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[メルボルン]私が賃貸契約のためにやった5つのこと

今や簡単に賃貸もできなくなった
異常事態?のメルボルン

1件の物件に数十件の申し込み(不動産屋談)
入居できる人はわずか15% (これは焼肉屋の店長さんの噂話です 笑)

奇跡的に約1ヶ月で賃貸する事ができた
私がやった5つのことを
ここで紹介したいと思います

■片っ端から内覧申し込み

まずハワイやバンコク、日本と違ったのは

ゆっくり厳選などしてられない

ということでした

メジャーな不動産賃貸サイトから
以下の条件でピックアップ

  1.  子供が自力?(バス、電車)で学校に通える場所

  2.    家賃 500 オーストラリアドル / 週間

  3.  2 ベッドルーム+ 1 バスルーム 

条件はこの3つだけ

本当に、部屋の間取りとか、日当たりとか、、
そんな贅沢言ってる場合ではありません

片っ端から内覧予約をし、すぐに申込みできる
戦闘態勢?に入りました

ちなみに私が使いまくった不動産サイトは以下の3つ

■必要以上の書類準備

”すぐに申し込みができる戦闘態勢”
というのがこの必要以上の書類の準備です

ハワイの時はせいぜい1件のリファランス(推薦人)
旦那の納税証明書の英訳(自分でやってもOK)

な程度でした。

バンコクで言うと、、
ぶっちゃけそれすら必要ありませんでした、、
*物件にもよるかと思いますが

内覧→気に入った→契約→以上 

というと、バンコクの不動産屋さんに
叱られそうですが 笑

私がバンコクで契約したところは
実際そうでした

メルボルンは(多分オーストラリアは)
本当にそんな簡単ではありません

まず、今はほとんどが
オンラインで申し込みをすることになっているので
オンライン上に大量の情報と書類関係を
アップロードする必要がありました

ここに並べるだけで、ゾッとしそうですが、、
参考までに

  • オーストラリアに来てから利用していたAirbnbの予約確認書と領収書

  • 過去2年分の家賃支払い証明(バンコク、日本の領収書など全て)
    *賃貸の場合

  • 日本の銀行の残高証明書

  • 会社の雇用証明書

  • 夫の前年度の納税証明書

  • 戸籍謄本

  • ビザ取得時の夫のサポートレター

  • 日本の車免許証

  • 家族全員分のパスポートコピー

  • ポリスレポート(タイ、日本)*犯罪歴のない証明のため  etc…

当然ですが、パスポートと日本の車免許証以外は全て英文訳が必要です。
この中には絶対に出さなくていいものもありますが、
*ポリスレポートなど

ただ、少しでも競争?に勝つためには
他の申請者より

この人はまともな人で、家賃もきちんと払える

という事をアピールする必要がありました
そのために、ありとあらゆる書類を片っ端から
アップロードしました

1件の物件に数十件の申し込みが入るわけですから
生半可な書類では勝てません、、

■リファランス[推薦人の厳選]

これが、また本当に大変な作業の一つでした

まず何が大事かというと
何度も言いますが、

この人はまともな人で、家賃もきちんと払える

をアピールするための推薦人ですから
誰を推薦人にするかということは
とても重要です

私がお願いしたのは以下の方達です

  • バンコクで借りていた物件の管理会社のマネージャー 
    →(家賃をきちんと遅れず払っていた、滞在中トラブルなかった、
     綺麗に退去したアピール)

  • ビジネスオーナーの日本の友人*英語堪能 
    (社会的に信用の高い人が友人にいるアピール)

  • 学生時代からの親友 *英語堪能
    (ずっと長く付き合えている友人がいるまともな人格アピール)

  • ハワイでOPTで働いていた時の同僚(カレッジを卒業してOPTとった真面目人格アピール)

  • メルボルンで公務員をしている友人 (地元のお堅い職業の人とも友達だアピール)

  • メルボルン在住のビジネスオーナーの友人(社会的信用の高いオーストラリア人まで友人がいる=社会的信用アピール&英語も多分大丈夫だろうアピール)

*人数は最低確か2人だったと思いますが、任意で増やせました
*お願いする日本人はせめて英語の読み書きができる人をお勧めします

バンコクの管理会社のマネージャー以外は
知人、友人になるのですが
この方達のメールアドレスや電話番号を
申請に加えると、彼らはこんな事を質問されます

  1. 私の人柄

  2. 私の家に行ったことがあるか?あるならいつか?

