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【コミュニケーションの可視化】会話の量・バランスを実際に計測してみた

誰かと話しているときの会話の量のバランス、考えたことありますか?
そのコミュニケーションの中で自分がどれだけ話したか?相手がどれだけ話したか?
話していると、気づくと自分ばかり話していて、あわてて話をふったりすることありますよね。
みなさん、なんとなく雰囲気で感じていることだと思います。

では、数字だとどのくらいの会話のバランスがいいのでしょうか?
考えたことないでしょ?
私はそういうところにとても興味があるのです(笑)

なんとなくだと、半分半分、5:5がいいような気がします。
自分も話できてて、相手も話できている。

なので、日常の会話(会社での打ち合わせ)で実際に計測してみました。

1on1で計測してみた

皆さんの会社では上司との1on1ミーティングってやっていますか?
1on1ミーティングについてはこちらの書籍がとても参考になりますのでぜひ読んでみてください。

こちらの本についてよくまとまっているnoteがありましたのでこちらもシェアしておきます。

この1on1は私と上司でもやっていますので、そのミーティングで計測してみました。
今のコロナの状況で、弊社はフルリモートワークのため、ミーティングがオンラインで実施されています。
この1on1もオンラインでのミーティングとなっています。

計測方法

今回は発言した文字数をカウントしてみました。
その文字数を会話の量として会話のバランスを計測します。
文字数を計測するために使ったのは文字起こしのウェブサービスです。
私が使ったのはこちらのtorunoというサービス。

オンライン会議をかんたんに文字起こしできる議事録を作れるサービスで、サクッと3時間は無料で使えるのでご興味ありましたら使ってみてください。

こちらを使ってリモートで実施される1on1を対象に会話の量を計測してみました。

計測してみた

で、私の1on1を上司の了解を得て計測してみました。
結果はだいたいですが、上司:部下(私)=1500:3000でした。
つまり上司:部下(私)=1:2です。
私のほうがたくさん喋っていたんですね〜。
確かに1on1では部下である私の方がたくさん話すことが多いので納得はできます。
当日の1on1では今後のキャリアについて話したのですが、しっかりと話しを聞いてもらえた印象もありました。
この結果には納得です。

可視化することで見えること

私と私の上司だと上で紹介したような結果になりました。
もちろん他の会議だと別の結果が出るでしょう。
いい会議はどんな形なのか?悪い会議とはどんな形なのか?そういったことが可視化結果から見えてくるはずです。
これが私の社会人人生でのライフワークになりそうです。

共同研究について

たくさんのデータ、いろんな方法、指標でコミュニケーションを可視化して分析する、そんな研究を大学と一緒に共同研究をやっています。
大学との共同研究についての記事も書いていますので、これから産学連携にて大学と共同研究してみたい方はこちらの記事もどうぞ!!


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