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【シン・自分】人間ドックの検査結果を聞きに行ってきた

見たくない現状を直視して、そこから改善を組み立てていく。V字回復より着実な方法を確立するのは健康も経営も同じ、という話

昨日の夕方、人間ドックの診断結果を聞きに病院へ出向いた。

あらかじめ送付されていた報告書に目を通してはいたのだが、今後の方向性を専門家から聞きたくて、あらためて時間を割いた次第。特に「要治療」のLDLコレステロール、血中脂質についてはまた後日内科を受診して指導がはじまる。



会社でいうところの決算報告といったところだろうか、各パーツのあやしい点、数値が正常ではない点を丁寧に説明してもらう。ほとんどはちょっとした生活改善が必要とのことであるが、今回の本丸であるLDLコレステロール値に関しては後日の内科受診で詳しく聞きましょうとのこと。

しかしながら、その血中脂質が要因となり、その他の治療は必要ないが気を付けるべき点を誘発しているらしい。やはり根本はこのLDLコレステロール値を正常にすることがマストということだ。



その方法や今後の治療については次回の内科受診の際に聞くとするが、私は感覚的に毎年5月にある決算報告のようなものだ、と思ったのだ。

会社においては、ここ数年こそ健康体を取り戻し、たまに怪しい数値が顔をのぞかせる程度であるが、一時の瀕死の状態を考えれば深刻な問題はない。

決算報告後は改善点を明確にし、軌道修正してきたことで大きな問題に至らずに済んでいる。



それこそ会社を引き継いだ直後の決算報告では、パンドラの箱といおうか、直視することを避けてきた現実を突きつけられ、その現状に一瞬逃げ出そうかと考えたほど。

病気でいえば末期のガンのような状態で、このままいけば1年もつかどうかという余命であった。



かなりショッキングな現状把握からのスタートであったが、それも現実逃避をして見たくない事実を遠ざけていたツケだと今では思うのだ。会社の方はそれからの改善で今の健康状態まで回復したが、今回は自身の体である。

数年前の会社ほどひどい状態ではないが、やることは同じ。現状からスタートして改善をしながら経過を追う、ということ。



とくにこの1年は模索の年となりそうだが、これを機に「シン・自分」と称して、一過性の改善ではなく、人生の後半戦と大事に向き合っていくための基盤としたいと考えている。

来週は会社の決算報告である、その診断結果も気になるところ。二つの軸で改善を目標とする年にしたい。

「底辺まで下がったら、あとは上昇するのみ」という心持ちで取り組めば前向きな気持ちは維持できる


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