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無酸素運動と有酸素運動についての誤解!

無酸素運動とは瞬間的に強い力を出し、筋肉に貯めておいたグリコーゲン(糖質)が使われます。みなさんがよく言う筋トレがその代表ですが、筋肉が疲労しエネルギーが枯渇すれば一時的に持続が不可能になり、長時間の運動はできません。しかし筋肉を鍛えることで、筋肉を活性化、増量させることができます。日常的にも活動代謝の増加や血行促進などにより、ダイエット効果を得ることができます。

無酸素運動は体脂肪の消費に効果が少ないというイメージがありますが、無酸素運動によって消費される筋肉中のグリコーゲンが肝臓から補われ、さらにそれらの不足分を補うために体脂肪からも分解、合成されます。

有酸素運動にあまりこだわりすぎず、全身の代謝をあげてエネルギー消費量を増やすことを心がけていれば、肥満は解消です。

また、有酸素運動を20分以上続けなければ体脂肪は燃えないという理解がまだ一般的で脂肪細胞内の体脂肪を分解する酵素リパーゼは、体内温度が十分上がらなければ作用しないことなどがその理由。しかしこれも誤解で、例えば5分や10分ごとに休憩をとる形で運動を行っても、結果的に交換神経の働きによりリパーゼが活性化されるので、体脂肪諸費に十分に効果的であると言える。



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