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ミスは引きずらない、次いこ!次っ!!

一定数避けられないミスやトラブル。落ち込んだり、テンパっても時間のムダ。頭を素早く切り替えるが吉、という話

目まぐるしい一日を終えて最後のタスクであるnoteの執筆に取り掛かる。

今日は建国記念の日ということで世間は祝日ではあったが、数件の仕事が入っていたため、やむなく休日出勤だったのだ。

そんな中、朝から粛々と仕事をこなしていると、1本の電話が入る。電話の主はある建設会社の担当だったのだが、彼も私と同様休日出勤組みであるが、話の様子は少々焦っている感じであった。

「先日、そちらで発注した○○という製品に仕様の誤りがあるようなんだけど!」

祝日を利用して、閉まっているテナントの改装をしているそうで、工事を進めていく上で発覚したそうだ。明日からはテナントが通常営業することもあり、改装工事は今日で終わらせることが条件だったらしい。

製品の選定、発注は私が請け負った。電話越しに仕様の誤りについて詳しく聞いたがどうやら発注ミスのようだ。だが、製品を再発注している暇はない。何か対策を講じなければならない状況が今日のメインの仕事として切り替わってしまった。

休日出勤ということでゆるい感じのタイムスケジュールを組んでいたところをギュッと圧縮し、午前中になんとか片が付くように処理をしたのち、例のミス発注の製品について、できることはないか調べはじめた。

メーカーに確認いしたいことは山ほどあったが、残念ながら今日は祝日、誰も連絡がつかない。なんと自力で調べていくのだが、その際にどうやらこのミス発注と思われた製品は正解の仕様であり、現場サイドで勘違いしている可能性が見えてきたのだ。

ここまでの対処で心掛けていたのは「高額な製品をミス発注して凹んでいる場合じゃない、気持ちは切り替えて次の思考を発動せよ!」ということだった。

気持ちは常に「次いこ!次っ!!」の心境で大きな痛手である損失は一旦忘れて、どこに着地するのが正解かということだけに意識を集中させていた。

その結果、勘違いの可能性まで行きついたのだが、最後に現地にて製品を確認する必要が出てきてのだった。

時計は14:20を指している。現在地から現場までは約1時間、勘違いの可能性を立証できればその先の工事も含めて今日中に納まるだろう。

車に乗り高速道路へ入るのだが、ここはコロナの恩恵か、休日であるにもかかわらず、道路は驚くほど空いていた。

予定していた1時間より、20分早い15:00丁度に現地につき、製品の検証作業を行った結果、通常使用している製品とは違うタイプの製品を使用したため、仕様の違いに担当者が確認もせず慌てて連絡をよこしたという勘違いであった。

結果良ければすべて良し、ということで現場を後にしたのだが、1日の疲れと夕方の夕日に照らされた首都高が相まって何とも言えない感傷的な気持ちになってしまったが、圧縮すれば半日で終わるような仕事内容をダラダラと1日かけて処理しようとしていた自分に反省した。

問題に向き合う際は頭の切り替えが重要。反省は処理の後でいい



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