同一人物です。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

カグツチ=大黒天=愛宕山太郎坊=秋葉山大権現=大国主

(順不同)

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
この様になります。

秋葉山三尺坊=元、人なんですが。

これも先程お話ししましたがもう一度簡単に言うと。

秋葉山三尺坊さんは修行して
飯綱三郎さんの姿や術を体得したとあります

更に秋葉山三尺坊さんは今で言う長野で産まれました。

また、飯綱三郎さんも長野で産まれました。

同一視する所もあるんですが個人的には別人と考えています。

では何故、別人と考えているか。

全ての天狗がとは言わないですが。

結論は

『修行』だと想います。

吉野皆杉小桜坊は修行して

秋葉山三尺坊になりました。

そして更に修行をして

飯綱三郎さんの姿や術を体得した。

そして

『大日大聖不動明王になったと。』

ならば

結論はこうなるはずです。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

吉野皆杉小桜坊=秋葉山三尺坊=

飯綱三郎(厳密には術か?)=

大日大聖不動明王

(魂は観音菩薩)(順不同)

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
この様になるはずです。

ちなみに

飯綱三郎さんは八大天狗の

『No.3』の存在です。

更に

愛宕山太郎坊さんも今までの話の内容から分かった事を繋げます。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

カグツチ=大黒天=シヴァ=

不動明王=愛宕山太郎坊=

秋葉山大権現=大国主

(順不同)

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
この様になります。

大黒天=シヴァなんですが

先程もお話しした様に。

毘沙門天と大黒天と弁財天が合体して三面大黒天になります

元々の大黒天の名前は

『マハーカーラ』

と言われています。

マハーは『大』『偉大な』

カーラは『時』『黒』

この意味合いから大黒になりました。

『時を超越するもの』

『偉大な黒い人』

この事から考察すると、何故?鞍馬山に毘沙門天か。

元々は暗部山でしたからね。

何かしらの意味合いがあったんだと想います。

余談でした。

と言う意味もあります。

何か色々な意味にも取れる名前ですね。

そもそもマハーカーラは

ヒンドゥー教、仏教、シーク教に共通する神さんです。

奥さんはマハーカーリーと言われる人です。
(マハーカーリー=カーリー=パールヴァティ=サラスヴァティ=ドゥルガー=弁財天=稚日女尊あえてここまでにしておきます(笑))

マハーカーラ、マハーカーリーは
ブラフマンの究極の破壊力を表し、いかなる
時間も空間も超え、また時間も空間も自分自身の中に溶かし込む事が出来るとあります。

他にも密教では

『大自在天』と言われ三千世界の色界の主とされています。

この様な方です。

大自在天さん


バラモン教では

大自在天の事を

『イーシュヴァラ』と言われています

シヴァ自身にはどうも

『約1000の異名がある様です』

昔の仏教では仏教以外を『外道』としていた様なので、大自在天も外道として表現された様です。

また、大自在天=シヴァ=男根として結びつけられ男根崇拝をしていた様です。

シヴァ=男根がシヴァ信仰の目印だった様です。

さて。

大黒天とはシヴァでありながらシヴァでは無いのではないか?

と想います。

マハーカーラも

元々は、ブラフマンからの派生
ブラフマンが居てのマハーカーラ、カーリー。

三面大黒も当然三人で

大黒天、毘沙門天、弁財天の三人。

(大国主 事代主(ことしろぬし、大国主の子供)
事代主のイメージと大国主のイメージの合体が
七福神の大黒天のイメージなので。
もしかしたら、もう一人の子供。
『建御名方(たけみなかた)』のイメージも含まれているかもしれません)

この様な事からも大黒天とは

『誰か1人の事?一人称ではないのかも知れませんね。』

ヒンドゥー教でも

ブラフマー(ブラフマン) ヴィシュヌ シヴァ
この三人は同じとされています。

三人が合体した姿が

『ダッタートレイヤー』

と言います。

大自在天に顔2つ足して、牛の側に犬を足す。

上の画像の顔の左右に顔を足して

牛の側に犬を足したら、、、、、

『ダッタートレイヤーの完成です(笑)』

牛はシヴァの乗り物とされていて
犬はダッタートレイヤーの守護神とされています。

この様な事から

純粋に一人の神として

『大黒天、イーシュヴァラ』

は存在しない様で存在する。

『水』の様なものなのでしょう。

個人的に簡単に表現すると

『液体、気体、固体』

この様な感じなんだと想います。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

さて話は天狗さんに戻ります。 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

吉野皆杉小桜坊=秋葉山三尺坊=飯綱三郎=
大日大聖不動明王(不動明王)(順不同)

