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3月 ラグラスとうさぎの季節

その名前や花言葉の意味は
お花の特性ではなく、うさぎから


ラグラスの中でぴょんぴょん

3月のバースディハーブは、ラグラス。
様々なブーケに使われるので頂き物やドライフラワーで目にすることも多いのではないでしょうか。

その名はギリシャ語のlagos(野うさぎ)とOura(しっぽ)の二つの言葉から名づけられたイネ科の植物です。

英名ではラビットテール、バニーテールと呼ばれ
和名はうさぎのしっぽ。

その名の通り、うさぎのしっぽに形が似ているからです。

ふわふわのラグラス

花言葉は、西洋と東洋で異なるものの
「新しい出会い」「新しい気持ち」「はずむ気持ち」「掴む幸運」
など、明るく前へ進むことを意味する言葉が多く
全ての由来はうさぎのホップホップと前へ進む様子から着想されています。

お花の特性からではなく、うさぎから意味がつけられたハーブはとても珍しいです。

お花にラグラスを一本そえるだけで明るく弾む気持ちになり、そばにはうさぎさんがいるような愛おしい瞬間に変わりますね。

しっぽがお揃いだね

3月といえば、卒業式、新しい学校、会社への準備、何かと別れや出会いの多い季節。大人になった今も、冬と春の混じったツンとする香りからワクワクとソワソワが混じりあう気持ちになることも。
4月から年度が始まることもあり、何かをはじめようと3月には考えることも多いと思います。

そんな時に、ラグラスをドライフラワーや押し花にして持ち歩いたり、お家に飾るだけで、前へ進む勇気をくれるきっかけになるかもしれません。
うさぎさんのようにぴょんぴょん弾む軽い気持ちで、新しいチャレンジを。

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【キエピノコ(Kie Pinoko)・プロフィール】
東京都出身、在住。
アパレルブランドのグラフィックデザイナーとして勤務し、フリーランスに。2021年には絵本デビューし、イラスト、絵本、文章、パターンデザイン、テキスタイルデザイン、雑貨デザインなど活動は多岐にわたる。
上品で繊細な世界観を大切にし、花とうさぎの物語のある絵やデザインを生み出す。
直近の仕事に、100枚レターブック(PIE international)、オフィスリールから発行の豆本「うさぎ」は月刊MOE 2023年1月号特集ページに掲載。
https://www.kiepinoko.net/

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