GALLERY SPEAK FOR

東京・代官山生まれの元アートギャラリーです。現在は展覧会やコラボ企画、ECサイトへの卸…

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東京・代官山生まれの元アートギャラリーです。現在は展覧会やコラボ企画、ECサイトへの卸しを手がけています。日々取り扱っている数多くの優れた作品から、まだ少し説明し足りないな、と思うことをここで綴らせていただきます。 https://www.galleryspeakfor.com

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  • サトチヒロ「水晶の絵」展

    幻想的なビジョンが水晶のパワーでブーストされる非常にユニークな画法の美術家・サトチヒロさん。仙台市での個展(2024年6月25日〜30日)に関わる読み物やイベント最新情報をまとめます。

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    サト チヒロ「Forest Sunrise 25」

    幻想的な多色づかい、曲線美のインパクトで見るものを包み、描かれる天使や少女、龍など架空の生物たちが自然界の生命力を転送してくれるような、サトチヒロ氏の絵画世界。それを極めて独特なものにしているのは、絵具に加え「水晶」を画材として用いることで生まれるダイナミックな絵肌とその輝きです。 水晶は、気の浄化やカームダウンに役立つなど代表的なパワーストーンとされています。カウンセラーやデザイナーとして様々な素材・物質を研究する過程で彼は、この作用を絵画に活かす手法を開発してきました。通常、水晶を粉末化したものは日本画において透き通った白の表現に用いられますが、サト氏の絵では天然の水晶が細石(さざれ)状で使われ、絵の放つエネルギーをブーストし、より強く豊かにするのです。世界でも類例のない独特な絵画手法への評価は定着してきており、絵によって癒やされる、などという体験をナラティブに伝え合おうとする熱心なコレクター層が形成されています。 本作は、個展「水晶の絵 -Forest Sunrise-」(2024年、仙台市・晩翠画廊)での展示作からの一点です。体躯すべてを使った塗りの筆致と独特の手法とが融合し醸成するスピリチュアルな味わいが魅力的です。 本作へのサトチヒロ氏のメッセージ 「希望は森から生まれ 海に注ぐ」 [ 作家名 ] サト チヒロ [ 品 名 ] Forest Sunrise 25 [ 制作年 ] 2024年 [ サイズ ] タテ273mm ヨコ273mm [ 素 材 ] キャンバスにアクリル絵具、天然水晶 [ 額 装 ] なし [ 注 意 ]  反射光が多く画像再現が特に難しいため、実際に見た色味と異なる場合があります。 展示活動のため額や額箱に軽いダメージが見られる場合があります。 技法上やむを得ず、搬送途中や保管中に少量の水晶片が表面から崩れ落ちる場合がありますが、作者の意図する範囲内ですのでご承知おきください。 発送は、24年7月8日頃の予定です。
    55,000円
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    サト チヒロ「Forest Sunrise 26」

    幻想的な多色づかい、曲線美のインパクトで見るものを包み、描かれる天使や少女、龍など架空の生物たちが自然界の生命力を転送してくれるような、サトチヒロ氏の絵画世界。それを極めて独特なものにしているのは、絵具に加え「水晶」を画材として用いることで生まれるダイナミックな絵肌とその輝きです。 水晶は、気の浄化やカームダウンに役立つなど代表的なパワーストーンとされています。カウンセラーやデザイナーとして様々な素材・物質を研究する過程で彼は、この作用を絵画に活かす手法を開発してきました。通常、水晶を粉末化したものは日本画において透き通った白の表現に用いられますが、サト氏の絵では天然の水晶が細石(さざれ)状で使われ、絵の放つエネルギーをブーストし、より強く豊かにするのです。世界でも類例のない独特な絵画手法への評価は定着してきており、絵によって癒やされる、などという体験をナラティブに伝え合おうとする熱心なコレクター層が形成されています。 本作は、個展「水晶の絵 -Forest Sunrise-」(2024年、仙台市・晩翠画廊)での展示作からの一点です。体躯すべてを使った塗りの筆致と独特の手法とが融合し醸成するスピリチュアルな味わいが魅力的です。 本作へのサトチヒロ氏のメッセージ 「希望は森から生まれ 海に注ぐ」 [ 作家名 ] サト チヒロ [ 品 名 ] Forest Sunrise 26 [ 制作年 ] 2024年 [ サイズ ] タテ273mm ヨコ273mm [ 素 材 ] キャンバスにアクリル絵具、天然水晶 [ 額 装 ] なし [ 注 意 ]  反射光が多く画像再現が特に難しいため、実際に見た色味と異なる場合があります。 展示活動のため額や額箱に軽いダメージが見られる場合があります。 技法上やむを得ず、搬送途中や保管中に少量の水晶片が表面から崩れ落ちる場合がありますが、作者の意図する範囲内ですのでご承知おきください。 発送は、24年7月8日頃の予定です。
    55,000円
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    サト チヒロ「Forest Sunrise 27」

