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エジプト1週間 女ひとり旅 6日目

※これは2017年に他のところで書いたことのあるブログです。


6日目

ウィスキーと夜更かしのせいか、盛大な寝坊をかまします。

あぁやばいやばいと言いながらジミーに着信を入れますが、出ず。
とりあえずシャワーを浴びて身支度をしますが、何度電話を掛けても出そうにありません。

今日はギザの三大ピラミッドへ行ったのち、紅海のほとりにあるソフナというリゾート地へ向かいます。

鬼電の末、ジミーに繋がりますが、例によって何を言ってるかよく分かりません。
なんだか、まだ時間が掛かりそうみたいなことを言っている気がしました。

「フロントで友達を待ってもいい?」
と聞くと、スタッフが快諾してくれた上にジュースを持って来てくれました。

そこから実に1時間ジミーと連絡が取れず、
結局彼の車が到着したのが13時過ぎでした。
渋滞と、あと腹痛が原因で遅れたのだそうです。

腹痛ジミー

何度も電話してごめんなさいね。

そんなわけで、いざギザの三大ピラミッドへ。

日本産の車

日本車がたくさん走っています。
窓きったなw


しばらく渋滞を潜っていると…

車窓からピラミッdp

!!!!!!!

過呼吸になるレベルの興奮です。

ついにあのピラミッドへ行ける!


外国人だからか、駐車場に車を止めるジミーとは別ルートでゲートをくぐります。

ピラミッド!

チケットオフィスの隣にゲートがあります。

ふおおおお興奮を抑えきれない!!!!

それをくぐった後…
この旅で三本の指に入る悪党に会います。

1人のおっちゃんが気軽に声を掛けてきたのですが、早口過ぎて全く聞き取れません…

しかも
「駐車してる友達を待ってるんだけど」
「知ってる知ってる!彼を待ってる間にちょっとそこまで観光に行こうぜ!!チケットは??」
と、スタッフヅラをしてきます。

訳もわからずとりあえずジミーに電話しますが、ジミーが言ってることも分かりません笑

なんとかジミーと合流しますが、
気軽に話しかけてきたおっちゃんにあのままついて行くと、とりあえず金を取られるんだそうです。
私のチケットを持って、こっちだ!と急ぐおっちゃんの顔を思い浮かべると怒りが!込み上げてきます!!!
最低!!!

ちなみにギザのピラミッド周辺にはこんなのがたくさんいます。
ついていかないでください。

そんなわけでまずクフ王のピラミッドからです。

でかい石

上にいくにつれて石の大きさは小さくなりますが、一番下の石はだいたい私と同じくらいの大きさ。
一体どうやってこんなものを…

入りきらないピラミッド

クフ王

大きすぎてよくわからない写真になっていますね。

クフ王のピラミッドは午前と午後に1回ずつ販売される人数制限付きのチケットを購入すれば中に入れます。


ピラミッドは墓説もありますが、それを否定する説もたくさんあります。

ルクソールで会ったイトウさんは
「あれは墓じゃない」
と断言していました。

王家の谷にある墓と比べるとあまりに狭く、ミイラが一体も出ていないことからそう思うのだそうです。

狭さを実感する為にも入ってみたかったのですが…
またエジプトに戻ってくる理由になりそうです。

次に、スフィンクスとカフラー王のピラミッドを見る為に、ちょっと丘を下ります。

メンカウラー

遠くに見えるメンカウラー王のピラミッド。


ピラミッド周辺に馬とラクダがたくさんいます。
ラクダに乗る観光客は少なくありませんが、私はあまり興味がないのでスルーします。

あと、地球の歩き方に
「ラクダが岩肌で滑って転んで怪我をしました。それにも関わらず料金を請求されました。」
とありました。エジプトっぽいですね。

スフィンクス

スフィンクスとカフラー王のピラミッドです。

スフィンクスの右足の下に空間らしきものがあるという噂を聞きました。
エジプト全土の砂漠の下をX線に通してみたいですね。
信じられない量のミイラが出てきそうです。


ジミーにお願いして、メンカウラー王のピラミッドまで車で向かってもらいます。

何やら、メンカウラー王のピラミッド周辺は16時までしか入れないみたいで規制がかかり始めていましたが、ジミーが警備員に賄賂を渡して通過しました。笑

ここでやりたかったことが

早稲田とピラミッド

これです。

以前、先輩がこれをやっていて、
いつか私もエジプトに訪れたらやろう!と思っていました。

上は切れてるし、上手くいきませんでしたが、本当に良かったです。


と、そこへ、怒鳴りながら近寄ってくる2人組みのおじさんたちが…

ジミーが和解してくれましたが、
私が文字のあるタオルを広げて写真を撮っていたからか、広告がなんたらとかいう理由で文句をつけてきたらしいです。
私には分かりません。
彼らの言い掛かりの可能性もあります。


ピラミッドを堪能した後はソフナに向かいます。旅も終盤です。

その前にちょっとコシャリを。

コーラとコシャリ

ジミーとコシャリ

カメラを構えると顔を作るジミーwww

この人、ひたすら私に食べさせる癖(?)があるのですが、このコシャリも「食べなさい!」と言って自分のを半分くらい私の皿に盛るし、お腹いっぱいと言っているのに私にだけデザートをオーダーしました。

ヨーロッパに比べたらヘルシーだろうし、エジプト来たら痩せられると思ったのにな。

謎のデザート

コメで作られたスイーツです。何とも言えないお味でした。

さて、ここからジミーのヴィラがあるというソフナに向かいます。ソフナって、言われた時から何だよそれってずっと思っていましたが、

ソフナの場所

紅海に面したリゾート地なんだそうです。(矢印がいるところです)エジプト最後の夜。

アレクサンドリアを諦めた分、楽しみたいところです。何せ、一人で行くには大変そうな所へジミーが運転してくれるのですから、きっと貴重な経験になる…

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砂漠の中を、ひたすら2時間走ります。窓汚ないw

ジミーが「ここに置いていかれたらどうする?wwww」とか言ったり

速すぎ

200㎞/hで走ったりするもんですから時々神に祈りました。

買い出し

別荘には何もないらしいので途中で買い出しです。絶対こんなに食べません。

そしてようやく到着です。夜の8時くらいかな。

ジミーの別邸

別邸

ふむ。

一見きれいですが、別荘ということで普段は全く使用していない様子で少々埃っぽいです。というか、ルクソールでもこういう状況になりましたが、一つ屋根の下でよく知らない男性外国人と2人きりとか親が聞いたら泣きます。

私なら泣きます。

別荘に行こうと言われて車に乗せられてよくわからない土地に連れて行かれて他の国に売り飛ばされるなんてことが100%ないって、言いきれません。

女性の皆さん、一人旅はどうかお気を付けて(説得力の無さ)

それにしても

セレブのプール

リゾートとはいえ、この時期はまだ寒い…

シーズン中は最高なんでしょうけど、ヴィラの隣にあるプールも、汚ない水が溜まっているだけ。

美味しいジュース

ひたすら飲み食いして、この日は22時に就寝です。なんてことない、ラストナイトです。

テレビのスイッチが入らない部屋でひたすらジミーとお喋りしました。

あ、ベッド2台ある部屋が2つあったんですが、

「別々の部屋で寝ましょうね。おやすみ。」

と言い張って部屋に籠りましたよ。

明日は長時間かけて日本へ帰ります。

Wifiがなかったので日本の皆さんと一晩中不通に。。。

待っててねお母さん…

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