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ゲーマーズ読書&漫画マガジン

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ゲーム情報ブログ「G@MERZ:HACK(https://varis.jp/)」を運営する筆者の読書メモです。漫画も含みます。
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記事一覧

ゲーマーなエンジニアの読書術

自分はエンジニアを生業としているものの重度のゲーマーで、本質的にはゲームをしたり、ゲームに付いて考えたり、ゲームのレビューをする事が自分の目的であり人生であると考えています。 仕事は社会的に、或いは身体的にこの世界に存在するために必要なのでやっているけど、本質的には仕事に向いている脳でもなく、仕事への方向性を嗜好もしていないのです。 ただエンジニアは考える・調整(交渉)する・何かを作る(設定やコーディング)・何かを書く(資料や手順書)という4つの主な工程・作業があり、それ

リベンジ系漫画に嵌る

最近リベンジ系漫画に嵌っています。 リベンジ系漫画とは、現代版の「必殺仕事人」のような、人知れず悪人を裁いていく系の漫画(自分の定義)です。 このnoteで紹介しているのは、小悪魔教師サイコ、怨み屋本舗、ヒューマンバグ大学(拷問ソムリエ)です。 小悪魔教師サイコブックライブサイト 小悪魔教師サイコ第1話 小悪魔教師サイコは広告に沢山出てきていて知りましたが、自分が見たのはタテ読み漫画の方で(小悪魔教師サイコは、通常漫画版とタテ読み漫画版、小説版等がある)、サイトによって

ザ・ファブル感想・アニメ化決定

南勝久先生の漫画はヤンマガの「ナニワトモアレ」を偶に見る程度で、失礼ながら凄く面白いという印象ではなかったものの、「ザ・ファブル」は今までにないストーリーとキャラクターが絶妙にブレンドされ、自分は2017年からコミックスで読んでいますが、ここ最近ないほどはまった漫画でした。 とにかくストーリーが独創的で、よく思い付いたなと思います。 ザ・ファブル 第一部(漫画)ファブル|ヤンマガWeb 【名もなき組織「ファブル」に属する伝説の殺し屋・佐藤明(偽名)。 明と妹役のバディ・洋

夏はホラーを読もう!シチュエーション系ホラーのプロットが秀逸な伊藤潤二作品から2編を紹介

夏だからホラー、というわけではないが、最近ハマった漫画で、伊藤潤二のホラー漫画がある。 伊藤潤二作品は、これまでほとんど読んだ事がなく、『うずまき』『富江』くらいしか知らなかった。 (後は、『HUNTER×HUNTER』の「淵!?い、いやヒ・・・ヒソカ!!」の元ネタになったのが「ファッションモデル」という伊藤潤二作品である事はかなり前に知っていた。HUNTER×HUNTERファンには有名な話かもしれない。) が、先日伊藤潤二氏がアイズナー賞というアメリカの権威ある賞で2部

『多動力』読後感想|げー読

ホリエモンこと堀江貴文氏著作『多動力』を読了したので感想を上げる。 読み放題のAmazon Prime Readingのタイトルに登録されていたので、Kindleにダウンロードして隙間時間に読む本の一つとして読み始めた。 堀江氏の本については、どの著作も似たような事が書かれている印象があるため、これまでほとんど買って読んだ事はなかったが、『多動力』についてはタイトルの面白さと話題になっている印象があったため読む事にした。 本の内容について『多動力』は、堀江氏の様々な価値

『勝ち続ける意志力 世界一プロ・ゲーマーの「仕事術」』読後感想|げー読

格闘ゲームのプロゲーマー・ウメハラこと梅原大吾氏著作『勝ち続ける意志力 世界一プロ・ゲーマーの「仕事術」』を読了したので感想を上げる。 ※本記事は2019年11月30日に筆者のWordPressサイトに投稿した記事をnoteに移行した内容となります。なお一部を加筆修正しています。 ウメハラとはウメハラについて一言で語るのは難しい。 ウメハラは日本で最初の格ゲープロゲーマーであり、プロゲーマーの先駆者的存在だが、2019年現在その活動はゲーム以外にも多岐に渡る。 「勝ち続

『フェイスブック 若き天才の野望』読後感想|げー読

『フェイスブック 若き天才の野望』を読了したので読書レビューを上げる。 ※本記事は2017年6月6日に筆者のWordPressサイトに投稿した記事をnoteに移行した内容となります。なお一部を加筆修正しています。 内容についてSNSサービス「フェイスブック(Facebook)」を立ち上げた創業者マーク・ザッカーバーグとフェイスブックを巡る中心人物たちのストーリー。 アップルの「スティーブ・ジョブズ」、Googleの「How Google Works」、Amazonの「ジ

『ジェフ・ベゾス 果てなき野望』読後感想|げー読

『ジェフ・ベゾス 果てなき野望-アマゾンを創った無敵の奇才経営者』は、Amazonの創業者ジェフ・ベゾスと彼の会社Amazonの歴史を記した本だ。 以前から読むべき本としてウィッシュリストに載っていたが、「Kindle春のフェア」の値引きでようやく購入した。今回読了したので読書レビューを上げる。 ※本記事は2017年4月4日に筆者のWordPressサイトに投稿した記事をnoteに移行した内容となります。なお一部を加筆修正しています。 内容について本の内容はAmazon創

『How Google Works』読後感想|げー読

『How Google Works』をKindleで購入。読了したので読書レビューを上げる。 ※本記事は2016年12月25日に筆者のWordPressサイトに投稿した記事をnoteに移行した内容となります。なお一部を加筆修正しています。 グーグル革命の衝撃の記憶2000年頃、Googleは当時既に検索サービスのファーストチョイスになっており、Googleはそれから検索以外にも手を広げ、Youtube買収、Googleアース、Googleマップ、モバイルOSのアンドロイド

『頼られるWeb担当者になる! Googleウェブマスターツールの教科書』読後感想|げー読

Amazonのギフト券が少し貯まっていたので、ウィッシュリストを見て、「Googleウェブマスターツールの教科書」Kindle版を購入した。 自分のSEOに関する知識は2007年くらいで止まっていて、最近Googleが検索表示で何を重視しているのか知りたいと思ったのと、ウェブマスターツール(Google Search Console)に関して詳しい書籍がほとんど存在しないので、興味があったためだ。 Kindle版は2052円と少し高かったので、ギフト券がなければ買うのを躊躇し

『スティーブ・ジョブズ(I・II)』読後感想|げー読

スティーブ・ジョブズ(I・II)を購入し読了したので感想を上げる。 ※本記事は2012年2月21日に筆者のWordPressサイトに投稿した記事をnoteに移行した内容となります。なお一部を加筆修正しています。 Apple、iPhoneについての見方 自分はMacは使いこなせないし、Apple信奉者でもないが、iPhoneだけは革命的に凄いデバイスだと思っている。 iPodでは予めPCに入れた音楽や動画しか再生できないが、iPhoneは歩きながらYoutubeから音楽や動

トマス・ハリス『ハンニバル・ライジング』読後感想|げー読

ハンニバル・ライジング(上下巻)を購入し読了したので感想を上げる。 ※本記事は2007年4月21日に筆者のWordPressサイトに投稿した記事をnoteに移行した内容となります。 ハンニバル・ライジング上巻読書中感想 レディ・紫の出身が広島だったり、千代のいとこが佐々木 禎子であるという設定はナチスによる侵略戦争の招いた被害者の一人であるハンニバルと通底する意味において、意図的なものだろうと感じた。 レッド・ドラゴンから羊たち、ハンニバルに至るまでレクター博士の物語