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【研究】他業種に学ぶ、集客の導線

自社の改善のヒントは他業種にあることが多い。積極的に外のやり方を模倣し、自社のものにしてしまう、という話

月一のITコンサルでの指摘。

「最近のホームページに掲載しているコンテンツがマンネリ化してますね」



この数年、地道に増やしてきたコンテンツは主に施工事例のブログや動画。まずは質より量、ということで粛々と積み増してきたつもりであったが、その積み増している内容が単調というのだ。

確かに決められたフォーマットに各現場の作業を当てはめていくだけの内容は編集者である私にとっては作業がラク。だが一方で視聴する側からすると同じような内容に興味がうすれるという傾向があるようなのだ。



「事例が多い」ということで一定の信頼を得ることもできるし、毎月コンスタントに新ネタをアップすることで真面目にやってますよ、というアピールはできる。

だが冒頭のコンサルタントの「マンネリ化」という点は否めない。ついつい忙しいことを理由にラクな方へ逃げていたのを見透かされていたように感じた。



ということで、新しい導線としてのコンテンツを作ろう!ということであれこれ議論したのだが、まずは上手くいっている他社のものを真似るのが手っ取り早いと他業種の研究を宿題として与えられた。



他業種といえど無数にある。どこが自社の業態に近くて、しかも成果を出している業種なのだろうか?

色々と探った結果、町のクリニック、開業医で上手く導線を引いているホームページが参考になりそうだった。



患者さんの症状は弊社でいえば建物の現状。原因を説明するコンテンツや解消法など、一見これで改善してしまえばお客様が減ってしまうのではという内容であっても惜しみなく提供している。

よくできたクリニックのものであればあるほど解消へつながる方法を丁寧に紹介している。おそらく軽い症状の患者がターゲットではなく、その先の重症者がなのだろう。



軽症の患者が見込み客と想定すれば、まずは認知をうながし、クリニックのイメージを良くする上でも丁寧な説明はその先での第一想起につながると思うのだ。

私がクリニックを探す際にも、最終的に受診するのはホームページのつくりが丁寧で、解消法などのコンテンツが充実しているところだ。



実際に解消法などの情報は頭にインプットするが、自身で解消するのはむずかしい点であり、やはり根本的に治したいという欲求が高まった際には第一想起するのは、そのようなコンテンツ作りをしているクリニックになる。

今後はクリニックを参考にコンテンツを作ることにするが、他業種のコンテンツは大変勉強になる。集客に困ったら自身の業界の動向を探るより、外の好例を参考にすることをおすすめする。

行き詰まったら外の景色を見に行こう。そこには行き詰まりの原因を解消するヒントに満ちている


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