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誰かの実益と、自分の趣味を兼ねる

どうせ「やってみる」んだったら
誰かの実益につながるテーマで


前回「ぼちぼち独学」っていう言葉を使ったんですが、私はもっぱら「ぼちぼち独学」のスタイルで色々なことを身につけるのが好きです。ちょっとずつ、こつこつ小さなチャレンジを重ねて、時折振り返って、些細なことでも「おお、前よりできるようになっとる!私!」と実感するのが、めっちゃ好き(笑)。
それが人より劣ってようが、あんまりどうでもいいんです。この間の自分よりちょっとでも優れていたら、それで満足。やった甲斐があるというもの。

それくらいマイペースな「独学」を「ぼちぼち独学」と呼んでます。

「ぼちぼち」には、時間的な意味と、レベル的な意味と、両方含みます。ペースもぼちぼちだし、目標設定もぼちぼち。ゆるーい坂道を、道草しながらてくてく登っていく感じ(いえ、走りたくなったら、走ってみることも稀にはあるかもしれませんが、それもマイペースにかわりなく)。

ライフワークなら全然OKですもの。誰から咎められることもありません。

ところが「趣味と実益を兼ねた」ような状態、つまり、ライフワークを職業にしてしまったら、あるいは、職業にしようと思ったなら、そうは言ってられません。

私自身も、好きなことのいくつかを、現在の職業とすべく「独学」した経験があります。正直に言うならば、そのために「好きなこと」の一部が、つまらなくなったりもしました。逆に、職業にしていなければ味わえなかったであろう喜びが、得られたのも確かです。

で、話を戻しますが、前回の記事では、この場で「誰かを取材して、それをもとに記事を書いて、発信してみたい!」というようなことを書きました。それについて「ぼちぼち独学」で取り組みたいと。

もう一つ、この場で私が試してみたいのは、ライフワークの範囲で「趣味と実益を兼ねる」ことです。

①「私、取材して書いてみた!」という些細な自己満足を得ること(趣味)
②取材対象の人が話してくれたことが、これから創作活動やライフワークを始めてみたい人にとっての参考やモチベーションにつながること(実益)

要は「ぼちぼち独学」のゆるい範囲で、なんとなく自分の趣味と誰かの実益が兼ねれたら、めっちゃちょうどええやん!という話です(テキトーやな、おい!)

でもね、何よりも、ここで私がリアルタイムに「やってみる」(試行錯誤?紆余曲折??七転八倒???)こと自体も、これからライフワークを始めてみたい方の参考になったらいいなあ!と思うんです。
読んでくれた人に「楽しそう!私も何か始めようかな」と思ってもらうには、自分が思いきり楽しまんとね!ワクワク!(やっぱテキトーやな、おい!)

ということで次回から、そのような方向で進めてゆこうと思います。
…多分ね。
(なんせ「ぼちぼち独学」、お約束はできませんが、あしからず…)

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恒松

【つねまつあけみ・プロフィール】
大阪府堺市出身、在住。
2005年、絵本専門のギャラリー「ピクチャーブックギャラリーリール」を開店。2008年、文具だけを使って製本・豆本作りに親しむ紙工作キット「自分でくみたてる本seedbooks」企画、販売開始。2015年からは、情報サイト「関西ウーマン」で「女性におすすめの絵本」というテーマで毎月コラム記事を担当中。お店を始める前は、印刷物を作る仕事をしていました。
https://galleryrire.tumblr.com/


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