編集者オンリー?著者情報NO.1小森栄治

東大工部卒、おまけに大学院まで出て、
「なんで普通の公立中学の教師になったのですか?」

若気の至り、今では、とても聞けない不躾な質問を小森先生にしたことがありました。
すると、
「二十歳の時に偶然見たテレビ番組で教育に関心をもつようになったんです。一方で企業での研究開発にも魅力があり、教師になるかどうか悩み続けていました。で、それこそ若気の至りでセルフ・イベントを実施して踏ん切りをつけたんです」
「え、何をされたのですか?まさか占い?」
「どっちにするか、下駄を投げた。じゃなくて、埼玉の自宅から自転車で宗谷岬を目指したのです。宗谷岬に着いたら教師になる、途中であきらめたら企業に就職って。
無事2000km走破して、今ここにいます」

という、エリートらしからぬ?ヒューマンな感性の方です。
何せ、中学教師になって以来40年以上、「理科は感動だ!」をモットーに熱中する理科授業、理科セミナーを開催。理科大好きオーラ満載の先生です。


当時の勇姿を提供していただきました。
若き日の面影を残しつつ、年輪を重ねておられ姿には、やっぱり内なる教養の、もとい志の高さがあるのでしょうね。
〜爪の垢でも煎じて、というフレーズが脳裏をかすめました。

(文責:経験豊かが尊ばれず?の世を嘆いてる Hさん)

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