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20代最後に20代の失敗を振り返る

お久しぶりです!いつのまにか年齢を重ね、わたくし史上初の30代に突入しました。(書き始めは20代だったのですが、20日間熟成させてましたしまってました)

走馬灯のように、23歳新入社員の時を思い出します。

研修を終え、仕事生活という人生第二幕のスタートにウキウキした気持ちで配属先のオフィスに到着した私は、真っ先に奥の応接室に案内されました。まるでVIPのような対応に、「新入社員を大切にする会社なんだな😘」と感激しました。
ところが、数分後案内ミスだったと告げられ、応接室を追い出されることになりました。どうやら、見た目が老けすぎていて新人ではなく、プリンターの業者の人が修理に来たと勘違いされて、デスクではなく応接室に案内されたようです。

その後の20代人生でも、クライアントに新卒である旨の挨拶をしても「(鼻で笑った後)で、何歳なんですか?」と聞かれてしまいました。挙げ句の果てには、新人必殺の「上司に確認します」を発動しようものなら「岩本さんね。なんでこんなことも岩本さんが上司に確認しなきゃいけないの、もう今の会社は何年目ですか?前職はなにされてたんですか」と詰められる始末。
つまり、実年齢以上に大きな期待をかけてもらえる20代でした。本当にたくさんいい経験をさせていただきました。

そんな20代を経て、30歳という節目を迎えるにあたり、これからの将来のことを改めて真剣に考えています。今後10年の目標を立てよう、Noteに書こうと意気込んでおりました(その内容もNoteに書く予定)が、それよりも重要なことがあることに気づきました。

それは、20代の失敗を振り返ることです。もっというとそれを自分の中で整理し、咀嚼し共有することです。

これまで外見は立派であるため、ありがたいことにいろんなチャンスを向かい入れるバッターボックスに立たせてもらい、たくさん失敗してきました。

これまでたくさんの失敗を支えてくれた皆さんに恩返しができるいい30代になるように、簡単に振り返って共有したいと思います。

やりたいことと実際の仕事とのギャップと舐めきった就職活動/キャリア面

社会とがっつり接点を持つ初めての経験といっても過言ではない就職活動で、早速やらかしていました。
海外での経験や、周りの大学生よりも社会接点が多かったことや、同期(休学で1年遅れてるので就活の先輩)からの情報優位性等から、「俺を取らない会社は、後悔する」くらいの天狗になっていました。実際に、当時はみんな12月からスタートしている就職活動を、私が本格的に開始したのは4月からでした。
つまり、自分自身の大切なキャリアを2ヶ月程度で決め切らなければなりませんでした

それでも、なんとか(実は必死こいて)内定をいただくことはできました。こんな浅墓な考えを持った若者に、可能性を感じ時間と労力を投資したいと内定をくださった企業の皆様へは感謝しかないです。

しかし、自分自身が描きたいキャリアが曖昧なまま短期間で最初のキャリア選択をしてしまうことにより、やりたいこととのギャップが生まれてしまいました。
第2新卒で受けた企業の数は、10社以上(正確な数は覚えていません)。面接を受ける業界からブレブレでした。なんとか、受けていくうちに、希望の業界が絞れて、結果ありがたいことに良い選択ができました。
その時々の選択には一切後悔はないですが、キャリアについてはもっと自分自身が時間と労力を投資して良かったなと思っています。

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なんとかなると思う傲慢さと学ぶ姿勢の欠如/仕事面

仕事面では本当に苦労しました。
20代前半は、自分の力を過信しすぎており、自分の仕事のできなさを理解できず、失敗だらけでした。

時間をミスする、メールの誤字脱字、社内ロープレではまともに話せない等新人がやりそうなことは一通り(そして複数回)やりました。そんなときに、手を差し伸べてくれた同僚や先輩方に対して、もっとリスペクトして、助けてもらってたほうがよかったなと感じています。
単純なことや難しくないことをできるようになるのに必要なことは、本や人から学んで実践することだと思います。

