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【目標設定】どのくらいの売上げがあれば満足か?

商売において、将来に何を目指すかで進み方は変わる。目標を決め、それを満たすにはいくらの売上げが必要か、という話

「5年後にどうなっていたいかを考えておいてください」

連休前にWebサイトのディレクションをしていただいている方から入ったメッセージだ。

中期の目標を明確にすることでこれから構築し直すサイトの方向性を定めたいということなのだろう。昨日から5年後の妄想を続けている。



今回の自社サイトのリニューアルについては学びが多いと感じている。普段あまり深掘りしないが重要なことをその都度考える作業は、自分でも気づいていなかった、または忘れていた心境を再確認するのに適している。

それを繰り返すうちに、商売において「いったいどこに向かいたいか?」という経路が示されていく。それもかなり具体的に。



とあるWeb制作会社と面談した際のこと、「スケールするには」という軸で話を一方的に展開することに面食らった。

事業をやる以上、成長は右肩上がりで、会社はどんどん大きくなっていくという図式以外の選択肢はない、というような論調であり、話がかみ合わないケースがあった。



市場において、ニーズからなる需要を求めてビジネスを構築していくと思う。その需要がどの程度のものか?というのはイコールで自社をどの程度の会社にしていきたいか?という意思に直結する。

明らかに魚群が存在する釣り場を選ぶのか、または魚群とまではいかないがそれなりにいい魚が生息している釣り場を選ぶのかで、成長の意志は変わる。



前者は会社が大きくなっても魚群という需要が枯れることはないが、後者は大きくなった会社を満たすだけの魚は存在していない。

どちらが正しいということではなく、まさに「○○年後どうなっていたいか?」という問いがポイントになるのだ。



そこが明確になるからこそ、その先の釣り場、道具、頻度や時間帯などのマーケティングの要素が必須になってくる。

この際、どんな釣りをするかが決まっていなければ、その先の要素は決めようがないし、何も考えず釣り場に出かけても思うような成果は見込めないと思うのだ。



だからこそ明確な中期目標は必要だ。

そこが決まれば短期も長期も紐づいてくると思うのだが、わたしも久しぶりに目標を再設定してみようというテンションになっている。

この連休は自社を見つめ直し、改めて方向性を示す良い時間になりそうだ。

数年後を具体的に想像できるから明確な道が見えてくる

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