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急性骨髄性白血病、造血幹細胞移植後患者の、がめちゃんです。

輸血用の血液が不足し始めているようなので、著名人の方が発信するような大きな影響力はないことはわかっていますが、少しでも力になれればと思い、今日は輸血のことを知ってほしくて書きます。


私は抗がん剤治療を受けるときに、赤血球と血小板を輸血してもらいました。

白血病細胞をやっつけるためには、正常な血球も攻撃されてしまいます。

また副作用で一時的に造血能力が著しく落ちてしまうため、減ってしまった赤血球と血小板を輸血しながらでないと、治療を続けることも、体を維持することもできなくなります。

8か月にわたって合計5コースの治療を受け、1コースに複数回の輸血を受けましたので、たくさんの献血してくださった方の血液のおかげで今があります。

この恩返しがしたくても、残念ながら白血病を患ってしまった私は、献血で血液を提供し、直接恩返しすることができません。


今できることといえば、献血ができる健康な方に、献血のご協力をお願いすることしかありません。

私と同じような血液疾患で苦しんでいる方は、治療が遅れれば遅れただけ命の危険にさらされます。

治療実績も上がってきて、治る方が増えている病気になってきています。

それでも治療と並行して必要になる血液がなくなり、輸血が出来なくなってしまうと治療が滞ってしまうことになります。

各地の献血ルームや献血バスなどは、日本赤十字社のHPから検索ができます。

今は感染リスクをなくすために、予約制にしたり、各所で対応が分かれているようですので、一度調べてみたり、問い合わせしてからのほうが良いかと思いますが、ご提供いただける方が一人でも多く足を運んでくだされば幸いです。

よろしくお願いいたします。

お読みいただきありがとうございます。サポートもスキをぽちっとしていただくだけでも、どちらも療養生活での励みになります。よろしくお願いします!