カグツチ=シヴァ=大黒天=不動明王=
愛宕山太郎坊=秋葉山大権現=大国主(順不同)

この様になります。

秋葉山三尺坊、秋葉山大権現は別人でしたね。

共通する部分は

『不動明王』以外はありません。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

さて。ここからは

『個人的な考察です。

一応色々と調べて結果的な事を踏まえた考察です。ただの空想ではありません』


しかし

内容が内容だけに

どう感じるかは皆にお任せします。



最近、一番疑問に想った神社がありました。

ご祭神は

『高御産巣日神』

(たかみむすびのかみ)

『神産巣日神』

(かみむすびのかみ)

『応神天皇』(おうじんてんのう)

(ほんだわけのみこと)(八幡)

この三人が祀られている神社。

元は八幡神社で物部氏の拠点だったらしいので
応神天皇さんがいるのは納得なんですが。

個人的に『ヘェ〜ミナカヌシがいない』

そう想ったんです。

しかし、本殿の少し隣に

『稲荷社、祖霊社、秋葉社』が

横一列にあり。

祖霊社は(天之御中主神)

(アメノミナカヌシ)が祀られており

横に

秋葉社がありました。

そういえば、、、秋葉さんって何か、、、
ご祭神が有名な所にあったり、側にあったりするよな、、、、

神社とかを火から守る為なんだろう、、、
本当にそうなのか?

稲荷さんは『ウカノミタマ』って名前で
食物の神とも言われて、スサノウさんの二人目の奥さんの子供って言われてるし、、、話もある。

豊受大神さんとも言われてるしなぁ、、、
ホツマツタエだと、豊受さんはミナカヌシさんのほぼ直系にあたる人だし、、、

天之御前中主はみなかぬしだしなぁ、、、

で、秋葉さん、、、、、カグツチ。

正直、、、、つり合わない気がするんだよな。

でも、、、そう。

、、、、、、、、、

これならつり合うか、、、、、。


秋葉山三尺坊

飯綱三郎

不動明王

不動明王さんの下に2人居るのは

不動明王さんと童子さん


『童子さん』です。

基本的に不動明王さんの下に居る2人は

矜羯羅童子(こんからどうじ)さん

制吒迦童子(せいたかどうじ)さん

の二人です。

童子は全員で三十六人いて。
その中の八人も

『八大童子』と言います。


この八大童子が不動明王さんの脇にいるんですがメインで描かれるのは

矜羯羅童子(こんからどうし)さん
制吒迦童子(せいたかどうし)さん

です。

簡単に言うと童子さん達は、明王になる為にまた、その上の如来になる為に不動明王さんと共に居て修行、手伝いをしていると言われています。

先程も童子さん

『永遠の童子』=『チャトゥルサナ』

が出てきましたね。

簡単に言うとブラフマーの魂でしたね。
またはヴィシュヌの究極の実体の表れとも言われています。

それをアヴァターラと言う。不死の存在、または究極に至上な存在の『化身』『権現』である。

これはサンスクリットで『低下、転落、降下』を意味し特別な目的の為に死のある者への意図的な転落を意味する。

もう『アヴァータラ』という言い方から内容から意味深ですよね。

余談です。
アヴァータラ→アヴァータ→アバターとなるんじゃないでしょうか?

