【再現性】理想の仕事で1年を埋め尽くせ!
3年連続でいただいた案件を対応中。
今年は3度目ということもあり、ノウハウも蓄積されかなりスムーズに進行中である。内容もさることながら工事単価も理想的であり、「このような仕事が毎日あれば」と妄想してしまうほど欲しいカテゴリーの案件。
だが現実はそう甘くはない。1ヶ月の売上げの内容を精査するとわかるのだが、その構成は客観的にみて、どのような分布になっているだろうか。
ガッツポーズをとりたくなるほどの内容は1割程度、5割はありがたい内容、あとは平均的な仕事内容で埋め尽くされているのが弊社のケース。勘弁願いたい仕事こそかなり割合は減ったが、それでも事故的に舞い込んでくるケースないわけではない。
つまるところ、この割合のコントロールをどこまでできるかで、自社が機嫌よく仕事ができ、理想的な売上げも確保できるということ。そうするには何をすればいいのだろうか。
私の場合は実際の1ヶ月の内容にかかわらず、理想的な仕事内容のみを抽出してアピールすることにしている。ホームページにせよ、広告にせよ外からは弊社にとって理想的な仕事をメインに商売をしているように見えるだろう。
まだまだ理想とは程遠いこともあり、改善の余地はあるが、一時の断りたい仕事がかなり混ざっていた時期に比べるとストレスも少なく、最適に近い売上げの内容も増えてきているといった現状である。
ここで気を付けたいのが「できる仕事」と「やりたい仕事」の区別。よくあるホームページは「できる仕事」が表現されているケースが多い。
確かに内容は仕事として成立し、価値提供もできるだろう。だが、その仕事内容は理想に近いもので、多く受注できた場合、会社はハッピーな状態になるだろうか。
もし、そうでないのであれば私は除外しても構わないと考えている。
できる仕事に誇りを持ち、それを提供するのが信条としているのなら、それもひとつの商売道である。だが、苦手な仕事や儲からない仕事に圧し潰され本来やるべき価値提供ができていない会社も多いのでないだろうか。
以前の弊社がまさにそうであり、いただく仕事は全て「やらなくてはならない」と思い込みずいぶんと苦労した経緯がある。
商売は営利活動である。利益を追求する目的で活動することが前提だ。利益がとれない、利益を得にくいのであれば、追及して改善することは真っ当なことだと思うのだ。
「やりたくない仕事」の割合が多い状況であるならば、過去を振り返り理想的だった仕事をどうやって獲得したか、経緯を思い出してみよう。その経緯を仕組み化できれば少しずつ理想の割合は増えてくる。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?