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サブスクリプションというヤツ

前にも書いたがオレは音楽が好きだ
聴くのも歌うのも演奏するのも好きだったりする

小学生の頃はゲーム音楽にハマった
中学生でヘヴィメタルにハマりww
高校生でバンドブームに乗っかった
それからはジャンル問わず、
いいものはいいというスタンスで音楽を楽しんできた

学生の頃はオシャレもせずCDを買ったし
バンドをやめてからも音楽情報を気にし続けていた
そしてある日、世界に激震が走ったことを知る

音楽業界における黒船の到来
そう、ダウンロードを経てからのサブスクリプション
音楽が無料で聴けるという時代の波だった

アナログレコードからCDへと時代が移る時、
音質の劣化を嘆く先輩方はたくさんいたが
音楽はお金を出して買うものという点において
きっと誰もが1ミリも疑うことはなかったと思う

しかし今、定額で聴き放題が主流
MVが無料で観れるのは当たり前
CDが売れない時代にミュージシャン達は
ライブや物販にウエイトを置かざるを得なくなった

コンテンツが無料化する

これはキングコングの西野さんが言ってた言葉だが
コロナという伝染病がさらに追い討ちをかける中
商品を売るという概念も、人がカネを払う感覚も
数年後にはまるで違うものになるに違いない
著作権という考え方も形を変えていくのだろう

いずれ労働力の大半はAIに取って替わられるという
単純な作業という仕事は無くなり、
コンテンツを生み出す事がヒトの仕事となる
そう言ってはばからない論客達も少なくない

そうなのかな
そうかもしれない

もしそうだとして
そういう未来が来るのだとしたら

人はこぞって感動にカネを払うだろう
リアルに笑わせてくれる出来事や
ウソでも驚かせてくれる絵空事
ほんの束の間夢を見せてもらったり
忘れてしまったものを思い出す様な
理屈抜きに体が震えるほどの感動を探す

オレにとってそれは音楽だったし
それに匹敵する様な人の生き様だったかもしれない

考えてみればそれは昔も今も変わらない
デバイスやメディアが替わったとしても
心が動く感動的な出来事に出会うために
きっとまたバカみたいに足掻き続けるのだろう

今日は気分がいいから音楽が聴ける
大切なものは大切なタイミングで
いつしかそんな面倒な考え方になってしまった
もっと柔軟になれたらいいのにと思うけど
今ここで音楽を聴けるという事だけでも
充分に最高な事なのかもしれないなと思う

そんな感じの事を考えた




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