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    フローレンスのメンバーたちが個人で発信しているnoteをゆるっとまとめました。記事の内容はいずれも個人の見解です!フローレンスについて詳しくはこちらをご覧ください:https://florence.or.jp/

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確実にくる未来まで「なんとかする」力(NPO/こども宅食版)

NPOのフローレンスに新卒で入社し、「こども宅食」という事業を立ち上げから担当しています。 非営利セクターの人間ですが、LayerX福島さんが書いていた「なんとかする」力にとても共感しました。 NPOにおける「なんとかする力」は、「社会問題に対する解を生み出し、制度化されるまで、寄付や助成金を組み合わせながらなんとか事業を継続し目の前の人を支えること」と考えているのですが、超必要な力でした。 その理由を「こども宅食」を例にとって説明しつつ、少しでもこの事業の価値を説明で

    • 「母性神話」と「自己責任論」に支援が汚染されていないか。

      「ひとり親」に対する社会の風当たりは、強い。 もっと言うと、「DV被害者」に対する風当たりもまた、強い。 自分自身、母子家庭で育ったこともあり、ひとり親支援も行っていたNPO法人フローレンスに就職した。 そしてDV相談員の方の採用支援や、民間シェルターの運営など、DV被害者の方の支援に携わらせてもらってきた。 この風当たりの強さの根っこを考えるに、思い当たることがある。 それが「母親なのだから、当然。」という「母性神話」的な考え方と、「自己責任論」だ。 僕は母親で

      • 看護師・保健師さん。NPOで心の不調に苦しむひとり親のための新規事業を立ち上げませんか?

        はじめまして、認定NPO法人フローレンスの山崎と申します。現在、東京で「心の不調を抱えるひとり親」のための新規事業を開発しております。 この事業に参画してくださる看護師・保健師を募集するために、この記事を書いています。詳しい募集要項は下記をご覧ください。 簡単に、この事業を立ち上げたいと考えたキッカケを説明させてください。 うつ病を抱え、子育てをする困難私は、無料で親子に定期的に食品を配達する「こども宅食」を運営する中で、うつ病を抱えるシングルマザーに出会いました。この

        • 虐待を5割減らす「Healthy Families America(HFA)」の取り組みについて

          児童虐待、あるいは、子育て支援を強化していくべく機運が高まっているが、"児童虐待、米国は「介入から予防へ」 家庭訪問で5割減"というタイトルの記事がネットで話題になった。  イリノイ州シカゴの公民館。生後17週の次女を抱いたキナ・ブラウンさん(20)に、NPO法人「HFA」の支援員パーシャ・ペイジさん(39)が、液体洗剤とアップルジュースの絵を見せて伝えた。「赤ちゃんは、区別できない。洗剤は、子どもの手の届く場所には置かないでね」ブラウンさんは、実家を追い出されて恋人と暮ら

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        • 看護師・保健師さん。NPOで心の不調に苦しむひとり親のための新規事業を立ち上げませんか?

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          こども宅食と低引稔という男

          こども宅食は「コレクティブインパクト」等々カタカナ言葉を掲げ、華々しく打ち上げた事業でした。内実、複数団体が協働する事業のため、社会の要請に耐えうる経理、会計、法務等のコーポレート部門が非常に複雑でした。 この事業を立ち上げてから、こういった業務を、フローレンス副代表の真理子さんと一緒にやっていました。 しかし、2年目僕「真理子さんすみません終わりません、休日出動してください・・・」等々不甲斐なかったこともあり、 「あ、もう無理・・・・・」 となり、びっきーさんこと低

          こども宅食と低引稔という男