特別な目的の為に死のある者への意図的な転落を意味する。転落又は降下って、、、ルシフェルじゃなですか、、、

この様な事から『童子さん』が手伝いをしてる

『不動明王さんって何者何でしょうか?』


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

では繋げます。

ブラフマー(ブラフマン)の魂、精神=

ヴィシュヌの化身=永遠の童子=

チャトゥルサナ=サナート・クマラ=

クベーラ=(ヴァイシュラヴァナ)=

毘沙門天=多聞天=鞍馬山僧正坊=

八天狗=四十八天狗

とこの様な繋がりになります。


更にこれに近代の神智学を繋げます。

サナート・クマラ=金星=明けの明星=堕天使=ルシフェル=魔王=護法魔王尊

となります。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

そして。

ある神話には

『王位や王権を継承する時に宝剣を持ち。

縄、輪の様な物を持ち。次の王に継承の証として、縄、輪を渡します。』

この様な話があります。

では

その方の画像をどうぞ。

アフラ=マズダとフラワシ
アフラ=マズダ(右)王位継承の場面

そうアフラ=マズダ、シュメール神話です。

アフラ=マズダはアヌの王ともされています。
アヌの王とは、アヌンナキの王という意味になります。

一番上の画像はアフラ=マズダがフラワシに乗ってる画像ですね。

フラワシとは以前もお話ししました。
ゾロアスター教の守護聖霊であり様また一人一人の守護聖霊でもある様です。

次です。イナンナです。(別名イシュタル)

イナンナ(イシュタル)

軽くイナンナの話を

イナンナは金星や愛や戦いや豊穣の守護神とされています。

シンボルは

藁束(わらたば)

八芒星また(十六芒星)

聖獣はライオン

聖樹はアカシア

聖花はギンバイカ

ギンバイカ

そして簡単に言うと

エンキ、エンリルの両方を力を持っている
最強の女神です。

またイナンナには姉が居て

名前を

エレシュキガルと言います。

イナンナ、エレシュキガルは仲がよくありませんでした。

個人的な考察から簡単に言うと

イナンナは『生』

エレシュキガルは『死』

という属性を司っていたからです。

また、ティアマトは殺された時に
半身でイナンナ、半身でエレシュキガルを
産んだ?という話もあるんです。

これはティアマトの半身で『天』を
半身で『地』を造った話があるのでそれを
元に作られたんじゃないかと想います。

イナンナ自身も

先程書いた様に愛や豊穣の守護神とされていますが

『戦いの守護神』でもあるのです。

また、省略しますが

『イナンナの冥界下り』という神話があり

一般的にイザナギがイザナミに逢いに行く黄泉の話のベースじゃないか?とも言われています。

イナンナ(イシュタル)
イナンナ像
縄文のヴィーナス(長野県)

またイナンナ像と縄文のヴィーナスはこの様に構造が似ています。縄文のヴィーナスが発見された棚畑遺跡(たなばたけ)からは縄文中期頃の物、今から4000年前から5000年前辺りの物が沢山出土している様です。

この様な事からも、この土偶が作られた6000年から7000年前にはもう既に何かしらの文化交流があったんではないだろうか?


次は太陽神ラー

太陽神ラー

棒、杖の様な物を持ち、こちらは
『アンク』と言われる『生きること』を意味するとされています。

また、エジプト十字、アンク十字とも言われています。


また金星を表すシンボルにも似ていると言われ金星に何か関係があるのか?とも言われています。

何となく皆さんはどう関係しているか分かりますよね。

次はエンキです。

エンキ
エンキ
エンキ
エンキ(ダゴン。エンキがベースと言われている)
左がエンリル、右がエンキ


全てエンキです。(エンリルもいますが(笑))

エンキは人の姿ではあまり表されていません。羽が生えていて蛇や竜などの半身で描かれたり

『鳥人間』で表される事が多いです。

そしてバッグの様な物を持っています。

『メー』『メ』もしくは『パルスー』と言われる物です。

メーは、勝利や英雄や繁栄など

良い意味もありますが、逆の意味もあります。

憎しみや都市の破壊や嘘。

メーには64個ぐらいの意味があります。

またこの様な意味もあります。

メーは籠網であらわされる事が多く抽象的なイメージであらわされます。

またイナンナの様に

丸めた縄の様なメー

この様な形のメーもあります。

『メー』の抽象的なイメージからすると先程のエンキの画像の『籠網』は

メー
メー
メー


全て『メー』だと想います。

さて

このイナンナが何故?二つの『メー』を
持っているか。

メーを2つ持つイナンナ

先程もお話ししましたが
イナンナは、エンキ、エンリルの二つの力を持っていると言われています。

簡単に言うとイナンナが2人のメーを盗んだんです(笑)

