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自然の中に一歩踏み出せば、一人ひとりの世界がひらく。

こんにちは!
今回は、ガイア自然学校の代表、成田裕(なりたゆたか)によるコラムです。


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あっという間に2014年になってしまいました。
今年もよろしくお願いいたします。

先日、森のようちえんでお母さん方とお話していた時、最近のおもちゃについての話になりました。 特に変身ベルトや戦隊ヒーローグッズなどについて。

僕自身、仮面ラ○ダーや戦隊ヒーロー物で育った世代ですので、今の子どもたちの気持ちもよく分かります。

しかし、近年になればなるほど、オモチャ屋さんの商売戦略によるドラマ展開がなされ、変身ベルトだけ買ってもそれほどあそべず、次々とオプションを買わねばなりません。

最近のおもちゃやゲームは、完成度や物語性が高く、それであそんだ子どもたちが発想をひろげる可能性をつぶしているように思えます。

大人が考えた「これ面白いだろ」って言うあそびを押しつけている感じは、子どもたちにとって大きなお世話なんです。

「この枝のとこが鉄砲でー、こっちの枝は剣なんよ!」

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と得意げに二股の木の枝を拾って見せてくれるS太くん。ガイアキッズ森とあそぶでのことです。

S太くんの頭の中では、いろんな想像がふくらんでいて、楽しさがあふれてきていました。

落ちてた木の枝で充分なんです。


本物の自然に直接ふれることは、子どもたちの感性を刺激し、ゲームや構成されたあそびでは生まれない発想や考え方を産みます。

そして、突然の動物との出会い、見たことのない植物の発見、おもしろい形の木の実、雨上がりにかかる虹…、予想できないミラクルな感動がそこには起こりえます。

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そこに、一緒にあそぶ仲間がいて、時に見まもり時に一緒に盛り上がってくれるリーダーたちがいて、そこで生まれる感動はより加速されて子どもたちの心の奥に残っていきます。

今のおもちゃが与えてくれる喜びと、自然体験が与えてくれる喜びの質の違いは大きいハズ。

さあ、お子さまにおもちゃを買うよりも、ガイアへご参加を!(商売戦略(笑))

(「ガイア通信」バックナンバーより再掲載)

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中の人は今日、先日6月1日に始まった「平日通園型森のようちえん」に遊びに行ってみました。

そのときちょうど、2才の子が水遊びをしていました。透明のケースに、水とたくさんのちぎった葉っぱ。

手で水面をバシャバシャして「こぼれたー」と言って笑ったり、浮かぶ葉っぱを捕まえて「みずかまきり(をつかまえた)」と豊かな想像力を発揮したり。

中の人は、小学生と比べたら乳幼児との関わりは少ない方です。乳幼児さんが何かうにゃうにゃ言っていても、なかなか解読できません(苦笑)

それでも、大人よりずっと豊かな想像力が垣間見えたり、身体全体で感情を表している姿を見ると、「一緒に遊んでいて楽しいなー」「きっと今しか味わえない、とても豊かな時間を共有できているんだなー」としみじみ感じます。

そんな子どもたちと共に過ごすGリーダーも、型にはめられることなくのびのびと過ごせる子どもたちも、豊かに成長していくと信じています。


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