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人に助けてもらいながら

今週末4月2日日曜日に、沼垂テラス商店街で開催される朝市に出店します。

昨年の10月に初めて出店をさせてもらって、今回で3回目。
商店街の運営に関わる方の一人に、私と同じ急性骨髄性白血病の骨髄移植経験のある方がいることがご縁で参加するようになりました。

イベント運営に関わるボランティアスタッフさんがたくさんいて、私のような一人出店でもテント設営の際や準備・片づけの際には、さっと手伝いに入ってくださる様子には驚かされました。

ボランティアスタッフさんの中には、私の活動に共感してくれて、朝市以外でも手を差し伸べてくださる方も現れました。
病気の後遺症を抱えながらなので、一人ではできないことが多いですが、たくさんの方に助けてもらって、少しずつ行動範囲が広がってきています。

先日受注会を終えて正式発注をしたavoid UV 3D bucket hat。
少量在庫をオーダーできたのですが、この週末の朝市にも持っていければと思い、製造元の丸正ニットファクトリーさんに預けていたサンプルを引き取りにお邪魔してきました。

工場入り口に入って真正面の目立つところに、取材してもらった新潟日報の紙面が貼ってありました。ちょっと気恥しいですが、出入りの方が多い場所に貼りだしていただいたのは、とてもうれしかったです。

サンプルを受け取る際にお聞きしたのですが、ご注文を頂いたお客様から、私ではなく丸正ニットファクトリーさんに電話が入り、サイズ感やかぶり心地について確認があったようで、企画担当の湯本さんが対応してくださりました。
そのお電話では、私のように紫外線対策が必須なご病気であること、今回のデザインの最大のポイントである、耳から後頭部へかけて日よけ部分が大きくなりカバーされる帽子をずっと探されていた、というお話をされていたそうで、同じような悩みを抱えている方に届けたいということが、ようやく第一歩として踏み出せた実感を持てました。

個人レベルでできる、商品づくり、デザインには限度がありますが、手を差し伸べてくださる人たちのお陰で、私がかなえたい思いがだんだんと形になっていくのはとてもうれしいです。

私一人ができることはとても小さいかもしれませんが、これからも周りの方の助けを借りながら、ゆっくりでも長く続けられるように頑張りたいと思います。

まずは週末のイベント、頑張ります。

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