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SDGsへの向き合い方
僕は SDGs が好きではない。
もう少し深堀りすると,SDGs を掲げている企業が好きではない。
#企業のイメージを良くしようとしてるだけのところもチラホラ
今の時代はどこもかしこも SDGs。
学校教育も例外ではなく,SDGs を掲げた研究に数多くの学校が取り組んでいる。
Sustainable Development Goals「持続可能な開発目標」と聞けば,何となく良いことをしようとしているのは分かる。
それでは,なぜ僕が好きではないのか。
それは至ってシンプルで,「面白くないから」だ。
中学に入りたての生徒に「気候変動」について調べさせ,改善策を考える。
しかし,中学生が思いつくレベルのことは,とっくに優秀な人たちが思いついている。
それでは,なぜ実践できていないのか。
その答えもシンプルで,「持続不可能だから」だ。
いわゆる「調べ学習」の域を出ないものを研究とは呼ばない。
しかし,生徒も「気候変動」にさほど興味がないので,調べ学習レベルで終わってしまう。
さて,文句ばかりでは「なにこいつ」状態なので,ひとつ提案しようと思う。
SDGs を利用するのはとても良い。
世界が関心のあることなので,発信もしやすい。
しかし,入り口が1つというところに問題がある。
みんながみんな「気候変動」に興味があるわけではない。
(もちろん「ウェディングケーキモデル」なども知っての上で)
それなら,調べてみたいこと,やってみたいことに全振りしてしまった方が面白い。
つまり入り口が生徒の数だけあるということ。
そして,途中で協力し合えることがあればすればいい。
最初から勝手にグループ分けされても結構迷惑だと思う。
#僕はそう思う
#あくまでも個人的見解
最終的に個人研究の行き着いた先が SDGsフレームワークのどの部分に当たるのか。
これが大切。
SDGs から始めるのではなく,自分の研究が SDGs のどの部分に関係するのか。
そうすれば,自分の研究が社会の役に立つ可能性が出てくる。
さらに研究が面白くなる。
自分が好きで始めたことで,誰かを助けることができる。
最高じゃないか。
𠮷水
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