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【現役女子大生が選ぶ】就活生におススメ本①「お金2.0」

私が大学生になり、初めて読んだ「お金」の本です。
この一冊の本はそこまで分量もないため、一日で読み終えることができましたが、金融への理解や、今後自分が歩む道、就職活動において多大な影響をもたらしました。

タイトルには就活生と書きましたが、就活生外の大学生にも大変おすすめな本です。それは、

メタップス創業者である佐藤航揚さんの「お金2.0」←(amazonサイト)

です。

詳しい内容はぜひ読んでいただきたいため割愛させていただきますが、簡単にご紹介させていただきます。


目次
第1章 お金の正体
第2章 テクノロジーが変えるお金のカタチ
第3章 価値主義とは何か?
第4章「お金」から解放される生き方
第5章 加速する人類の進化

目次は上記のようになっています。

第一章では、「お金って何?」といったような基本的なお金の意義や役割を説明しています。

第二章以降はそれを踏まえ、現代社会においてお金のカタチ・価値が変化していることを事例を交えながら説明しています。


資本主義社会に生きる私たちは
「お金は稼げば稼げるほど良い」
といった考えを当たり前のように持っています。

お金を稼ぐためには、いい会社に入る。
いい会社に入るためには、いい大学に入る。

正直私も当たり前のようにそう考えて生きていました。(今もその考えは捨てきれていません)
就職活動においても、何も考えず、とりあえず給料が高い会社を目指していました。

この考え方のベースには
「お金には価値がある」
といった固定概念があるからだと思います。


しかし、この本を読んでから、
「お金の価値は今後下がっていくかもしれない」

という考えを持つようになりました。

例えば、Youtuberやインスタグラマ―(俗にいうインフルエンサー)は、その影響力ファンの多さでビジネスを成り立たせています。

お金を稼ぐことが評価される、という考えから
ファンを持ち、ファンのために情報を提供し、承認欲求を満たし、評価される
といった新たな考え方が生まれ、そこでビジネスが生まれるのです。

ただ、大企業に属し、肩書に甘んじて生きていると
その肩書を失ったときにその人自体への価値が問われ始めているのです。

個人個人が自由に自分を発信できる時代になっているからこそ、お金の価値よりも、その人個人の能力や行動力や社会貢献度が評価される時代になっているのです。


そんなことを、学んだ一冊でした。

筆者の佐藤航揚さんは時間をお金で買う、「タイムバンク」というサービスを設立しました。
「時は金なり」ということわざがある通り、時間は価値があり、誰しもに平等に与えられているものです。

もし、お金というものを媒介せずに、時間というものを介してビジネスを行うようになる社会がきたら、とても面白そうです・・・。


就職活動を始めるときも、内定を貰い終わったときも、
「もし、お金そのものの価値が下がったら?」

ということを頭の片隅においておくと、
行動や考え方が変わるかもしれません。


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