    幻想的な多色づかい、曲線美のインパクトで見るものを包み、描かれる天使や少女、龍など架空の生物たちが自然界の生命力を転送してくれるような、サトチヒロ氏の絵画世界。それを極めて独特なものにしているのは、絵具に加え「水晶」を画材として用いることで生まれるダイナミックな絵肌とその輝きです。 水晶は、気の浄化やカームダウンに役立つなど代表的なパワーストーンとされています。カウンセラーやデザイナーとして様々な素材・物質を研究する過程で彼は、この作用を絵画に活かす手法を開発してきました。通常、水晶を粉末化したものは日本画において透き通った白の表現に用いられますが、サト氏の絵では天然の水晶が細石(さざれ)状で使われ、絵の放つエネルギーをブーストし、より強く豊かにするのです。世界でも類例のない独特な絵画手法への評価は定着してきており、絵によって癒やされる、などという体験をナラティブに伝え合おうとする熱心なコレクター層が形成されています。 本作は、個展「水晶の絵 -Forest Sunrise-」(2024年、仙台市・晩翠画廊)での展示作からの一点です。体躯すべてを使った塗りの筆致と独特の手法とが融合し醸成するスピリチュアルな味わいが魅力的です。 本作へのサトチヒロ氏のメッセージ 「希望は森から生まれ 海に注ぐ」 [ 作家名 ] サト チヒロ [ 品 名 ] Forest Sunrise 27 [ 制作年 ] 2024年 [ サイズ ] タテ273mm ヨコ273mm [ 素 材 ] キャンバスにアクリル絵具、天然水晶 [ 額 装 ] なし [ 注 意 ]  反射光が多く画像再現が特に難しいため、実際に見た色味と異なる場合があります。 展示活動のため額や額箱に軽いダメージが見られる場合があります。 技法上やむを得ず、搬送途中や保管中に少量の水晶片が表面から崩れ落ちる場合がありますが、作者の意図する範囲内ですのでご承知おきください。 発送は、24年7月8日頃の予定です。
    55,000円
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    サト チヒロ「Forest Sunrise 25」

