がんちゃん通信 part23
がんちゃん通信のpart23です。今回も2016年に発生した、台風10号による被害や支援について書いています。
「三陸駒舎」を拠点に釜石市橋野町の「中村」という集落で支援活動を行いました。川沿いの道路は崩壊。周りの家は川の水や泥をかぶり、大きな被害となっていました。
側溝の泥かきや水をかぶった家具を運ぶなど、かなりの重労働。泥は日がたつにつれ、菌が広がり、二次被害になります。そのために早くどけないといけません。
緊急支援フェーズ。「人が生活できるような状態にしていく状態」です。とにかく体力が必要なこのフェーズ。しんどかった記憶があります。
また困っていることを聞くこと、人の声を聞くこと。これはさらに大事です。困っていることはなかなか打ち明けられません。なかなか心を許すのは難しいことです。活動を通して信頼を得ること、心を許してもらうこと。それも同時に行っていくことが必要です。ほんと、毎日が学びでした。ここでの知識は普段生きていくうえで、災害が起きたとき、どちらでも重要なものでした。
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