家庭と仕事の両立。Webディレクターの時短勤務の働き方を紹介します。
初めまして。ガジェログに勤務してから10年を迎えているディレクターのハマグチです。
私は現在、ガジェログで初めて、そして唯一、産休・育休を取得し、現在時短勤務をしています✨
働く女性が増えた今、昔に比べると子育てしながら女性が働く環境は、かなり整ってきてたなーと感じます。
今から10年以上前になりますが、私の上長だった副社長がバリバリ現役で働いていた時期は、今みたいに女性が働きやすい制度がまだまだ整っていなくて、小学生の息子くんがいながらも遅くまで働き、時には徹夜をしたり、接待やら飲み会も断らずに、がむしゃらに働いていました・・・。
その時代に比べたら今は働き方改革によって格段に家庭と仕事の両立はしやすい状況で、時短勤務を利用している人も増えてきている思いますが、やはりまだまだ育児中は女性の負荷が多いのが現状なので、毎日バタバタした日を過ごしています。
そんな中で、私が時短勤務で感じたことを少しだけお伝えしたいと思います。
1.そもそも時短勤務って?
時短勤務とは、1日の勤務時間を通常よりも短縮した働き方で、基本的には一日の所定労働時間は原則として6時間とされています。
※詳細は勤め先の就業規則によります。
期間は「子供が3歳に達する日まで」と定められています。
つまり、具体的には「子供が3歳の誕生日の前日」までです。法律上は少し中途半端な期間ですが、努力義務として「子供が小学校就学前の6歳まで」ともされていますので、小学校入学前まで時短勤務している方が多いかと思いますし、実際に子供たちが通っていた保育園でも、そのような家庭が多かったです。
2.時短勤務を始めた時に感じたこと
私が時短勤務を始めたタイミングは育休明けの産後6か月の時。運良く保育園に入れたので、ちょっと早いかも?という気持ちを持ちながらも、何とか復帰しました。
復帰の際は、ブランクがあるので「とにかく不安!」ということ。
web業界の流れは早いし、自分の体力は落ちてるし、毎日夜泣きもするから睡眠不足だし・・・。
そんな中、短い時間できちんと仕事がこなせるのか。そして、社内のメンバーが遅くまで働いているのに、自分だけ先に帰ることで、周りのメンバーへの負荷をかけ迷惑をかけてしまい申し訳ない気持ちと不安でいっぱいでした。
だけど、フルタイムに戻った場合、ガジェログの勤務時間は10時~19時。
フルタイムで19時まではきっと働けない。19時ぴったりには毎日退社できないし、帰宅するのが20時頃だとしても、そこから夕飯・お風呂・子供の勉強を見たり・・・なんて到底無理。
だから、今の会社で仕事を続けるなら、時短勤務をするという選択しかありませんでした。
3.時短勤務を始めてみて
時短勤務を始めて感じたことは、実は効率が上がるということです。
もちろん、遅い時間の会議などが難しく、また、帰宅後にお客様からの連絡が入って緊急対応してもらったり・・・と周りのメンバーに迷惑をかけてしまうこともあります。
ただ、時短勤務をする前に比べると、自分の中でのメリハリが付いたのかなと思います。
メリハリを付けないと、こなしていけないっていうのもありますが、1つ1つの作業にできるだけ集中して、効率化を意識して取り組むようにしています。
はじめに、時間を区切って仕事をしてみました。この仕事は20分集中して取り組む!と決めて、タイマーをかけて20分以内に終わらせるように意識して進めると、今までダラダラとゆっくり考えて倍以上の時間がかかってたものが、20分で終わらせようという意識働き、15分を過ぎた頃に焦りがやってきて、結果的にはタイマーをかけないで進めるよりも、早く終わるようになりました。
自分が行う作業に対して、実際にどれくらいかかっているのかを細かく意識したことはなかったので、仕事の仕方を見直す良い機会になりました。
無意識で行っていた時は、いろんなことで気持ちが散漫してしまい、ダラダラと仕事をしていたんだと思います。
4.メリット・デメリット
メリット
・ワークライフバランスが実現する!
・効率的に仕事がこなせるようになる!
やはり、ワークライフバランスが実現することです。
今は18時までには会社を出るようにしているので、帰宅後に夕食を作りって子どもたちと会話をしたり、勉強を見たりする時間も設けられています。心にもゆとりが持てるとおもいます。
また、出来るだけ仕事を持ち帰りたくないので、効率的に仕事をするようになりました。
デメリット
・給与が減る
・社員間のコミュニケーションへの課題
・時間に追われる
デメリットとしては、、給与が減るということ。働く時間が減っているので、今は仕方ないと考えていますが、、、ただ、家での時間も確保できているので、結果的には満足です。
課題としては、時間に追われてしまうので、作業をこなすだけになってしまいがちなこと。もっと社員間のコミュニケーションする時間を増やしていきたいです。
5.これから
時短勤務は、法律的には「小学校就学前」までです。
我が家には小学校2年生と中学2年生の子どもがいるので、昨年の4月に時短勤務が解除される予定でしたが、今もなお.、時短勤務をさせてもらっています。時短勤務を解除すると、終業時間が19時となり、帰宅後の家事や子育てとの両立が困難になることが目に見えていました・・・。。。
時短勤務解除後、仕事を続けることが難しいかもしれないと思っていたので、もう辞めてしまおうかと思ったり、17時終わりの会社などを探そうと思ったり、、、本当に悩みました。
今まで自分がやってきたことを生かして、ウェブディレクターで探すと、時間帯や自分の希望する条件で満足するところが見つからない。
自分のやってきたことを生かしながら働くとなると、なかなかマッチする会社は簡単には見つかりません。一から新しいことしてみるか?!毎日で精いっぱいなのに、そんな勇気も元気もありません。
実は結構長い期間悩んでいたので、モチベーションも上がったり下がったりして不安定。ちょうど面談の時期になり、思い切って事情を相談してみたら、上司から「時短勤務を延長すればどうだろう??」と提案をもらったのです。
相談する前は、きっと難しいだろうな、と諦めかけていましたが、すんなりとよいご提案をいただいて、ちょっと拍子抜けでした。
もっと早く相談すれば、無駄なもやもや期間が短くできたので、何事も速やかに相談することが大切ですね。
これから結婚や出産を控える女性社員が増え、また、ライフワークバランスが世間的にも呼びかけられる中、ガジェログでも働きやすい環境が整って、多くの女性社員が継続して働いていけるロールモデルになれればいいなと、ひそかにに思っています。
そのためにも、時短勤務だから・・・と言われないように気持ちを切り替えながら、日々努力していきたいと思います!
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