    幻想的な多色づかい、曲線美のインパクトで見るものを包み、描かれる天使や少女、龍など架空の生物たちが自然界の生命力を転送してくれるような、サトチヒロ氏の絵画世界。それを極めて独特なものにしているのは、絵具に加え「水晶」を画材として用いることで生まれるダイナミックな絵肌とその輝きです。 水晶は、気の浄化やカームダウンに役立つなど代表的なパワーストーンとされています。カウンセラーやデザイナーとして様々な素材・物質を研究する過程で彼は、この作用を絵画に活かす手法を開発してきました。通常、水晶を粉末化したものは日本画において透き通った白の表現に用いられますが、サト氏の絵では天然の水晶が細石(さざれ)状で使われ、絵の放つエネルギーをブーストし、より強く豊かにするのです。世界でも類例のない独特な絵画手法への評価は定着してきており、絵によって癒やされる、などという体験をナラティブに伝え合おうとする熱心なコレクター層が形成されています。 本作は、個展「水晶の絵 -Forest Sunrise-」(2024年、仙台市・晩翠画廊)での展示作からの一点です。体躯すべてを使った塗りの筆致と独特の手法とが融合し醸成するスピリチュアルな味わいが魅力的です。 本作へのサトチヒロ氏のメッセージ 「希望は森から生まれ 海に注ぐ」 [ 作家名 ] サト チヒロ [ 品 名 ] Forest Sunrise 25 [ 制作年 ] 2024年 [ サイズ ] タテ273mm ヨコ273mm [ 素 材 ] キャンバスにアクリル絵具、天然水晶 [ 額 装 ] なし [ 注 意 ]  反射光が多く画像再現が特に難しいため、実際に見た色味と異なる場合があります。 展示活動のため額や額箱に軽いダメージが見られる場合があります。 技法上やむを得ず、搬送途中や保管中に少量の水晶片が表面から崩れ落ちる場合がありますが、作者の意図する範囲内ですのでご承知おきください。 発送は、24年7月8日頃の予定です。
    55,000円
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    サト チヒロ「Forest Sunrise 26」

    幻想的な多色づかい、曲線美のインパクトで見るものを包み、描かれる天使や少女、龍など架空の生物たちが自然界の生命力を転送してくれるような、サトチヒロ氏の絵画世界。それを極めて独特なものにしているのは、絵具に加え「水晶」を画材として用いることで生まれるダイナミックな絵肌とその輝きです。 水晶は、気の浄化やカームダウンに役立つなど代表的なパワーストーンとされています。カウンセラーやデザイナーとして様々な素材・物質を研究する過程で彼は、この作用を絵画に活かす手法を開発してきました。通常、水晶を粉末化したものは日本画において透き通った白の表現に用いられますが、サト氏の絵では天然の水晶が細石(さざれ)状で使われ、絵の放つエネルギーをブーストし、より強く豊かにするのです。世界でも類例のない独特な絵画手法への評価は定着してきており、絵によって癒やされる、などという体験をナラティブに伝え合おうとする熱心なコレクター層が形成されています。 本作は、個展「水晶の絵 -Forest Sunrise-」(2024年、仙台市・晩翠画廊)での展示作からの一点です。体躯すべてを使った塗りの筆致と独特の手法とが融合し醸成するスピリチュアルな味わいが魅力的です。 本作へのサトチヒロ氏のメッセージ 「希望は森から生まれ 海に注ぐ」 [ 作家名 ] サト チヒロ [ 品 名 ] Forest Sunrise 26 [ 制作年 ] 2024年 [ サイズ ] タテ273mm ヨコ273mm [ 素 材 ] キャンバスにアクリル絵具、天然水晶 [ 額 装 ] なし [ 注 意 ]  反射光が多く画像再現が特に難しいため、実際に見た色味と異なる場合があります。 展示活動のため額や額箱に軽いダメージが見られる場合があります。 技法上やむを得ず、搬送途中や保管中に少量の水晶片が表面から崩れ落ちる場合がありますが、作者の意図する範囲内ですのでご承知おきください。 発送は、24年7月8日頃の予定です。
    55,000円
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    サト チヒロ「Forest Sunrise 27」

