見出し画像

【職人さんおすすめ】自社の仕事はアピールしてナンボ、やりっぱなしじゃもったいない

日々の仕事は自己満足にひたっていないで、形に残してアピールする習慣が、その後の集客につながる、という話

本日のような土曜日は工事などの予定が入っていなければ、商売の下地づくりにあてるのが習慣である。

たまった事務作業や今後の取り組みについて模索する、なんてことも土曜日にすることはあるが、今日の作業はズバリ、施工ブログの作成。

かれこれ6年近く続けている作業であるが、はじめた当初は建設業においてブログで集客?とかなり懐疑的な印象をもっていた。

当時から弊社のIT関連をまるッとお任せしている業者から強く進められていたのだが、めんどくさそう、ブログでお客さんなんかとれるかよ、という後ろ向きな姿勢であったため、半信半疑でいやいや始めたのをおぼえている。

しかしながら、写真付きの施工ブログをはじめて2年ほど経ったころからポツポツと問い合わせが増え始め、3年目以降からは完全に弊社の集客力のかなめと成長したのだ。

今ではブログと並行して動画もアップしており、内容の質こそ素人なみだが、それでも地道に続けていることで、かなりのお問い合わせをいただけるまでになったのだ。

以前は建設業のような高額な商品や工事がネット経由で売れるとは信じておらず、あくまでも認知活動の一環として取り組んでいたが、一本のブログで数十万~数百万の工事が成約されることも頻繁になり、試行錯誤の意識も自ずと高まっていったのだ。

とはいえ、ブログなんていまさら古いと考える人も多く、FacebookやInstagramなどのSNSを始める人も多くいるのだが、対象の顧客層などを考慮しなければそれこそ自己満足の投稿を繰り返し、結果的には徒労に終わることから心が折れて更新が途絶えるなんてことになる。

ブログにかんしても、社長や従業員(よくあるのは事務員である奥様)などの日常を書いた日記的ブログであることが多く、よほどセンスがいいか、有名人でなければ世間の人が関心を持つわけもなく、埋もれいていくのが関の山といったところ。

そしてなにより、継続するということが肝心という点において、忙しさを理由に更新が途絶え、暇なときにだけアップするという姿勢であると、飛び飛びの更新日からやる気のなさや信頼性の欠如などを印象付け、アクセスにつながらないという結果になるのだ。

本業ではない、という意識もあるのだろうが、これも集客という立派な仕事と位置付ければ多忙なスケジュールの中にもしっかりとタスクとして組み込むことができると思うのだ。

地道な作業ではあるが、これが未来の売上げをつくる、もっと言えば一度作成したブログは財産になる、という意識がもてれば優先度も上がると信じている。

実際に弊社がどん底の赤字続きから回復したのはブログのおかげである。もしも着手していなかったら今頃は倒産していたに違いない。成果が出るまで数年の継続は必要になるが、現在売上げが厳しい建設業者は考えてみることをお勧めする。

どんな業種でもミラクルなど起こらない。地道なプロセスを制したものだけが将来笑っていられるのだ。

自社の仕事をアピールできる仕組みをもつことは、今後の強みとなる


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?