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出会い、別れ、笑顔、涙


今年もまた、この季節が来てしまった。
気持ちとは裏腹に、いつ見ても、桜は綺麗に目に映る。
少し、寂しい気もするし、ワクワクとした、前向きな気持ちにもさせてくれる。


春に付きものなのが、出会いと別れ。
月並みだが、誰しもそうであろう。

例に漏れず、私もそうである。
そして、この春も。



この度、新しく原動機付き自転車を購入しました。

前の相棒に別れを告げ、新しい家族を迎え入れることとなりました。


悲しくも、少しワクワクしている。
なにせ当方、変化することに少々億劫な性分で、こういったこともズルズル引き伸ばしたりしてしまう。


とまあ、かっこよく言っているが、あれだ、前のバイクが完全に寿命になっちまったのだ。


あいつとの出会いは10年前。
高校を卒業して社会人1年目。

とあることで、当時乗ってた原付を買い替えることになり、どうしようか迷っているうちに、結局は車を買うことになった。

ただ、そのことを相談していた友達のお父さんから後日、「ボロくて安いやつならあるよ」と言われ、まあほとんど乗らないけど持ってるだけでいいかということで、だいぶ古い型の原付を3万円で購入。


それからやはりほとんど乗らずに約4〜5年ほどが経ち、章節はNSC編へ…




仕事を辞めてNSCに入り、もっぱら移動手段は原付に。

もうね、めちゃくちゃ便利。原動機が付いてるだけの自転車なのに、こんなに便利だったとは。
高校生の頃には気づかなかった。
まじ最高の乗り物。
好きな乗り物は原付で、嫌いな乗り物は体重計です。


その最高の乗り物、徐々にガタがきていた。
エンジンが止まったり電気系統が切れたり、その都度修理していたのだが、ここ1年はどうも様子がおかしかった。

そしてもう、いよいよ決断した。

お別れしよう、と。


そして、この街に住んで度々お世話になっている、近所のバイク屋さんへ。

なんやかんや色々値引きしてもらったりサービスしてもらったりして、割とキレイめな、年数はそこそこだが全然キロ数走ってない中古のバイクを購入。

104000円。


こりゃ痛手。

だがまあ仕方ない。
そして文句言えない。


だって前の相棒は、10年前(その頃から中古)の物で、しかもたった3万円で今日まで生きてくれたんやから。
バイク屋さんにも言われたけど、最後は本当に愛着だけでもってたんやと思う。やっぱそういうのあるんやろか。

次の相棒も信じて乗らないと。
大事にしてあげないと。

前の持ち主は女の子だったらしい、大事に乗ってたんやって、それも受け継がないと。


そうだ、名前でもつけてあげるか。

なんにしようかな…
車は「ねこバス」って名前やから…そうやな…


よし、決めた。
ファーストインプレッション。


ふじ子。


ふじ子、これからよろしくね。



ps.
それに伴い、めちゃくちゃ急な出費があり、今も半泣きでこの文章を打っております。
確か今年は、ねこバスの車検もあるはず。金が…

どうすりゃいいのさ。

バイトももちろん頑張りますが、仕事も増えるように頑張らないと。

そんな折に新年度。

心機一転、張り切っていきます。

全然仕事ください、営業ください。

ふじ子、なるべく低燃費であってくれ、頼む。

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