    幻想的な多色づかい、曲線美のインパクトで見るものを包み、描かれる天使や少女、龍など架空の生物たちが自然界の生命力を転送してくれるような、サトチヒロ氏の絵画世界。それを極めて独特なものにしているのは、絵具に加え「水晶」を画材として用いることで生まれるダイナミックな絵肌とその輝きです。 水晶は、気の浄化やカームダウンに役立つなど代表的なパワーストーンとされています。カウンセラーやデザイナーとして様々な素材・物質を研究する過程で彼は、この作用を絵画に活かす手法を開発してきました。通常、水晶を粉末化したものは日本画において透き通った白の表現に用いられますが、サト氏の絵では天然の水晶が細石(さざれ)状で使われ、絵の放つエネルギーをブーストし、より強く豊かにするのです。世界でも類例のない独特な絵画手法への評価は定着してきており、絵によって癒やされる、などという体験をナラティブに伝え合おうとする熱心なコレクター層が形成されています。 本作は、個展「水晶の絵 -Forest Sunrise-」(2024年、仙台市・晩翠画廊)での展示作からの一点です。体躯すべてを使った塗りの筆致と独特の手法とが融合し醸成するスピリチュアルな味わいが魅力的です。 本作へのサトチヒロ氏のメッセージ 「希望は森から生まれ 海に注ぐ」 [ 作家名 ] サト チヒロ [ 品 名 ] Forest Sunrise 27 [ 制作年 ] 2024年 [ サイズ ] タテ273mm ヨコ273mm [ 素 材 ] キャンバスにアクリル絵具、天然水晶 [ 額 装 ] なし [ 注 意 ]  反射光が多く画像再現が特に難しいため、実際に見た色味と異なる場合があります。 展示活動のため額や額箱に軽いダメージが見られる場合があります。 技法上やむを得ず、搬送途中や保管中に少量の水晶片が表面から崩れ落ちる場合がありますが、作者の意図する範囲内ですのでご承知おきください。 発送は、24年7月8日頃の予定です。
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「水晶の絵 -Forest Sunrise-」展 ギャラリートーク 動画アーカイブ

サト チヒロ「水晶の絵 -Forest Sunrise-」展では、ギャラリートーク2回とも非常に興味深い内容にできたと思っています。ライブ配信をご覧いただけなかったかたも、ぜひ以下のリンクよりアーカイブをご高覧ください。 サトさんのYouTubeチャンネルにて、当日のライブ動画のまま未編集で保存しているものです。冒頭、お見苦しい箇所がございますがお許しください。 ①「水晶の絵が生まれるまで ~イーハトーブとサトチヒロ~」 聞き手=阿部拓也(グラフィックデザイナー) 作品解

    • サト チヒロ 「水晶の絵 -Forest Sunrise-」 ギャラリートーク詳細が決定

      サト チヒロ 「水晶の絵 -Forest Sunrise-」展では2回のギャラリートークを開催いたします。聞き手(ゲスト)をひとりずつお招きして、それぞれのプロの眼から「水晶の絵」の世界をひもとき、サト チヒロさんが作品と制作背景を語ります。聞き手は阿部拓也さんと、沙織さんに決まりました。ぜひご参加ください。 ① 「水晶の絵が生まれるまで ~イーハトーブとサトチヒロ~」 6月25日(火)18:00~18:30 作品解説=サト チヒロ 聞き手=阿部拓也(グラフィックデザイナ

      • サト チヒロ展 オリジナルポスターを制作・発売

        美術家・サトチヒロさんによる個展「水晶の絵 -Forest Sunrise-」を記念するオリジナルポスターを制作いたしました。GALLERY SPEAK FORでは初めて販売用としてもリリースするポスターで、サトさんとしても作品を用いた初めての試みです。 モデルとなったのは、サトさんの代表的な作品のひとつ「Sunset cove」。それをスタジオで撮影し、風合いの良さと印刷再現性の高さを兼ね備えたラフグロス系ペーパーの傑作、ヴァンヌーボVGスノーホワイトという紙を使用して、

        • サト チヒロ 「水晶の絵 -Forest Sunrise-」 ギャラリートーク開催日が決定

          【ギャラリートーク開催】 2024年6月25日(火)18:00~18:30 入場無料 作品解説=サト チヒロ 聞き手=未定 2024年6月28日(金)18:00~18:30 入場無料 作品解説=サト チヒロ 聞き手=未定 ※聞き手(ゲスト)は後日発表いたします。

        「水晶の絵 -Forest Sunrise-」展 ギャラリートーク 動画アーカイブ

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        • サトチヒロ「水晶の絵」展
          6本

