![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/143633914/rectangle_large_type_2_9d1c3c53a6e3c87b6ea8c9ac7d510ec9.jpg?width=1200)
Photo by
naniyueni
モネとイギリス🇬🇧
私の好きなモネとイギリスの話を少し。
1870年の時、普仏戦争(プロイセン・フランス)の兵役から逃れるために、ロンドンに行っています。
当時は、30歳の時で、このすぐあとに印象派となる作品を描き始めます。
普仏戦争は、翌年、終結したので、この時は、1年でフランスに戻ります。
また、ロンドンに訪れたいと思っていたそうです。
それから、再び訪れるのは約30年後。
息子のミシェルが留学していたこともあり、今度は定期的にロンドンに訪れます。
テムズ川の辺りにあるサヴォイホテルに滞在して、チャリング・クロス橋とウォータールー橋を描いて、少し移動して、ウェストミンスター宮殿を描くという生活をしていたそうです。
いずれも連作で、60歳ですごいハードスケジュール!
それとも、のんびりと描いていたのでしょうか。
ロンドンでは、100点の作品を制作して、ジヴェルニーのアトリエで仕上げます。
サヴォイホテルは、老舗の高級ホテルなので、それなりに滞在費かかったのではないかなと想像してます。
ちなみに、このホテルは、映画「ノッティングヒルの恋人」にも出てきます。
写真は、5月に開催されていた「モネ 連作の情景」展から。
ウォータールー橋の連作です。
1900年ごろの作品で、煙突の煙と霧がかかるロンドンの景色が印象的です。
今は、同じ画角で、どのような景色が見えるのでしょうか。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/143525428/picture_pc_60f05b59c96d5684a1d14f910ede42d7.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/143525432/picture_pc_9fdea65d8aa3e3178aaf61b6c4854b93.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/143525435/picture_pc_f9de6c9852d80e2d0336f0c3ed903970.jpg?width=1200)
その頃、日本は
1870年(明治3年) 都市に電気通信が開通。
1900年(明治33年)日清戦争と日露戦争の間くらい。