特に私の場合は、ありがたいことにすごく人脈に恵まれていたので、すべての所属した会社や組織で、自分よりも知識も経験も豊富な人だらけで、学びの宝庫でした。そのような恵まれた環境であったにもかかわらず、うまくそのチャンスを活かせていませんでした。
「人や情報に共感して傾聴し、自分へフィードバックし行動する。」この回数をもっと増やせると良かったと思っております。

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貯金ゼロと借金/金銭面

20代は一切お金を貯められませんでした。3回の転職、6回の引っ越し、起業等、自分のやりたいことや経験への投資という免罪符のもと、(特に自分自身の)お金に対しては真剣に向かい合うことができていませんでした。
本当にきついときは、友人等にお金を借りて恥ずかしい思いもしました。

使い道については、悪いことに使ったとは思っていませんが、マネーリテラシーについては、もっと身につけたかった。いまも身につけたい。
具体的には生活費の2−3ヶ月分くらいの貯金はあった上で、やりたいことにチャレンジしてもよかったかな。(ただし、こればっかりは、ちょっと迷うところです。友人などに迷惑をかけたのは悔しい思いをしましたが、一方でそのときにしかできなかったことにチャレンジできたのはよかったとも思っています)

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大きすぎる大義と小さな行動/精神面

社会のため、人のため、将来のため、日本のため、世界のため、未来の子どものため。
20代の私は「日毎生意気になってやろう、大言壮語を吐いてやろう」と思っていたので口だけは達者でした。

そのおかげでいろんなチャンスをつかめた部分もありますが、行動力面ではもっともっとやれたなという思いしか無いです。もっと本を読めた、もっと勉強できた、もっとあの人に会いに行けた。きりがないです。

特に苦手としていることについては、腰が重く行動が難しいことは多くありました。

最近はこんな言葉に出会いました。
If you want to go fast, go alone. If you want to go far, go together.
一人で焦らなくてもいいのかなって思って少し余裕をもてるといいなと思います。

体力の過信による居眠り運転と事故/健康面

高校はほぼ皆勤賞で大学でも運動部だった私は体力には自信がありましたが、そんなに頭は良くない自負がありました。なので、20代は馬車馬のように経験しながら自己成長しようと思っておりました。

しかし案の定、仕事ではミスはしまくる、めちゃくちゃ効率悪く働く。

お金に余裕が出てきて華々しい社会人のイメージとはかけ離れた生活をしておりました。とはいえ、上述のように体力には自信があったので、諦めずに働き続けた結果、、

居眠り運転で危うく大きな事故を起こしそうになりました。(本当にありがたいことに、けが人もいなく物損のみですみましたが、、本当に二度と経験したくないことです。。)

限界を超えるまで、まずやってみる。

これは非常に大事なことですが、一方で一定ラインを超えるようなリスク(特に人に迷惑を掛けるような)は取らないように、自己管理の徹底が必要だと感じました。ときには、自分を大事にすることも必要だと思います。

まとめ

いかがでしたでしょうか。恥ずかしい話も書いてみました。書いてみての感想としては、もっと失敗してたかったなという思いです。

ただ、

「今あのときに戻れたら、もっと◯◯だったのに。」

と思う失敗が多ければ多いほど、自分自身が成長した証だなとも思います。

今後は色んな人に失敗できる環境を与える側になったり、自分でももっとたくさん行動して、中には失敗し成長する機会を作れる30代になりたいと思います。30代の妄想記事も書く予定です。

こんな文章ですが、役に立ったなぁ〜起業したいなぁって思った方はスキしてください。

そして、やるきに満ち溢れてしまって起業したくなったあなたに朗報です。

昨日scheme vergeからイノベーションエコシステム拠点「The Seat Halki」の運営が開始されました。

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※この記事は、個人の見解であって、所属組織を代表するものではありません

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