#14 『恐れのない組織 心理的安全性が学習・イノベーション・成長をもたらす』 エイミー・C・エドモンドソン / 英治出版 2021
こんにちは!
会社のモヤモヤを読書で解きほぐしたい
40代ワーママのKです。
主に仕事用に読んだビジネス本の記録を
投稿しています。
心理的安全性
ここ数年で、すっかり浸透しました。
Googleが突き止めた”効果的なチームの条件”
その最大の要因が、心理的安全性ということで
注目を集め、本もいろいろ出版されました。
私が最初にこの概念に出会ったのは
日経新聞だったと記憶しているのですが
以来、関連の本をいくつか読み
自分の職場で実現できるか
試行錯誤しています。
なぜ、心理的安全性が必要なのか。
なぜ、チームによい効果をもたらすのか。
この研究の第一人者である著者は
心理的安全性が
学習・イノベーション・成長をもたらす
としています。
なんとなくですが
働きやすさとか、言いたいことが言えるとか
日本では組織風土をよくする目的で
捉えられがちに感じているのですが
その先の”成長”まで辿り着いてこそ
職場で心理的安全性を実現する価値がある
と私は考えます。
【読書メモ】
(本書のまえがきから)
どんな業界でも、知識とイノベーションなくして競争優位は得られない
そのためには優秀で意欲的な人を採用し、目立つこと、間違うこと、上司の気分を害することなどの不安を乗り越えて、知識を共有したいと思える職場が必要
メンバーの組み合わせが刻々と変わる現場では、専門性、地位、距離を超えてコミュニケーションを図り、一致協力する必要がある。最も効果的に協働するためには、心理的に安全でなければならない。
心理的に安全であっても、チームは失敗するかもしれないが、対人関係の不安に悩まされることはなくなる。率直に話すリスクを積極的に取ることができる。
個人と集団の能力を引き出したければ、リーダーは心理的に安全な企業風土をつくらなければならない。自分の意見が職場で重視されていると実感するのが当たり前になったら、どんな結果が出るだろうか。
もちろん
素晴らしい結果が待っていそうです!
医療機関などミスの許されない業界や
自動車業界の不正事件などから
心理的に安全でないことで
社員がどう振る舞い何が起きるのか
また心理的安全性を確保して成果を出した
企業やプロジェクトの事例も解説。
リーダーが
組織から不安を取り除き、学習・イノベーション・成長できる環境をつくる
その手助けをしてくれる本です。
一番大切なことは
直面してしている問題について
認識を共有し、共通の目標を持つこと。
管理畑の私だったら
職場の不具合を一つでも減らすために
気づいたことをみんなから上げてもらうこと。
よくないことも、言いにくいことも。
そうして、意見を集め、発言に感謝して
共に考え、解決方法を探って
実行していきたい。
私のチームは、たぶん隣のチームから見ると
毎日ペチャクチャうるさいと思われている。
でも、それが心理的安全性のためだと
わかってそうしているのです!
次は、隣のチームを巻き込むつもり。
ふふふ。
おばちゃんパワーの本領発揮です。
ではまた。
最後までお読みいただき
ありがとうございました!
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