        記事

          サト チヒロ 「水晶の絵 -Forest Sunrise-」展 開催

          このたび美術家・サトチヒロ氏による個展「水晶の絵 -Forest Sunrise-」の開催が決定いたしました。2年ぶり2回目となる宮城県・仙台市での開催。ここで概要を発表いたします。 水晶を画材に用いる光の絵肌 幻想的な多色づかい、曲線美のインパクトで見るものを包み、描かれる天使や少女、龍など架空の生物たちが自然界に横溢する生命力を不思議な感触を伴って転送してくれるような、サトチヒロ氏の絵画世界。それを極めて独特なものにしているのは、絵具に加え「水晶」を画材として用いるこ

          サト チヒロ 「水晶の絵 -Forest Sunrise-」展 開催

          村田夏佳「しばいぬとフルーツケーキ」

          当社が版元となるジクレー(アート複製画)シリーズとして、村田夏佳さんの「しばいぬとフルーツケーキ」を2024年2月にリリースいたしました。21年リリースの「いぬたちの森」「ねこたちの森」の大好評を受けて企画された待望の新作です。 村田夏佳さんについて身近な動物や森の生き物をモチーフにイラストレーションの創作活動をしている村田さん。透明水彩の滲みやマスキング手法を使った優しいタッチで、生き物の細かな仕草、表情まで少しコミカルに、ファンタジックな味わいで表現し続けています。

          村田夏佳「しばいぬとフルーツケーキ」

          菅野麻衣子「SATURDAYS」

          「SATURDAYS」とは、菅野麻衣子さんがアメリカの画家、ノーマン・ロックウェル(1894-1978)の作品へのオマージュとして制作した21点の絵画シリーズです。なぜ、このようなシリーズが成立したのか、ここで詳しくご紹介いたしましょう。 コロナ禍で見つめた人生の哀歓 本作は2020年の春頃、お互いにリモートワークばかりになった私(GALLERY SPEAK FOR)と菅野さんとの電話での会話が企画のきっかけとなりました。 人は誰しも、普段過ごし慣れた生活を急に激変させ

          菅野麻衣子「SATURDAYS」

          サトチヒロ「水晶の絵」

          美術家・サトチヒロさんは、なんと天然水晶で絵を描きます。きっと意味が分かりにくいですよね? まだ「水晶に絵を描く」のほうがピンときます。しかし彼は確かに水晶を使って絵を描く(創る)のです。聞けば世界で唯一の技法だろうとのこと。オンリーワンに弱い私は、彼へのインタビュー取材をしてみました。その驚きのライフストーリーと絵画観を彼自身の言葉で、ぜひ最後までお読みいただきたいと思います。 個展情報 サトヒチロ「水晶の絵」展まず個展のご案内です。仙台市・晩翠画廊さんと提携しGALLE

          サトチヒロ「水晶の絵」

          長谷川洋子「離れ離れにならないように」

          当社が版元となるジクレーシリーズに加わった新着シート。2021年11月に長谷川洋子さんの作品を発売いたしました。布生地や様々なパーツ、小物類をコラージュして作画する人気作家さんですが、少なからず苦心を乗り越えての印象深い1枚に仕上がりました。 長谷川洋子さんについて 長谷川さんは、ある有名アパレル企業で勤務した後に美術家 / イラストレーターになられたという、やや異色のキャリアの持ち主です。描いているモチーフは一貫してドリーミーでロマンティックなストーリーの一場面。バレリー

          長谷川洋子「離れ離れにならないように」

          村田夏佳「いぬたちの森」「ねこたちの森」

          当社が版元となるジクレーシリーズとして2021年4月に、村田夏佳さんの2作を発売いたしました。彼女は動物イラストレーションにほぼ特化して人気の高い人。筆使いも独特で、それをどこまで忠実に表現できるかのチャレンジとなりました。 村田夏佳さんについて村田さんは美大卒業後から一貫して、身近な動物や森の生き物たちをテーマにイラストレーションを展開しています。透明水彩の独特なぼかしや滲み、マスキング技法などを駆使したその絵はとても繊細で、背景のあるものはドラマチックに、背景のないもの

