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幸運と不運のバランスと自身のタイプ

自分の特性がどのようなタイプかを考える。どういった状況でパフォーマンスを向上できるか、という話

冒頭でいきなりでだが私はM気質なところがある。

M気質の定義をイマイチ理解していないが、言いたいのはストレスや負荷のかかる状況にさらされて力を発揮するタイプということだ。

それゆえ、逆に余裕を持ちすぎたり、完全な安全圏にいる状況においては極めて怠惰なダメ人間っぷりを発動する。

仕事においても人生においてもやはり余裕のある領域を目指すのはひとつの行動指針になるかと思うが、私の場合、目指しているというフェーズでは割と真面目に取り組む傾向にあるが、小さな目標の達成時や経済的な余裕が少しでも生まれると気持ちが緩んでしまいがちなのである。

端的に言えばストイック風なお調子者。

そんな性格の足元をすくうように不運なできごとに見舞われることも少ないが、その度にまわり存在という幸運に助けられるという運の良さも持ち合わせているらしい。

今までなんとかやってこれたのもこの「運」によるものが大きく、幾度となく手を差し伸べていただいたおかげで難を乗り越えた経験がある。

このような事例は再現性がないため、難の逃れ方として指南しようにも教えようがない。私自身、運を引き寄せるために何かを講じたわけではないし、もともとそのようなスピリチュアルな思想には鈍感な方なのだ。

この様な自身の特性というか性格であるからに、まわりのサポートを受けつつ、自分で尻を叩かなくては自走できない体たらく。

よって、何かしらの負荷をかけることでやっと一人前に働くのである。その負荷は回避できない有事のような外的要因でもいいし、自らぶち上げた壮大な目標であってもいい。

とにかく腰を降ろしてしまわないような施策が必要になるのだ。常に時限爆弾を抱えてしまっている方が細胞がが活性化され、無駄も含めて動き回ることで何らかの価値をポロリと産み落とす可能性がある。

反脆弱性と言ってしまえば聞こえはいいが、成長に際してそれが駆動力になるのなら同じ前進するという意味合いでは結果オーライということだ。

私とは逆に常に余裕を持つことで思考が深まり、パフォーマンスが向上する、というタイプの人もいるだろう。正直に言えば私もそのようなスマートなタイプでありたかったと願うのだが、それは生まれ持った気質の違い、残念だが叶わぬ願いのようなので来世に期待しよう。

というわけで生涯ドタバタと不格好に動き回ることでしか前進できないという事実を確認したところで、持ち前のM気質を発動し、アドレナリンを垂れ流しにし続けることを覚悟するのだが、私も立派な中年だ、少しは大人の余裕も持ち合わせたいと思うのは贅沢な考えだろうか。

しかしながら余裕を持つと自身で一番嫌悪している怠惰な自分が顔をのぞかせてしまうので、そうなるくらいならドタバタと忙しくしている方がマシなのかもしれない、そう思うことにして自分を納得させてやるのであった。

自走できないタイプは適度なストレスや圧力というオプションをうまく利用して前に進め



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