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いつ(まで)も哲学している K さんの記事一覧

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いつ(まで)も哲学している K さんの記事一覧です。
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記事一覧

冷静でニュートラルな心の状態を保つ

学校でも企業でも、ティーチングからコーチングへ、という視点が注目されている。 教育現場で…

ビジョンの命

 先日、所属している中小企業の経営者たちが集う勉強会で、不動産を扱う会社の社長さんから紹…

コーチングとインテグリティ

 先日、知り合いの経営者の方とコーチングの話をしていて、その方がドラッカー塾に参加された…

アレルギーとレジリエンス

 あるきっかけがあり、免疫の本を読みなおしていて、かなり以前に観た映画のことを思い出した…

自らの身体を感じとる

 あるリハビリの若手療法士さんと話をしていたときのこと。  患者さんは、セラピストの前で…

ある虐待の記事のこと

 先だって、ある方と児童虐待の話をしていた時に、ふと、私の子どもがまだ幼かったころに読ん…

トラウマとポリヴェーガル理論

 動物(人間)は恐怖に直面した時、多くは2つの態度をとる。  逃げるか、闘うか。  そのいずれの態度もとれない時、その時の恐怖が神経系に残存し、それがトラウマとなる。トラウマについては現在、さまざまな研究が進み、眼球運動による治療法なども開発されている。  トラウマについてさまざまな書籍にあたっていると、「ポリヴェーガル」という言葉をタイトルに冠した書籍を多く目にする。ポリヴェーガル理論とは「多重迷走神経理論」のこと。「poly=多重の」+「vagal=迷走神経」が組み合わさ

自然知能の探究

『杜人(もりびと) 〜環境再生医 矢野智徳の挑戦〜』という映画がある。 クラウドファンデ…

映画『スター・ウォーズ』の世界観に学ぶこと

 コーチングというテーマについて、ある経営者の知人と話をしていた時のこと。  思わぬ書名…

言葉を失うドキュメンタリー映画

 普段は滅多に映画館に行くことはないが、知人から教えてもらい、これだけは観たいと思ってい…

「良き習慣の奴隷であれ」──自己啓発の大ベストセラーを読む

 オグ・マンディーノ (著)/稲盛和夫 (監修)/無能唱元(訳)『地上最強の商人』(日本経営合…

事業の勝敗の鍵は「文化に根ざした専門性」にある

 日頃お世話になっている、ある経営者の先輩から「たまには自分が仕事をしている世界とは異な…

「現実になる姿が『カラーで』見えているか」──稲盛和夫氏『生き方』を読む

 稲盛和夫氏が、今年8月に亡くなった。  おそらく知らない人はいないであろう稀代の実業家で…

「学び方を学ぶ」ということについて

 先だって、弊社刊『算数教科書のわかる教え方』の刊行記念イベントがZOOMで開催されました。監修者の石井英真先生、著者の樋口万太郎先生、志田倫明先生、加固希支男先生、そして全国からご参加くださったすべての先生方、お一人ずつに、心から御礼を申し上げます。  非常に面白く、勉強になる話が満載でした。そんななかで、私が特に強く興味を惹かれたのは「できること」「わかること」「使えるようになること」、そして「学習の文脈の転移」という話でした。  そういえば、こうした論点のヒントになる