          村田夏佳「いぬたちの森」「ねこたちの森」

          村尾沙織「秋桜」

          村尾沙織さんは、とても凝ったコラージュ方法で絵画を制作しています。アートへのスタンスが面白い方ですので、当社から現代アート通販「タグボート」さんへ最近、卸させていただいた作品「秋桜」(こすもす)を題材にご紹介いたしましょう。 村尾沙織さんについて 岐阜市生まれで、現在は仙台を拠点に活躍されているアーティストです。武蔵野美術大学卒業後、本格的に創作活動をスタートした村尾さんは、化粧品メーカー・株式会社アルビオンの主催による「ALBION AWARDS」の第1回(2008年)で

          村尾沙織「秋桜」

          越後しの「野の鍵のゆくへ」

          当社では今年からじょじょに複製画で新しいことを始めようとしています。越後しのさんの「野の鍵のゆくへ」は、その初作として意義深い作品になりました。越後さんは、仙台を拠点に全国各地で活発に展示活動をされているアーティストです。 越後しのさんについて 美大出身ではなく、多くの技術を独学で身につけ、ご自分のアトリエ兼ギャラリーもお持ちというアントレプレナーシップあふれるキャリアの持ち主。他の作家さんにもアドバイスしたり展示機会を与えたりしながら創作を続けています。アクリル絵具による

          越後しの「野の鍵のゆくへ」

          開田 智 「Still...そっとみまもること」

          紙に墨を使ったアートワークだと「書道」「アート書道」というジャンルが思い浮かびますね。抽象的なものであれば「墨象画」とか。こうした作家さんの個展をGALLERY SPEAK FORで行ったことはありません。しかし、最近とても気になるのはこのジャンルです。開田智(かいださとる)さんの「Still...そっとみまもること」をきっかけに、その理由を少し書かせてください。 開田智さんについて 開田さんは書道家として活動したのち2016年に、より自由な活動を求めて書壇を離れ、富山県内

          開田 智 「Still...そっとみまもること」

          しょうじこずえ「MIKE」

          モチーフの眼がこちら側を直視している絵はあまり動かない(売れない)と、作家さんにアドバイスすることがあります。飾った時に、いつも凝視されているようで気になるから、という話をよく聞きます。しかし、しょうじこずえさんに関してはそのアノマリーの適用外でしょう。眼が命ともいえる方だからです。彼女の近作「MIKE」(ミケ)についてご紹介いたします。 しょうじこずえさんについて しょうじさんは1988年、宮城県山元町生まれ。東北生活文化大学生活美術学科在学中に学科内コンクールで最優秀賞

          しょうじこずえ「MIKE」

          菅野麻衣子「Sense Of Wonder」

          昨年末から当社で版元となる複製画のシリーズを細々と始めることにいたしました。原画に忠実な美しいシート作品として限定制作するものです。画家の菅野麻衣子さんにもご相談し、今年3月の彼女の個展で初披露となるよう3作のアクリル画をF3号で制作いただき、それをもとに各エディション100で制作・発売いたしました。「Sense Of Wonder」シリーズ。3作の連作です。 ジクレー制作の理由 ギャラリー店頭では原画にこだわってご紹介してきました。世に1枚しかないもののほうが安心して価値

          菅野麻衣子「Sense Of Wonder」

          石田真弓「音あつめ -afternoon-」

          まず初めにご紹介する1点は、石田真弓さんというアーティストのアクリル画にしたいと思います。以下の画像が絵の全体です。 「音あつめ -afternoon-」(2019年)キャンバスにアクリル絵具。24.2x33.3cm。 当社でお手伝いし、2020年1月に恵比寿ALにて石田真弓さんの個展「音楽がきこえる」が開催されました。「音あつめ -afternoon-」はその個展でも展示された作品です。 「抽象画はきれいだが、どう受けとめていいか分からないので苦手」という方はとても多

          石田真弓「音あつめ -afternoon-」