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【雑記】デザインとスキ・キライ。
こんにちは。寺浦(仮名)です。
デコンに値しないものは雑記として書き連ねることにしてみました。
今日は最近少し話題になったローソンのデザインについて少し感じたことを。
誰のためのデザイン?
今回、ユニバーサルデザインは全く関係ないです。
ローソンでPB商品のデザインが一新した時に物議を醸したのは記憶に新しいことと思います。
以下のDIAMOND Onlineの記事によると
ローソンの一連のデザインについて、「従来のパッケージにあったような大きな商品写真ではなく、優しい印象のフォントとともに中身や原材料などがそれとなくわかるような手描きのイラストをパターン状にあしらうことで、女性層でも手に取りやすい柔らかな表現を目指した」とnendoはホームページ上で解説している。
ということだ。
個人的には色使いなどは見やすくてよいと思う。果たしてこれをコンビニ商品に適用すべきだったかどうかは別として、だ(だってこれは成分無調整牛乳なのか低脂肪牛乳なのかとかぱっと見じゃわからないもんね‥)。
でもちょっと待って欲しい。
「女性層でも手に取りやすい柔らかな表現」って何?
これを好んだら”女性層”とでも…?
ダサピンク現象
数年前に言われた”ダサピンク”という言葉を知っていますか。
「ピンク=ダサイ」の意味ではない。「どうせ女性って、みんなピンクが好きなんでしょ?」との固定観念で作られた商品が、当の女性に、「ダサイ」と映りやすいことをいう。
今回のローソンの件はこれに近いなと思った。
今回は当の女性だけでなく、純粋に見分けがつきづらいということで生活者全般のほか、スタッフさんからも苦情が出たのだと思う。同じ商品だったら全部バーコードで読み取らずとも、レジキーで個数入力すればよくって。でもぱっと見同じ商品かと思ったら実は違ったとか(前述の牛乳の件とか)。そうすると在庫管理がどうだとか、
男性のためのデザインは?
男のためのデザインとなると急にパッケージは「黒」、ネーミングは「男の」「俺の」、といった調子だ。具体的なパッケージを挙げるのは控えたいが、ドラッグストアとかコンビニとか行くとよく目に入るはずだ。
言わずもがな違和感しか覚えない。「男はこうしないと買わないんだろう?」みたいなメッセージが見えてしまうのだ。
もうやめようよ「女性のための」「女性特有の」「オトコの」「俺の」
「女性のための」「女性特有の」「オトコの」「俺の」…もうこれを聞くとうんざりしてくる。いちいち性を確認させられているようだ。それも、強制的に。
もっとフラットにいこうよ。
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