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完全不登校から学校復帰の記録⑥どん底の日々

こんにちは。もう少しで暖かな春がやってきそうですね。

日々は瞬く間に過ぎ、息子が完全不登校をしていた日々も遠ざかっていきます。記憶がまだ残っているうちに…とnoteに記録しているわけですが、果たして現在に追いつく日はくるのでしょうか。

今、エネルギーを取り戻して毎日元気いっぱいに過ごす息子を見ていると、我が家の場合の不登校の理由は息子の【心の病】によるものだったな~と思います。

前回までの記事で、息子よりも先に私が【うつ状態】に陥っていたということにはちょいちょい触れてきましたが

不登校中の息子も、あれは【うつ】だったな~と思うわけです(私個人の、素人の見解ですが)。

元々やんちゃ坊主で友達も多い、明るく活発な気質を持っていた彼ですが、様々な要因で心のエネルギーが落ちるに落ちたために、外側からの刺激(嫌な出来事など)に耐えられず、心身ともに動けなくなってしまったんでしょう。

人と会うこともできず、外に出るのも怖くなり、学校に行くことを諦めてずっと家にいる。そんな自分に誰より息子自身が絶望してしまって、毎日『死にたい』『俺なんか何やってもダメなんだ』『もういいよ!』と投げやりでした。無気力だけど、激しく感情的。私は、嵐とともに過ごしている。そんな感じでした。私の目の届かないところで、首にコードを巻き付けて締めてみたり、風呂の中に沈んでみたりと…死のうとして、色々やっていたようです。小学3年生の小さな心が、そこまで追い詰められてしまうなんて。

目を離したら死んでしまうかもしれない
この先どうなるかわからない
誰に話しても解ってもらえない

私自身のうつ状態も相まって、本当にどん底の日々でした。
何度も、息子と一緒に死んだほうが楽かもしれないと思ったっけ。

そうしていくら死を望んでも、生きている限りは苦しみの中でその日を過ごさなければいけないわけです。

親として、我が子が何もかもに自信を失って苦しむ姿を見るのは本当に辛いことです。きっと今も、不登校の混乱のさなかで苦しんでいる親御さんたちが全国に沢山いるんだろうな。

こうして文字にしてみるけれど、本当の苦しさやその壮絶な様子は、なかなか的確に表現できないものですね。


『不登校についてみんなで話す会』

月一開催しています。
次回開催日時 3月1日(火)10:00~12:00

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