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プロゲーマーへ

初めてのesports体験

僕が最初に見たesportsは、
当時携帯でやっていたVaingloryというゲームだった。

いつものようにVaingloryで遊ぼうと思ったらタイトル画面に
「世界大会」との文字が。

日本からの出場チームはStan Smith選手と双子の選手の3人で構成されてた。
ちなみにStan Smith選手はゲームキャスターで活躍されている岸大河さんの当時のゲーム名である。

ちょっと見てみようで始まったものが、次第に彼らを応援するために、毎回試合の時間になると携帯を開いて待機するようになった。

順調に決勝戦まで勝ち上がっていく、日本代表を見て、まるで自分のことかのように嬉しくなった。

そして迎えた決勝戦。

結果から言うと日本は準優勝。
最後の対戦相手はesports大国、韓国のチーム(確かInvincible Armadaってとこ)。
試合内容は悪くなかったけど、結果は敗北。
もしかしたら勝てるかもって思っていたから、少し残念な気持ちになった。

そんな感じで僕の初めてのesports体験は幕を下ろした。
今まで、どこかのチームを応援したりする経験が無かったから、とても新鮮な経験だったとの、今でもこの試合をことを覚えている。
そこで初めて、esportsとプロゲーマーの存在を知ることになった。

PUBG時代開幕

その後、流行りに流行ったゲームが登場。
PUBG時代の幕開けである。

PUBGの日本リーグPJSなどが開催される前に、日本初のプロゲーマーとされる格ゲーの梅原大吾や東大卒プロゲーマーのときどなどの活躍によって、日本のニュースなどで「esport」「プロゲーマー」などが取り上げられるようになった。(多分ね。ソースはないよ。)

日本のesportsの盛り上げようと活動されてる梅原さんとときどさんのことは応援してる。本も買ったし、獣道での熱い戦いとかも見た。
格ゲーのことは全然知らないけど、二人のことは知ってるから、観戦も楽しめた。
これからの活動も応援していきたい。

話を戻すと、PUBGのおかげ、日本のPCゲーマーの数が明らかに増えたと感じた。「PUBGのためにPCを買いました」って人を何人も見てる。

海外が主流のesportsがどんどんと日本に流れてくるのがわかった。

これはやって損はしないなと思い。OWをやめてPUBGを本気で取り組むことにした。
別にプロになりたいとは思っていなかったけど、純粋に上手くなりたい一心で練習に励んだ。

PUBG練習の毎日

アメリカの高校へ行きながら、帰ってきては部屋に籠りPUBGの練習をする生活を半年とか1年ぐらいやってた気がする。

最初の頃は何も考えずにひたすらやってるだけだった。
中々上手くならなくて、上手くなる方法とかの動画を見始めた。

元々、完璧主義な性格で欲しいゲームを買う前にホームページで徹底的に調べてから買うとか、小さい頃からやっていたから、「情報収集」は普通に出来るようになった。

そこから立ち回り、武器の性能など色々なことを勉強して強くなっていった。
レートはダイヤ3。
順位は1,402,210位ぐらいまでに上がってきた。
半分より上にはいけたぐらい。

そこから、さらにエンジンをかけていった。
これらのことを特に頑張った。
・ルーティン
・メモ
・時間管理
・睡眠

ルーティン

いくら学習をしても、ゲームにはエイムやキャラコンなどのハンドスキルは上達しない。
そこを補うために、毎日試合をする前のエイム練習をルーティンとすることにした。
ちなみにエイム練習では、csgoを使った。

最初は変に頑張って、毎日3000体ボット撃ちとか言い始めて、案の定続かない。
そこからどんどん減らしていって、毎日500体ぐらいに落ち着いた。
その後にゲーム内でリコイルの練習をする感じのスタイルに落ち着いた。
ウメハラさんの本の中にもある「10年間続けられるぐらいの強度」での練習を毎日することに決めた。(5年とかだったかも?忘れた。)

メモ

メモはOWを頑張ってる時からやっていたから、それを続けることにした。

ウメハラさんの本「一日一つ強くなる」の中でもこのメモ術について触れているところがあった。

「毎日、自分のどこが強くなったかメモをする。」

メモを取ることによって、同じミスが減るようになった。
頭で考えるだけじゃ、すぐに忘れちゃうけど、文字に起こすとなぜか記憶に定着することを学んだ。

あと、たまに"自分って成長してるのかな?"
"他の人より練習足りないんじゃないかな?"
って焦って、自分を悪い方向で追い込んでしまったりすることが少なくなった。
自分の成長が見えることによって、

「昨日の自分より、俺は少し強いんだ」

って思えるようになった。
これは、今でも俺の価値観となって、僕を支えてくれている。

「一日一つでいいから、前に進んでいこう。」

時間管理

学校に行きながら、どうしたら練習の時間を確保出来るのかって考えるようになった。
そこでやり始めたのが、カレンダーで一日の予定を決める。
つまり、限られた自分の時間を管理することを始めた。

これによって、
・ゲームを実際にする時間
・ゲームの研究をする時間
・夜ごはん
・宿題

やること全てを出来るようになった。
「壁を見つめてたら二時間たってた」って具合に時間感覚が全くない俺にとって、かなり成長をした瞬間だった。

睡眠

普通に学校で勉強してるだけだったら、別に寝不足でもある程度出来ていたけど、ゲームで極限まで集中して、敵に撃ち勝つには睡眠が必須だということが分かった。

ちゃんと7時間寝ると、学校で集中して勉強が出来て、さらに家に帰ってきて、集中してゲームが出来るってことに気づいた。
6時間睡眠だと学校だけで疲れてしまって、ゲームに集中する力は残ってなかった。
ゲームをすることによって、自分にとって最適な睡眠時間を学んだ瞬間だった。

練習の成果

学習も進む。体調もバッチリなつるぎはどんどん力を蓄えて行った。

遠くの敵にピタッとエイムが合うのが実感できた。
先に撃たれても、撃ち返したら勝てるぐらいにエイムは成長した。
レーザービームかってぐらい、リコイルも安定した。
グレネードも投げたら全部当たる試合とかもあった。

ゲームのレートもASIAサーバーでグランドマスター1にまで上がった。
順位にすると2,052位。これは上位0.1%に当たる。
NAサーバーでも800なんとか位ぐらいまで行くことが出来た。

おまけに、ゲームを頑張ることによって、自然と学校の勉強なども出来るようになっていた。そのために頑張ったわけじゃないのに、勝手に出来るようになってた。うけた。

後編へ

チームを抜けたから、この機会にちょっと思ったことでも書いておこうと思ったら、色々思い出してきちゃって、人生全部を書くことになると思わなかった。
あり得ないほど長くなりそうなので、後編を作ります。

書ききれないぐらい人生が濃くなってきたって証拠だから良いこと。

生まれてから中学校までの自分の人生とかって、3行で書き終わると思う。
それがここまで大きくなったのいいことだ~。

人生って本をもっと大きく出来るように頑張ろうね。自分。

Works cited(引用元)

Photo by Florian Olivo on Unsplash

Thx for all the support.