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【人工透析(GCAP)記録】#01

まず初めに、潰瘍性大腸炎という難病は誰にでも発症する可能性があるので、たくさんの方にこの病気を知っていただければなと思います。そして同じ病気の方に寄り添えるnoteを残したいので、気軽にコメントお待ちしております︎。


透析(GCAP)とは何か

私は今年の4月に人生初の透析を経験しました。潰瘍性大腸炎の治療の一環で、顆粒球を除去することで炎症を抑える効果があるそうです。

簡単に説明すると、潰瘍性大腸炎は悪いウイルスを攻撃する免疫機能(顆粒球)が誤作動を起こして、大腸を攻撃してしまいます。透析は顆粒球の働きを弱めるために、全身の血液ろ過する治療方法です。(※詳しくはお医者様に聞きましょう!)

腕に針を2本さして、ろ過装置と繋ぐ
(血液を抜く用の管&ろ過した血液を戻す用の管)

血液をろ過装置に送る

ろ過装置で顆粒球を減らす

血液を体内に戻して終了

といった流れになります。担当の先生からは、透析後に約8割の患者さんが寛解期を迎えたそうです。GCAP(ジーキャップ)と呼ばれる人工透析は、シャント(腕の中にコブ)ができたり、寿命が短かくなったり、副作用の心配もないとの事でした。

今まで様々な種類の薬や、新薬を試してきましたが中々炎症反応がおさまらず...3ヶ月の時を経てやっと難病申請が通ったので、透析に挑戦することにしました。

透析は痛い?実際どんな感じ?

正直、私は全然痛くなかったです!
毎月の血液検査で針には慣れていますが、透析の針は太いと聞いていたので、とても不安でした。
私が治療をした病院では、透析の中でも比較的細い針を使用しているのでそこまで心配しなくて大丈夫ですよ〜と説明を受けました。

針の太さは、大体ヘアピンくらいの太さでした。透析の30分〜1時間前に、針の痛みを感じにくい麻酔効果のあるエムラクリームを塗りました。このクリームのおかげで、刺す時の痛みはほとんど...という全く感じなかったです。
※私の個人的な感想なので「おい!腕に風穴が空くと思ったぞこの詐欺師め!」などといったクレームは一切受け付けないのでご了承ください♩

おすすめ便利アイテム

麻酔クリームを両腕に塗ったあとは、上からラップをぐるぐると巻きます。そこに100均に売っている医療用ネットを付けると、ラップがズレないし腕も自由に動かせるのでとても便利です。

クリームの上から透明の絆創膏みたいなシールを病院から貰えることもあります。針が怖くてクリームをたっぷり塗ったら直ぐに取れてしまったので、はみ出た部分の上にもう1枚シールを貼るのがオススメです。

衝撃的だった出来事

衝撃的だったのが、麻酔クリームの効果でした。
塗った時には特に何も感じませんでしたが、針を刺された時の驚きを今でも覚えています。

〝痛みを...置き去りにしている...?!〟

と思うくらい、針を刺す時の痛みを感じなかったのですが、血管が細いので中々上手く刺さらず...腕の中で針をズボズボされた時は、さすがに痛かったです笑

私は普段から血圧が低いので、約90分で終わるはずが、120分かかってしまいました。
その日は緊張でテレビを観ていなかったのですが、「あれ?もう2時間経ったのか...?」と浦島太郎のような感覚で透析を終えました。

初めてのGCAPを終えて

まさか自分が透析をするとは思いませんでした。今まで色んな薬を試したり、管理栄養士さんに献立の相談をして、低脂質・低残渣を徹底しても効果が現れませんでした。
透析が何かよく理解していなかったこともあり、不安な気持ちでいっぱいでしたが、やれることは全てやってみよう!と思い挑戦しました。

GCAPについてあまり記事が載っていなかったので、わたしのnoteで同じ病気の方の不安な気持ちが少しでも軽くなることを願っております!
みんなで一緒に頑張りましょう!💪🏻 ̖́-

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