先程書いた『イナンナの冥界下り』の内容から
イナンナは最終的に『7つのメー』を手にした事が分かります。が最後はメーは無くなります。

また

エンキ、エンリルからしたらイナンナは孫にあたります。またイナンナのおかげでエンキ、エンリルの不仲が収まったと言われています。

さて、『メー』には象徴的なシンボルがあります。

こちらです。

日食

日食です。

『太陽と月ですね。』

でも日食を見るには

地球も必要ですね。

『太陽、月、地球』この三つが重なる時

『本当のメー』になるんじゃないかと個人的には想っています。

表現が難しいですが、、、、、、

分かりやすく言うなら

聖書の『父と子と精霊』の様な。
造化三神の『アメノミナカヌシ、タカキムスヒ、カミムスヒ』の様な。

3つのエネルギーが必要な様なそんな感じに想っています。



この様に『メー』を持つ人が沢山います。 

飯綱三郎
秋葉三尺坊
不動明王


もうお分かりですね、、、、、

飯綱三郎

秋葉三尺坊

不動明王

みんな『※メー』を持っています。そして『剣』も持っている。

(※本来は羂索(けんさく)と言います。悪を縛り付ける物だったり、救いの象徴だったりします。羂索は本来メーだったと個人的に想っています。)

そして、『火』『太陽』の属性を持っています。

水は?と想う人もいると想います。

アフラ=マズダ=ヴァルナでしたから。

アフラ=マズダさんは

天空、水、大地、植物、動物、人、火の順番で創生したと言われています。

その後、アフラ=マズダとインドラの争いに
ブッダさんが仲介に入り、東西南北の守護になりバランスをとる為(インドラ=雷=火。空の火は雷とされている為)

火属性はインドラに任せたと考えられます。

また、不動明王さんはよくどこに祀られていますか?

『滝』ですね。

なので以前、飛騨の口碑編でお話しした

馬=火 猿=水でバランスをとるのと同じ事だと想います。

この事から推測出来る事は

人=天狗=大天狗=明王=宇宙人か、宇宙神か。

童子=大天狗=明王=宇宙人、宇宙神か。

この様な事が推測出来ます。

この推測なら

何故?秋葉社が天之御中主と並列か

秋葉が有名な神社の境内や側に何故?あるかが何となく分かると想います。

この様な繋がりが見えてくるんではないでしょうか?

天空の王=アフラ=マズダ=不動明王=童子=サナート・クマラ=八童子=八天狗=四十八天狗など。

この様になりませんか?

この他に

ホツマツタエには簡単に言うと、この様な事が書いてあります。

オモタルさんカシコネさん夫婦を最後に。
日本の中央政府にミナカヌシの直系(本家)は断絶してしまう。

中央政府の不在をなんとかするために。

急遽タマキネ(豊受さん)は
ヒタカミ(今の仙台辺り、日本)に

四十九神(ミナカヌシと48の神)を勧請(かんじょう)し。

『天のタカマ』を地上に写して『地のタカマ』とする。(簡単に言うと天の高天原を地上の高天原に移した。)

これにより、地上の高天原にも天の高天原の神が現れる様になった。

とあります。

ミナカヌシを含め四十九人の神。

ミナカヌシが四十九人の統率者である事を考え、四十八人が実行者であると考えた場合。

四十八の神=四十八天狗

八天狗は石鎚山法起坊さんを含めて、本来は『九天狗』。

石鎚山法起坊さんは『別格』

天之御中主さんも『別格』

別格を引いて考えるなら。

『四十八。』

この様になると想います。

また愛知県のお寺。元は神宮寺だと想います。
(神宮寺とは、お寺と神社が習合したこと。)

秋葉山三尺坊を祀ってある所に。

大天宮 小天宮というのがあります。

皆さんは何と読みますか?

そのまま読んだら?

『天狗=天宮』なら?

今までの繋がりを考えた場合、、、、、

おのずと『ヒント』は見えてきますね。

更に『ヒント』を。

愛知県のある神宮の隣に

『毘沙門天と秋葉山三尺坊』が

一緒に祀られています。

この様な事から、今皆さんにお話ししてる事から

不動明王
秋葉三尺坊
飯綱三郎
天狗


『元は同じ天空の神々だと想います。』

皆さんはこの考察をどの様に考えますか?


上巻は以上になります。

では次回『下巻』でお逢いしましょう。

臥龍桜でした。

ありがとうございます。


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