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《参加者募集》BOTTLE BOOKS ~本好きの本好きによる本好きのためのクリスマスプレゼント交換会~

企画の経緯

もうすぐクリスマスですね。そしてクリスマスの醍醐味と言えばなんと言ってもクリスマスプレゼント。弊社は小さいながらもオンライン書店を運営していますので、

「クリスマスプレゼントは本を贈りましょう!」

と声高に叫びたいものの……本をプレゼントするってのは意外と難しいものです。

相手がどの程度活字に慣れ親しんでいるのかによっても読める本は変わってきますし、自分の興味関心以外のコンテンツに出会う偶発性を楽しめる能力自体が稀有なものになりつつある昨今、不用意に自分の好きな本を贈ってしまうと「……(なんですかこれは?)」と相手を困惑させてしまう結果になりかねません。

そこで思ったわけです。

本との出会いを求めている全国の本好きさんと《本のプレゼント交換会》をやったらいいじゃん!

企画内容は至ってシンプルです。

Step1)みなさんにプレゼント用の本を弊社の事務所に送ってもらいます。
Step2)集まった本を弊社でプレゼント用に包装してランダムに送り返します。

大海原に投げ入れられた瓶詰の手紙のように、インターネットの大海原をさまよう名もなき全国の同志に向かってプレゼント=本を投げ入れてみる。そんな意味合いを込めて「ボトルブックス」という企画名にしてみました。世知辛い世の中ですけど、クリスマスですからね。ロマンティックな気持ちで本を選んでみましょう!

参加の流れ

①プレゼント用の本を選ぼう

・プレゼントする本は1人1冊
・ジャンル、形式(文庫・単行本・雑誌)、新刊or古書は問わず
・本は
クリックポストで送れるサイズ
(長さ34㎝、幅25㎝、高さ3㎝、重さ1㎏に収まるもの)
・本を選ぶときは、大海原に瓶詰の手紙を投げ入れるように、思い切りよく、そしてロマンティックに

「思い切りよくロマンティックに本を選べ」と言われても困ってしまう人もいると思いますので、参考までにわたしの本の選び方を以下に共有しておきます。

わたしは思想書や哲学書が好きでよく読むのですが、好きな本をそのまま他人にプレゼントしてもはまる人はそう多くないはずなので、

・哲学的な内容でもシンプルな言葉で表現されている(対談本)
・著者の生活や個性が出ていて誰でも共感しやすい(エッセイ本)
・仮に趣味に合わなくて読めなくても棚に差しているだけで映える
・数十年後にその方のお子さんやお孫さんの手に渡っても読むに値する普遍的な強度を持っている

というような感じで、自分の好きを残しつつ、誰が手に取ってもいろんな角度で楽しめる本を選ぶように心がけています。みなさんはみなさんの基準で選んでみましょう。本選びに正解はありません。ひとに本を選ぶという行為は「自分は普段どんな基準で本を読んでいるんだろう?」という振り返りにもなって面白いものです。

②参加表明フォームに必要情報を入力しよう

つぎに上記のフォームに必要情報を記入します。弊社からプレゼント本を返送する際に使う情報ですので、必ず正しい情報をご記入いただくようお願いします。

③プレゼントに選んだ本を郵送しよう

郵送先住所:150-0001 東京都渋谷区神宮前6-23-4 桑野ビル2F 合同会社PLAN-B
※住所に誤りがあると受け取りできません。必ずお間違いのないようご記入をお願い致します。
プレゼント本受け取り期間:~2023/12/20(必着)
連絡先:090-7184-1257(担当:尾崎)

郵送方法は問いませんが、以下のスマートレターやクリックポストが安く済むと思います。この郵送料がこの企画の参加費みたいなものですので、申し訳ございませんが郵送料はご負担をお願いいたします。

④プレゼント本が返送されるのを待ちましょう

あとは座して待つだけです。

プレゼント本の到着は12/24~25を予定しています(状況によって多少前後する可能性がありますのでご了承くださいませ)。クリックポストで送ります。

インターネットの辺境からどんな本が流れ着くのかは、着いてからのお楽しみ。南極の謎の大穴に今まさに飲み込まれんとする帆船の乗組員のレポートかもしれませんし、とある島で神も人間からもすくわれえぬ兄弟が絶望の果てに書き記した手紙かもしれません。

最後に

「せっかくのクリスマスだし、プレゼントはひとつでも多いほうが嬉しいじゃん!」という軽いノリで生まれた企画なので、是非みなさまも軽いノリでご参加いただけますと幸いです!

最近のイベントは(本に関するものも含めて)顧客の行動だけでなく感情までも入念にコントロールするよう設計された、隙のないイベントが多くなってきたと個人的に感じています。

「SNSで炎上したらどうしよう?」
「変なクレームが来たらどうしよう?」
「システムを悪用されたらどうしよう?」

さまざまなリスクを想定すれば、サービス提供者が受け手を信頼できなくなるのも無理のない話かもしれません。

ただ、受け手の能動的な受容によって完成する文学作品(や芸術)が大好きな自分としては、もうちょっと受け手を信頼した自由度の高い企画が増えたほうが良い世界になるんじゃないのかなぁと感じたので、雑味の多い企画にしてみました。

言い換えるとただ単に脇の甘い企画というだけなので、微調整しながら進めていければと思っています。「ここはこうしたほうがええんとちゃう?」などあればお気軽にどうぞ!それではみなさまのプレゼント本を楽しみにお待ちしています!


GAMABOOKSについて

GAMABOOKSとは❝SNS上のまちの本屋さん❞をテーマに掲げるオンライン書店です!作家さんをお招きしてのオンラインイベントやまちの本屋さんをオンラインで巡るバーチャル書店ツアーなど、本に関する企画を定期的に行っています!また弊社の書店員はVTuberとして各youtubeチャンネルで本に関するさまざまな配信を行っていますので、是非遊びに来ていただけますと幸甚です!

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