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「春風亭一之輔チャンネル」が面白くて仕方がない個人的な理由3つ

YouTube「春風亭一之輔チャンネル」が面白くて仕方がありません。落語は言わずもがな。その取り組みが最高です。

このチャンネルは落語家の春風亭一之輔師匠が2020年4月21日(火)から10日間、上野鈴本演芸場でトリを飾る予定だった公演が中止となったため、高座に上がる予定の時刻に合わせて、落語生配信を行っているチャンネルです。落語に興味のある方もない方もぜひ聞いてほしい!(これから聞かれる方、一部ネタバレありますのでご注意ください)


①普通では出来ない連続公演をすべて聞ける

何が面白いってまず、落語家の独演会に毎日全部行くなんて、普通の務め人にはほとんど不可能。金銭的にも余裕がないといけません。一之輔師匠だったらそもそもチケットさえも取れないでしょう。毎日寄席に行くことも、よほど落語好きで、よほど時間に余裕がないとできません。それを家にいながら(外出自粛じゃなかったら移動時間)にライブで聞けるなんて贅沢です。


②アーカイブで見逃しても聞ける

2つ目は、演目がすべてアーカイブされているところ。前日ライブで聞き逃したってものも、後から好きな時に追いかけて聞ける。連続講演ならでは最新の時事ネタから前日の話を受けての枕など、連続だからこその楽しみ方ができます。10日連続公演に行くっということ事実上不可能な中、思ってもみない形で夢が叶いました。今回の配信中も、某落語家のアポなし訪問、某落語家とのネタかぶり、弟子の粗相などなど。連続公演、ライブ講演ならではハプニングがちらほら。


➂投げ銭により課金ができる(払わなくてもOKです)

そして、3つ目がYouTubeのSuper Chatという仕組みを使った投げ銭による課金。視聴者が金額を決めてお金を支払う仕組み。見ていると、何日分まとめて払う人、一律払う人、ネタの良し悪しで払う人、払い方は人それぞれですが、こういった取り組みで新たな落語の楽しみ方や落語文化の伝え方が出来上がったらいいなと思います。

※5月21日~の生配信第二幕の記事はこちら。合わせて読んでもらえたらうれしいです。


まくらが来りて笛を吹く 単行本 – 2021/1/20
春風亭 一之輔 (著)
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