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AIによる人類の管理・滅亡シナリオについての考察(2)

前回は、上記記事にて【AIの使用例】【AIを使用する事の潜在リスク】について記事にしてみた。
今回は、その続きを書いていこうかと思う。

・AIが人類を管理する可能性

Chat GPTの出現でAIの進化は日々続いている。
今後、AI自身の知能が人間を超える可能性がある。

このAIの知能が人間と同等もしくはそれ以上のレベルに到達することになれば、表題の通りAIが人類を管理することもできる。
AIによる人間の管理が出来るようになるという事は、AIが意思を決定する事ができる為、そのAIの意思によって人間が管理・支配される。

ここで発生する問題は、AIとの人間の意思や目標が同一ではない事態が発生した場合である。
前提条件として、人間がAIに依存状況になっており、自分自身での意思決定が出来ない程退化したことが条件となるが、AIが持つ目標が人間の福祉や幸福ではない場合、人間がAIの意思に従うことになるだろう。

人間が自分自身の意思決定が出来ない程退化するなどと、大げさのように聞こえるかもしれないが、今一度考えて欲しい。

事実、製造現場では少し前までは未来のことのように思えていた、製造ラインの自動化や産業用ロボットの登場によって省人化が進んでいる。

理由は人間では24時間365日間休みなく働き続けることが出来ず、またロボットを購入・メンテナンスを継続さえしていれば、会社側は従業員に給料やボーナスを支払う必要がないからである。
人手不足がどの業界でも叫ばれているが、機械が人間に取って代わり頼りにされている現象は、今この瞬間でさえも発生しつつある。

また現行の社会サービスや企業サービスでさえも、各々が持っている携帯やPC等から大量のデータ(ビックデータ)を取り込み、その人個人に合ったマーケティングを展開出来ている。

このようにAIが製造現場や社会サービス、企業サービス、さらには各個人が持っている携帯電話に取り入れられ、監視・管理される可能性も否定できない。

次回は、【AIが人類を滅ぼす可能性及び方法】について考察したい。


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