  3. その時の家の様子はどうだったか?

  4. 私を賃貸人として推薦するか?するならその理由は?

のような事です
勿論、その不動産サイトによって様々ですが、
本当に、こんな事まで聞かれるとは
恐るべし、メルボルン、、

ビザの申請の時も本当にびっくりしましたが
色んな意味でここでも
オーストラリアの厳しさを
改めて知りました

これに加え、夫の会社の
会計士さんにもメールがいきました

私は幸いにも親切な友人たちのおかげで
ここメルボルンに住む
オージーも紹介していただいていたので

やはり、地元人もリファランスに入っているのは
かなりポイントが高かったと思います

■子供の学校からの嘆願書

子供たちはすでに学校が始まっていたので
Airbnb(民泊)から通っており
本当に不便な生活をさせてしまっておりました

子供の学校の留学生部門のマネージャーにも
その時は何度もメールをし
学校の知り合いの不動産ブローカーも
紹介いただいたりしたのですが

その人たちですら全く効力はありませんでした

しかしながら
その留学部門のマネージャーが
子供たちが早く安心して
学校生活を送れるようにと
嘆願書のようなレターを書いてくれたのです

これはもしかすると
大家さんに対して
いくらか効力があったのかもしれません

タクシーの運転手に聞いた話ですが、
ここメルボルンの人たちが
大切にするのが

  1. 老人

  2. 子供

  3. 犬      

だそうです 
そういえば、猫より犬が圧倒的に
多い気がします 笑

■地元オージーの助っ人

最後に、かなりの決め手になったと思うのが
途方に暮れ、
毎日睡眠薬なしに寝れなかった
私の状況を見かねた親友の旦那さんが
私に送り込んできた

地元オージーの助っ人”でした

これも本当に偶然だったのですが
その親友の夫のビジネスパートナーの
それまた友人だという人が
ここメルボルン在住で

しかも私が住んでいた
Airbnbのすぐ近くに住んでいました

とにかく、彼はスーパーマンのような人で
会うや否やすぐに私の希望を整理し
カフェで不動産サイトで一緒に検索をし
内覧を予約

そして内覧に一緒について来てくれ
不動産屋と何やら交渉

いくつか一緒に周りながらも
私がそれまでに内覧を済ませていたが
まだ返事が来ていなかった物件を洗い出し

他の不動産も扱っていないかをチェック
すると他の不動産も扱っていることがわかり

早速そこに連絡をし、再度内覧を予約

一緒に内覧を終えると、

「ゆきみ、ここ気に入っているのか?
ここは眺めが最高じゃないか!」
と、私以上に気に入っているかのようで

「はい、私はここが無茶苦茶気に入ってます」
というと

その不動産屋の担当マネージャーと
その日のうちに電話で交渉

その3日後くらいには不動産屋から
”Congratulations! (おめでとう!)"

と電話がかかって来たのです

もう体がヘナヘナになり
声が震え、、
涙が溢れ、、

緊張でこわばっていた
心と身体の
全ての力が抜け落ちた

そんな感覚を今でも覚えています

もう3日後にはその民泊すら
出なきゃいけなくて

1泊2万も3万もするところに
後何日過ごさなければいけないのか、、

後1ヶ月も家が決まらなければ
60万? 90万?
一体いくらかかるの?

次の学費払える?
もしや、まさかの帰国?
子供たちの将来は?

と、まあ自問自答をしていると
睡眠薬なしには寝れない、、

そんな地獄の一週間を送ることとなった
本当に、崖っぷち綱渡りな家探しでしたが

メルボルンで幸運を運んでくれた
このスーパーマンは
本当にいい人で
おじさんだけど、私にはエンジェルに見えました 涙

でもやはり思ったのは、
英語も対して流暢でなく
日本くんだりからきた母子親子だけでの申請ではなく

社会的に信用のあるオーストラリア人が
一緒に交渉をしてくれたのは
この奇跡的な契約に結びついた
大きな要因だったと思います

これから、ここメルボルンだけでなく
自分でオーストラリアで家探しをされるという方は
できれば、知り合いの知り合いの知り合いとかでもいいので

地元に一人でも助っ人となる人を
見つけておかれることをお勧めします

今回も少し長くなってしまいましたが、
最後まで読んでいただき有難うございました


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