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【習慣化】「部屋の模様替え」でルーティンは変わるのか?

生活の小さな変化で習慣をカスタマイズしてみる。習慣が身につかないのは初期設定にあるのかもしれない、という話

連休中ということあって、思い切って部屋の模様替えに精を出している。

子供が中学生にもなると、連休であっても家族より友達との予定を優先する傾向にあり、暇を持て余して以前から家具の配置がしっくりきてなかった自室を模様替えしてやろうとたくらんだ。



今の家は来月で3年目に突入するわりと新しい戸建てである。小さいながら一応注文住宅であることから、建設当時は住んだ後のことを想像して部屋の間取りなどを考えた。

そのはずなのだが、やはり住んでみると満足できるところと「想像とちがった」と思うところは混在し、想定外の箇所はこちらがその間取りや配置に合わせていくか、今回の模様替えのようにできる範囲で快適な空間づくりを試みる必要があるのだ。



そして一度馴染んだ環境を変えることはその後の生活に小さな変化を及ぼす。

よかれと始めた数々の習慣は環境に支配されているといっても過言ではない。

わたしは1日いくつかの習慣を取り込んでいるが、模様替えはその習慣を強固にすることも目的のひとつだ。



例えば元々膝の具合が悪いわたしにとって、入浴後のストレッチや軽い筋トレが習慣になっているが、それを実行するスペースがすぐに確保できなかったり、使用する器具を取り出すのにちょっと面倒だったりすると「今日は疲れたから」という理由に押し流されてしまう。

わたしの弱い意志のせいもあるが、習慣とはいかにハードルを下げた環境を作り出しているかで定着するか否かが決定する。



これまでに定着せず終わってしまった数々の行動は、そうした少し面倒に感じたり、疲れが優先されたりという小さなつまずきの理由で揮発していった。

やらない理由をしらみつぶしにして、環境を整えるというのが習慣化の最初のミッションだ。



ジョギングを習慣化するにはウェアやシューズを買い揃えるよりも、今ある装備でいかに手軽に始められるかを重視した方が定着しやすい。

部屋着にいつものスニーカーで歩き出し、ある程度慣れたら、シューズを買い足し、少しずつウォーキングからジョギングに移行するように。

今回の部屋の模様替えで習慣はどう変化するかはわからないが、もう少し涼しくなってからでもよかったかと汗だくになりながら後悔している。

新しい取り組みは、一番低いハードルから超えていくべし



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