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【エンタメ感想文】映画『ハケンアニメ!』

「ハケン」は覇権って意味だったのね……

小説『ハケンアニメ』はCLAMPさんのイラストの表紙でよく本屋さんで見かけていました。手には取っておらず、映画化が公表されるまで「ハケン」は派遣という意味だと思っていました(笑)
「ハケン」が覇権だということがわかって、作品の内容がアニメ業界の現場が描かれるということで、同じアニメ業界を描いていた面白かったアニメ『SHIROBAKO』を思い出し興味を持ったので観に行きました!

胸熱な展開の連続で魅入ってしまった!

要所要所で胸に刺さる熱いセリフに背筋が伸びます!
アニメ業界の現場が実際に劇中のようにストイックなものなのかわかりませんが、登場人物たちがそれぞれの仕事に向き合う姿は普段の自分の仕事への向き合い方を考えさせられました。
それに、スケジュールの進行管理や異なる職種間の橋渡しなどを業務にしているWebディレクターとして、主人公の斎藤瞳の仕事の大変さにはすごく共感できました。
この映画は「面白い」という感想で済ませてはいけないなと思いました。

2時間でまとまっていてすごい!

小説は読んでいないのですが、アニメ業界の苦労は本来2時間では語りきれないほど大変なはず!
TVドラマのように数話で語ってもいいくらいの作品だと思います。それを2時間でまとめる演出もすごいと思いました。
その演出がわかるシーンがいくつもあり、クリエイティブな表現方法の勉強にもなりました。

今後多方面で派生して欲しい作品

映画館で配布されたポストカード
サムネイル画像はこちらを使用しております。

もう一度観て心を揺さぶられるセリフを聴きたい。そして、この『ハケンアニメ』という作品はこれで終わって欲しくないとも思いました。
CLAMPさんの表紙なら、CLAMPさんのイラストでアニメ化もして欲しいですし、劇中のアニメ2作品を実際にアニメ化しても欲しいです。
この作品はまだまだ可能性を残していると思います。是非とも次の展開に期待したいです。


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