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女体を知らずに死ぬもんか

こんばんは。300万貯めて死ぬです。今思えば、子どもの頃からずっと死にたいと思っていました。でもこれってそんなに特別なことじゃないですよね?きっとみんな思ってるけど言わないだけなんだ。そうにちげえねえ。ガッハッハ。そうだって言ってくれよ!う〜ん……そうなのか…?違うかも…?ガハハ…ガハハ…

すみません、山賊が出ちゃいましたね。油断するとすぐ山賊になるからいけない。気を引き締めます。

子どもの頃からの気持ちをもう少し正確に表すと、「生きる理由がない」でした。引越しばかりで友達は作る先からいなくなり、家族仲は悪く、打ち込める好きなこともなく、グレを許容される自由もありませんでした。詰んでるな〜。友達作ったってどうせまたいなくなっちゃうんだ…と思ってからの無気力さったらないよネ。

(不老不死のバケモノと同じこと言ってるなこれ)

でもそれでも生きながらえているのは、ベランダの柵に登った時、「オイラ、まだ女体の柔らかさを知らねえや」と踏みとどまったからです。当時12歳、立派なもんです。どえらいムッツリスケベです。あっぱれ。

人間よくできているもので、こうして性欲が生きる理由の1つになりました。かっこよく言えば「死ぬ前にやってみたいこと」、素直に言えば「童貞卒業するまで死ねない」ですね。どえらいね。

この「やりたいことをやり尽くすまでは死ねない」という思考はなかなか便利で、あれもやりたいこれもやりたい…と新しい目標が次々と出てきます。他には「日本一周の旅をしたい」とか「バイクがほしい」とかだった気がする。

ただこれは諸刃の剣でもあって、目標が無くなった時点で生きる意味がなくなってしまうんですよね。これに抵抗するには、やりたいことを探して走り続けて、死神から逃げ続けないといけないんです。すっごいマラソン。やりたいことを叶えては新しいことを見つけて、死神が来ていないことを確認して……そうやって逃げ続けてきたはずが、なんかもう捕まっちゃってたみたいです。やりたいことはあるんだけどね。

あ、女体の柔らかさですか?知れました。よかったな!12歳の死にたい自分よ!あと、日本一周もやれたぞ!もうちょっとだけ生きていいぞ!12歳の死にたい自分よ!

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