詩「散歩」

サーチライトの灯の下で
集まりこびつく虫ケラよ
希望を求め 期待を集め
ただ黙々と そこへ集えど

残暑のぬるみ 空虚なわたし

ぽっかりくっきり爛れた痛み

血反吐纏う程の呪いを
涙垂れる程の想いを

切り落としてきた思い出も
心で殺した糞共も

潰して丸めて丸ごとそのまま






心の隙間に埋められたらな

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