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【エチオピア冒険記】エチオピアde贅沢

成田空港から約16時間。
エチオピア、アディスアベバについた。

「どうしよう・・・」

宿の予約もしてないし、どうしたら目的の少数民族と会えるかもわからない。
というのも僕は知らない地に行くときはほとんど下調べをしない。
単純に冒険が好きなのもあるが先入観を持ちたくないのだ。
事前に調べると”可能”・”不可能”がすぐに分かる時代。

”不可能”という文字をみるや、すぐさま夢は途絶える。というか萎える。
だから僕は下調べが好きじゃない。

しかし流石に初めてのアフリカで路上で寝るのは恐れ多い。まずは宿を探したかった。

空港の駐車場で路頭に迷っていると一人の男から話しかけられた。

「・・・宿あるよ!」

コ、心が読めるのかエチオピア人は・・・

僕は男についていった。
男の車には大きくホテルの名前が書いてあり安心した。

ホテルでチェックインをして支払いをしようと思ったその時。
聞いていた値段と違う。。
めちゃくちゃ高い。
男は僕と目を合わせない。
受付の女の子は話を受け付けてくれない。。
「泊まるの?泊まらないの?」の一点張り。

ま!細かいことは気にしない!

日本のホテルと比べると安いし、その割に綺麗だったので初日はとりあえずそこに泊まることにした。
物価が分からないから何が高くて何が妥当な値段なのか判断が出来ない僕は常に幸せだった。

とりあえず初日は長旅だったしリラックスしよう!と部屋に入り早速シャワーを浴びようとしたとき、

目が見開いた。

そこにあったのはガラスの壁で囲った、隠れようのない、とてつもなくゴージャスなシャワーだった。映画に出てくるマフィアのボスが使うようなシャワールーム。

長時間のフライトで疲れていた僕にとってそのシャワーは最高に気持ちよかった。

最初で最後のエチオピアde贅沢。
それ以降、エチオピアでそんなゴージャスなシャワーを浴びることはなかった。

さあ、明日からなにしよう。
予定も立てず、ただ少数民族に会いに来た。
滞在期間は一か月間ある。

この時の僕はエチオピアから世界初のコーヒー豆を日本に輸入するなんて1ミリも考えてなかった。。

to be continue...

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宿の前での一枚。
初めてみたエチオピアの女性がめちゃくちゃ可愛くて「写真撮ってください!」て言って撮ってもらったのがエチオピア最初の写真。

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